変わり餃子大会

もうすでにバックナンバーになってしまっていますが、「今日の料理ビギナーズ」の9月号は餃子の特集です。ここでいくつかの変わり餃子が紹介されていて、面白そうなのでそのレシピを参考にいくつか変わり餃子を作って楽しんでみました。

今回作ってみたのは以下の9種類です。

  1. 炒り卵納豆
  2. レンコン
  3. もやし
  4. トマトベーコン
  5. ツナシイタケ
  6. カレー
  7. チンゲンサイとチクワ
  8. 味噌
  9. ツナクリーム

炒り卵納豆

炒り卵と納豆とネギのみじん切りを混ぜて、塩・コショウで味付けました。うーん、圧倒的に納豆。卵入ってるとか関係ありません。ちょっと主張が強すぎます。ひき割り納豆にして、豆腐とまぜて種にするぐらいがよかったかも

レンコン

鶏ひき肉にすりおろしたレンコンと刻んだレンコンを入れます。しゃくしゃくした食感がステキです。おいしい。

もやし

こちらは豚ひき肉。ひげ根を取ったもやしを入れます。こっちは食感よりジューシーに仕上がるのが魅力かも。正統派な味です。

トマトベーコン

トマト、たまねぎ、ベーコン、パセリを刻んで、粉チーズを入れます。思わず笑っちゃいますが、これは餃子じゃなくてパスタ。でも、おいしい。これは応用が効きそうだなあ。

ツナシイタケ

鶏ひき肉とツナをまぜて刻んだしいたけを入れました。雑誌ではしいたけではなく長いもでした。和風な味に仕上がっておいしいです。

カレー

ゆでたジャガイモと豚挽き肉を混ぜて、カレー粉をたっぷり。これも国境を越えました。これは餃子じゃなくて、サモサです。インパクト十分で、かつ、味にハズレなし。

チンゲンサイとチクワ

雑誌ではほうれん草と油揚げだったんですが、チンゲンサイとチクワに変更。要は、おひたしを包んでるようなもんですな。あっさりのおひたしが炭水化物と合体して、しっかりしたおかずになりました。これ、ゆでたら普通に和食のおかずだ。おいしいです。

味噌

しょうゆの代わりに味噌で味をつけたバージョンを作ってみました。違和感がなさすぎて、言われないとわかりません。おいしいけど、ある意味失敗。

ツナクリーム

ツナとマスカルポーネとオリーブオイル、みじん切りにしたニンニクを混ぜました。が、これは国境は越えず。しっかりと餃子のままでした。味はOK

今年の忘年会はこんな感じで餃子大会にしようかな


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いちばんやさしいフランス料理

半ば趣味化している料理ですが、結婚して1年半、日常作るものはある程度不自由なく作れるようになりました。となると、日常作らないようなモノを作ってみたいわけで・・・こんな本を買ってきました。

フランス料理の本の中でも一番簡単そうなのを。なんてったって、表紙にそう書いてあるんですから、間違いはありますまい。問題は食べ慣れてないものは、完成した料理の味があってるんだか間違っているんだかよくわからないことですな。

というわけで、週末にMilueの友人が遊びにくるということで、この本の中からいくつか振る舞ってみることに。実験台になった皆様、ご愁傷様でした。

この本、Amazonのなか見!検索に対応しているので、目次は読めちゃいます。

今回は以下を作成

  • 野菜のゼリー寄せ
  • 豚肉、鶏肉、牛肉と秋の木の実マロン
  • キッシュ・ロレーヌ
  • じゃがいものヴィシソワーズ

ほとんどはMilueが(見た目で)選んだんですが、どれもたいして難しい料理ではありません。が、間違いなくめんどくさい料理でした。では、ひとつずつ作ってみた感想を。

野菜のゼリー寄せは、湯むきしたトマトを搾って漉したトマト果汁をゼラチンで固めて、中に茹でた野菜を入れたそれだけの料理です。味付けは塩、胡椒とレモン汁だけなので、まあ、難しくはないね。

この料理のポイントは、「トマトの果汁は実は透明だった!」という点かと(笑)。たしか、Wiiの間の動画で見てしってはいたんだけど、実際にやってみると新鮮な驚きが。トマトが赤いのはトマト細胞が赤いだけで、汁自体は赤くないんですよ。つまり、果汁に赤い色素は含まれてないんですよ。

そんな感じで味つけは簡単で失敗もないんですけど、とにかくトマトを漉すのがめんどくさい。本には布にくるんでざるの上において一晩おいておけって書いてあります。でも、適当な布がないので、ざるの上にコーヒーのフィルターをのっけてその上に置いて一晩放置してみました。おちょこ一杯分ぐらいしか漉せてなかったよ・・・orz。結論。絞らないと無理です。ちょっとずつフィルターに入れては絞り、入れては絞り・・・めんどくせー。でも、出来上がりはすごく綺麗です。味は、ちゃんとトマトの味です。ただ絞った汁に塩・胡椒でちゃんと美味しいんだから、トマトって偉大。湯むきするときのトマトの香りも、すごくいいですよね。

豚肉、鶏肉、牛肉と秋の木の実マロンは、なんのこっちゃわからない料理名ですが、要するにテリーヌです。でも、要するにと言われても食べたことないよ、テリーヌ・・・。いや、なくはないんだろうけど、全然記憶にのこってませんよ。ミートローフとは違うの?

作り方ですが、切り刻んだ肉を一晩ワインとコニャック・・・がなかったのでブランデーに漬け、ミンチにし、塩胡椒と生クリームとパン粉を混ぜで型に入れ、オーブンで湯煎すればOK。やっぱ下ごしらえが大変で、めんどくさいです。なんとなくやってることから考えて、ナツメグいれてフライパンで焼いたら、これはハンバーグなんじゃないかという疑問も浮かびます。ハンバーグには鶏肉はいれませんけど。メニューには豚、牛の肩ロースと、鶏モモを使えと書いてありますが、鶏モモはハンドミキサーでミンチにしても、筋など繊維質のものが残って舌に触るので、ひょっとしたらミンチを買ってきた方が良かったかもしれません。

挽肉料理は途中で味見ができないので不安な気持ちのまま、型に詰めて150℃のオーブンへ。45分と本にはあったんですが、45分で取り出して齧ってみたら、大変に気持ち悪い味でした。うわ、失敗と思ったんですが、Milueに「単に生焼けなんじゃないの?」と言われたので、追加で40分加熱してみたところ、なんとか食えるものに。時間かかりすぎですよ!そして、最終的に出来たものの味はなんだか塩抜きした魚肉ソーセージみたいな味でした。失敗!・・・というか、これが正しい出来上がりなら、私はテリーヌが嫌いです(笑)。

次にキッシュ。タルト生地の上に卵焼きをつくるような料理です。じゃあ、卵焼きでいいじゃないかという気もしますが、さくさくとしたタルト生地はそれだけ齧りたいぐらい好きなのでよし。生地さえ失敗しなければ約束された味です。で、前日に生地は作っておかなければいけないので、これもめんどくさい(笑)。ただ、タルト生地はバターと小麦粉と卵を合わせただけで、発酵させたり膨らませたりとかはないので難しくはないです。分量も適当でなんとかなりますし。でも、タルト生地を空焼きして、上に卵液を入れてまた焼いてとやっぱりめんどくさいことは請け合います。

最後にヴィシソワーズ。茹でたジャガイモを潰して、牛乳と生クリームで溶いて、ヨーグルトを加えたら出来上がり。これは簡単です・・・が、冷やして提供しないといけないので前の日から作っておく必要があります。

というわけで、とにかくどれもこれも「食べたい!」と思ったときに作っても食べられるのは次の日になっちゃうものばかり。なるほど、フランス料理はお店で食べるのがいいかもしれません。でも、別にすごく難しいというわけではなかったので、他の料理にも挑戦してみたいと思います。

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LIFE2 何でもない日、おめでとう!のごはん。

ほぼ日の大好きな連載の書籍化第2弾。もちろん第1弾の買いました。

結婚して以来、すっかりと料理が趣味のようになってしまいました。いろいろと料理の本を見たり、cookpadを見たりしながら作ってますけど、この飯島レシピはやっぱりステキで、鶏の唐揚げもしょうが焼も肉じゃがも、この本のレシピが一番美味しいんですよね。今回の本をざっと見た中で目についたのはポテトサラダ。大好きで良く作りますけど、じゃがいもは茹でて潰してます。飯島レシピでは蒸すって書いてある!これやってみなきゃ。

あと、単行本にはメニューにまつわる短いエッセイが数本入っているのですが、今回は西川美和さんの文章が本当に素敵でした。こんな文章が書けたら格好いいですよねー。それを読むためにでも是非、手に取ってみてください。


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醤油を買った

結婚して料理を作ることが増えました。基本的にキッチンは私が使いやすいようにカスタマイズされていってます。

そして、関西人としてどうしても譲れないのが醤油。どうしても薄口醤油が必要です。味にすごくコダワリがあるというワケでもないんですが、色が濃いだけで美味しそうに思えないし、色を見て味付けをすると大幅に味が狂うのです。特に煮物はね・・・。以前、濃口しょうゆで炊き込みご飯を作ったら凄い色になってショックでした。全部オコゲかと思った。

たぶん、ここでコダワリのある人ならば数種類の醤油を場合によって使い分けたりするんでしょうが、私は結局、刺身も煮付けも薄口醤油で食べちゃいます。そういう家に育ったんだからしょうがあんめぇ(笑)

ところが、近所のスーパーでは薄口醤油はキッコーマンしか手に入りません。いや、キッコーマンでもいいんですけど、関西人にとって醤油と言えばヒガシマルですよね。味違うんかいと言われれば・・・舐めたら違いますけど、料理になったら判らんね(笑)

というわけで、楽天で検索。一升購入だ!610円。送料が500円(笑)。なんかちょっと悲しいけど、まあ、しょうがないです。新宿の伊勢丹の地下で売ってるのは知ってるんですけど、電車賃もそのぐらいしますし。

ちなみに、薄口醤油は空気にさらすとどんどん色が濃くなって、悪くなってしまうので、たぶん一升は使い切れないと思います。どっとはらい

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ひじきとししとうのスパゲッティ

Hjk

ハワイからの帰りの飛行機の前方スクリーンでひじきの番組をやってまして、その番組の中で日本料理のご主人が創作料理として紹介していたのが、このひじきとししとうのスパゲッティ

(6/23追記:この時観ていた番組は「食彩の王国 」であったことが判明)

いや、正直どうなの?と思いますが、その番組の中では美味しそうだったんです。特に詳しいレシピが説明されたわけでもなくごま油で炒めてパスタをからめるだけでした。

そんなわけで作ってみました。

  1. ひじきを戻す。あえて切らないままにした
  2. スパゲッティを茹でる
  3. フライパンにたっぷりのごま油をひき、ひじきを炒める
  4. ひじきを寄せて、あいたところでへたをとったししとうをしっかり焼く
  5. 塩をして、香りつけだけのためのちょっぴりの醤油とラー油を入れる
  6. 味を見ながらスパゲッティのゆで汁で塩加減を調整する。
  7. ゆであがったスパゲッティをからめて出来上がり

見た目は・・・この写真よりはだいぶ美味しそうでした。

食べてみると、これが意外に美味しい。ひじきの磯の香りとスパゲッティがよく合います。ししとうは、オイルパスタに入っていそうで歯ごたえのあるものなら何でも良いかも。ただ、緑と黒の色合いも悪くないですね。今回はパスタに合わせて茎ひじきを使ったんですが、細かいひじきをよく絡めて食べても美味しいと思います。

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