機動警察パトレイバー EZY File1
なんか作っているという噂は知っていましたが、中身をなーんも知らないでいたら、File2のBD予約開始のお知らせを見かけ・・・File2?。じゃあ、1は・・・というと、なんと今週公開なのでした。テレビシリーズのフォーマットで作られて、劇場公開して劇場でディスクも売っているというバンダイお得意の「ユニコーン方式」のようなので、そんなに長い期間上映もしてないだろうということで、さっさと観に行ってきました。上映してる劇場がそんなに多くなくて、いつもの錦糸町でも日本橋でもなく、豊洲です。豊洲、行くの面倒くさいんですよね。歩いて1時間ちょっとなのに、電車で行くと乗り換え2回で45分ぐらいかかるんですよ。
そんなわけで予告編を観たぐらいのほぼ事前情報なしで観てきました。とってもパトレイバーでした。テレビフォーマットなのも、冒頭のナレーションも、とても。なんなら3話ともレイバーが大活躍するのが意外なぐらいね(笑)
というわけで、以下はネタバレで感想を書きます。いまさらパトレイバーのネタバレで怒る人はいないと思いますが・・・・
1話の商店街の会長さんは、キャラがすごくゆうきまさみ先生の絵柄で、アニメーターさんすごいなと思っていたら、ゆうき先生が原画にクレジットされているというね(笑)。お話もなんとなくゆうき先生っぽい・・・というか、犯人側にまったく押井さんの香りがしない。まあ、関わってないんで当然なんですけど、押井さんが関わらない2課の日常っぽい話ってすごく久しぶりな感じがするので、ゆったりみてられるなあと。まあ、レイバーが暴走するあたりはP1のBABELのシーンのオマージュがあったりするんですが。
今回の3話まででは、第1小隊の隊長と2課の課長さんは出てくるんですが、なんか微妙な関係・・・?そして、第2小隊のイングラムが30年以上前の機体の近代化改修でポンコツ扱いされているのは出てきますが、第1小隊の新型機は出てきません。実はパンフレットには載ってるんですが、あえて見せてないのはわざとなんですよね?というわけで、この辺りは後で語られそうです。
1話がP1のオマージュっぽかったのに対し、2話はアレですね。テレビ版の「CLATよ永遠に」みたいな奴ってことですね。なんか、途中からエヴァになってましたよ?1号機が覚醒してましたけど(笑)、各キャラがどんな趣味なのかってのが微妙に出てるのがいいですね。しかし、ここでも零式、3話はヘルダイバー、と新しいデザインのレイバー出す気がないんすね。ま、これはたぶん意図的だと思うので、なんか理由があるんでしょう。しかし、この形式をやっていいんならなんだって出来ちゃうんですが、新シリーズの2話目でこれをやっちゃうのがなんかパトレイバーって感じだよねぇ。
そして、3話。絵コンテ樋口真嗣(笑)。これも「原画 ゆうきまさみ」に続いてエンドロールを観て思わず笑ってしまいました。いや、怪獣映画は得意じゃないんで元ネタがほとんどわからないのが残念なんですけど、たぶんいろいろ仕込んであるんですよね。で、映画自体は戦国自衛隊っぽくて、戦車じゃなくてヘルダイバーを持って過去(なのか、異世界なのか・・・)に行くと。映画の撮影の警備をするっていうのは漫画版に出てくるんですが、今回の「櫓壊しにいきますね」のADさんはあの事件の犯人がモチーフですよね?知っている人はにやりとするという。
ま、古参がにやりとする場面というと、進士と太田のコンビ復活ですよね。しかし、2人が初代隊員であることを佐伯隊長が知っているのは何故なのか・・・若いときに2課に絡んでいたりするのか・・・?あと、不遇な脚本家の話はすごく筆がノっていそうでいいですね(笑)
あと、十和がファンの俳優さんを救出して、ハート振りまいてパトランプつけて、うっふーんなあたりがよかった。これはなんかパトレイバーっぽくないけど、バカでいいよね。そして、こういう下品な役はすみぺにぴったり。役柄のNGが少ない女優!(笑)
そんな感じで、樋口さんだけじゃなく、河森さんが車のデザインで関わっていたり、佐山さんがUIデザインで関わっていたり、その辺総動員なんですが押井さんが関わっていなくてとっても見やすい。いや、テレビ版の思い出に残っている話ってやっぱり「特車2課、壊滅す」だったり「地下迷宮物件」だったりするんで、押井さん脚本の話は大好きなんですが、まあ、ボトムズ作ってるしね。そっちを頑張っていただいて(笑)。
とはいえ、押井さんがまったく関わっていないで「ヘッドギア」の名義もなんですよねぇ・・・どっかの看板に押井さんが指定した犬の絵でも描いて「監修」ってクレジットしとくとかやってんじゃないの?と思っていたら、エンドロールの最後に押井さんは出てきちゃうと。その肩書きに
「予告編承諾」
って書いてあって、マジで吹き出しました。なんじゃそりゃ・・・と思ったら、この取っている映画がいつのまにか「ケルベロス」になってて、芳忠さん演じる第1小隊の隊長が「なんじゃこりゃ」ってみんなの代わりに言ってくれると。押井さんをクレジットするだけのためにこのギャグを入れてるのがホント面白くて、なんかこう、仲がいいんだか、悪いんだか(笑)。まあ、粋な遊びではあるね。わざと押井さんに「やっていい?」って聞きに行ったんだろうね。おもろ。
てな感じで大満足だったんだけど、これはもうBD買ってもいいレベルだし、2巻のBDにはサントラCDが付くのでどっちにしろ買うしかないわけで、逆にFile2は劇場に観に行くかわかんないな。別に大画面で観なくてもいいよな、これは(笑)


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