Scansnapを買い換えた

数えて4台目のScansnapかな? Scansnap iX1400を買いました。

約5年使ったiX500は名機でした。紙をジャムることはほぼ無くなったし、2枚重なって読み込んだ場合もほぼ100%検知してくれました。昔は読取りにかける前にページ数を数えておいて、正しいページ数を読み取れたかチェックしてましたが、そんな必要は全くなくなりました。有り難い。

iX500の後継としては、iX1500が出ましたが、業務のペーパーレス化のための機能追加中心であまりそそりませんでした。読み取ったものをクラウドにあげたり、PCと離れた位置に置いてみんなで使えるように無線化されたり。いや、本の自炊しかしないからなあ。

そして、そういう声がPFUさんに届いたのでしょう。今年でたScansnapの新型はiX1500の後継としてのiX1600と、そこからiX1500で加わった自炊に関係ないフィーチャーを除いたiX1400の2機種でした。iX1400は安いし、物理ボタン付いててナイスだぜ。

iX1500になった時点でiX500から若干の読取り速度向上(A4 25枚/分 -> 30枚/分)はあったのですが、iX1600/1400は40枚/分に向上しているので、iX500からみると倍近く速くなってます。これは乗り換えるに十分な魅力!実際使ってみると、もう、明らかに速い。人間は贅沢なので、あっさりと慣れちゃいますが、大量の本やマンガをスキャンするんで本当に有り難い。

それ以外は、ホントに変わらない。なんせ、Scansnap Managerを久しぶりにバージョンアップして(最新版はiX500にも対応してる)、iX500からUSBケーブルとACアダプターを引っこ抜いて、それをそのままiX1400に挿すだけ。新しいACアダプターを袋から出していないというw

クラウド対応やらがあって、iX500時代のScansnap Organizerは引退。Scansnap Homeに置き換わったんですが、別に使わなくてもよくて、最新のScansnap Managerは単に読み取ったPDFを特定のディレクトリに置いておくだけってことが出来るようになってます。なので、バンバン読むだけになりました。PDFファイルの修正は今まで通りAcrobat9でやるし。PFUさんが頑張って開発したものを何にも使ってないのは気が引けるけど、まあ、これで良し。というわけで、またガンガン酷使していきたいと思います。

 

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ケータイをiPhoneに戻した

去年の6月に、ケータイをiPhoneからAndroidに機種変しました

iPhoneからAndroidに機種変した

会社からiPhoneが支給されたので、2台持っててもしかたないかなーと思ったんです。

で、Galaxy S10を1年使い続けました。良い端末でした。全然不満ない。側面まで曲面で回り込むディスプレイはカッコイイし、発色も綺麗だし。

ただし、AirPods ProとApple Watchは引き続きiPhoneで使い続けました。ということは、出かけるときにはiPhoneとAndroidを両方持って出ることに。これが、実に面倒くさい・・・。

ここで、「AndroidはAndroidでここが良いから、2台を使い分けるのが最高だよね」ってなれば良かったんですけど、不満もないけど、別にAndroidじゃないといけない理由もなく。2年使って、次の機種変はまたiPhoneに戻しますかねーと。

ところが、運悪くGalaxyのバッテリーが膨らんで後ろのパネルが持ち上がってきちゃいました。こらいかん。電池交換かなーと思ったんですけど、このタイミングでiPhoneに戻すことにしました。

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というわけで、iPhone12に機種変しました。新色のブルーです。iPhone8+以来のiPhoneだから3年ぶり。サイズ的にもほとんど変わらないんで、なんの目新しさもないけどこれで持ち歩く端末が1つに減ったのは良かった。なんだかなー。

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結局、新しいMacを買った

9月の連休直前ぐらいに、ついにMacbookが不安定な動きをしだしました。熱暴走かもしれないんですが、この子は一度そんな感じになって電源を強制遮断したら立ち上がらなくなってディスクを初期化したことがあります。今、そうなると代替機がないので仕事になりません。そもそも、バッテリー交換も郵送で行うとしたらその間どうするのかという問題が。

しゃーねぇ。新しいの買っとくか。

というわけで、Macbook Pro13の高い方を吊るしのスペックで買いました。

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ちなみに、Macbook12はこうだった。2018年の6月に買ってます。2年か・・・ちょっと早いな。

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Macbook12はこのあとモデルチェンジされなかったので、最終モデル。しかもスペックはモリモリなので、大事に使ってあげたいなと思います。電池を修理して、持ち運び用として使おう。夏場にはアチアチになって処理速度ががっくり落ちることがあるけど、それ以外は何にも不満のない良いマシンでした。あー、オンライン勉強会の動画を作るのにはちょっと辛かったかな。でも、出来ないってことはなかったし。何より1kg切るMacは貴重だよね。Apple SiliconモデルもたぶんMacbook Airででて、12インチじゃないんだろうし。

試しに「たぶん、でないんですよねー?」ってコデニシメルマガにお便りを送ったら、西田宗千佳さんに「いや、可能性はけっこうあると思うよ」とメルマガに書かれてしまい、がびーん(笑)。まあ、いいんですけど。

 

 

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Macbook12 のバッテリーがへたってきてるみたい

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すっかり出勤しなくなったんでまったく困ってはないんですが、2018/06に買ったMacbook 12inchのバッテリーがへたりました。システム環境設定画面に、なんか出てます。

こんな世の中なのでほぼクラムシェルモードでずっと使っているんですが、ファンレスの軽量ノートPCを冷却台に乗せて50インチのモニターとHHKに繋いで使っているのはどう考えても正しくない。Mac miniのCPUがアップデートされたらすぐにでも買うんですけど、年末に出るかね?

それはそれとして、私のMacbook12は最終モデルで軽くてバタフライキーボードにもまったく問題は出ない最高のやつなんで、できるうちにバッテリーを交換して長く使ってやりたいところ。交換、2万円かー。うーん、ジーニアス、いくかなあ・・・。

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勉強している

新型コロナウイルスのせいばかりではないんだけども、4月5月はほとんど仕事がありませんでした。

まあ、これはウチの会社がっていうのではなく、私がってことです。たまたま長期のプロジェクトを終えたばかりで、その次にアサイン予定のプロジェクトが延びたり、始まりそうで始まらなかったりということがコロナのせいで起こったというだけ。普通にプロジェクトにアサインされている人は、普通に働いてます。

そんな中、去年から部門の勉強会のとりまとめみたいなことをやっていたので、「ヒマだから」と2本とりまとめて、1本参加して、週3回勉強会をやってます。んとね、おかげで普通に忙しい(笑)。入社して以来、そんなに真面目にがっちり勉強する機会はなかったんで、なんだかすごく賢くなった感じです。

まず、「データ指向アプリケーションデザイン」という去年邦訳が出た本の読書会。ノートを取りながら毎週1章ずつがっちり読んでます。クラウドやNoSQLが前提になった世界を前提にした、分散システムの解説書。これはめちゃめちゃ良い本ですけど、1人でさっと読んだんではたぶん挫折しただろうなと。レプリケーションやトランザクション、合意のあたりとか、いかに自分の理解がいい加減だったかを痛感してます。

 次に、「マイクロシステムパターン」の読書会。上の本と合わせて読むと、マイクロサービスが何を捨ててメリットを取ろうとしているのかがよく理解できます。うん、マイクロサービス大変だ。こっちはがっちり読み込んでるわけではないのですが、とりあえず、言葉は通じるぐらいには理解できてきたかな・・・。

3つめの会は、ケント・ベックの「テスト駆動開発」の第1部の写経の会。メンバーには普通にJava/JUnitで写経してもらっているんだけど、私はJavaでやってもつまらないので、Rustでやってます。普通のOOP言語とRustの違いを認識するのに非常に役に立った。いや、別にRustを仕事で使うってわけじゃないんですけども。

印象的だったのは、2つの似たクラスを汎用化して表現するのに、JavaだとInterfaceを使い、それに相当するものはRustではTraitを使う・・・と言ってしまいがちだけど、そこには結構な思想の違いがあるということ。Interfaceに宣言されたメソッドを実装クラスで実装したとして、どの実装クラスのメソッドが呼ばれるかはJavaは実行時に決まる一方、Rustはできる限り静的に解決したいわけ。この辺りの考え方の違いがコードに出てくる辺りが面白くて、とても楽しみました。あと、第1部は一通り読んではいたんだけど、実際に写経してみると結構違うことを感じるのも楽しかったです。

で、そのためもあって、オライリーのRustの本もなんだかんだで1/3ぐらいは読みました。Rust Bookのおおよそは2年前の勉強会で読んではいたんだけど、その上でこの本をじっくり読んで、だいぶRustに親しんできた感じはあります。ポインターが連鎖してくると、ライフタイムで頭が大混乱するけども。

というわけで、今年になってからこんだけ勉強しているわけで、なんだかすげぇ賢くなった様な気がします。気のせいかもだし、大学院時代のボスには「勉強は楽しすぎるから気をつけろ」とよく言われたものですが(その当時は勉強は勉強でイヤだったですよ。学生なんてそんなもんでしょ)、たまにはこうやってがっちり勉強する機会があるというのも、人生において良いモノですね。

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iPhoneからAndroidに機種変した

2019年にもなって、会社からiPhone7が配られました。

今はiPhone8+を使っていて、今年で2年だからこの9月は新しくしようかなーと考えていたタイミングにまさかのiPhone7。心躍りません。でも、久しぶりに小さいサイズのiPhoneを触ると、これはこれでしっくりくる。胸ポケットに入れられるし。

iPhone7とiPhone8の2台持ちっていうのも芸がないし、今年の9月にびっくりするようなiPhoneが出る感じもしません。じゃあ、自分のケータイはAndroidに機種変しちゃおうかな。Androidはほとんど使ったことがないのもこの業界にいる身としてどうだろうと思いますし。

というわけで、楽しい検討タイム!

せっかくだから最新のハイエンドのandroid端末を触ってみたいということで、この夏の選択肢は3つ

  • 本家pixel 3/3a
  • 老舗Xperia 1
  • 元祖Galaxy S10/S10+

ほぼ初めてのandroidということでクセがないのがよろしかろうと思い、最初はpixelにしようと思ってました。auでは取り扱いがないんですけど、普通に買ってauのSIMを乗せることもできるみたいだし。3aはかなり値段的にもお得だし、いいかなと。

ところが、pixel 3aにはワイヤレス充電がないんすわー。まじかー。2年にわたるiPhone8のワイヤレス充電生活に慣れきったので、今更ケーブルに繋いで充電するのないわー。いや、iPhone7は毎日ケーブルにつないでるんだけども(笑)、じゃあこの充電スタンドはどうすんのよと。そう思って確認したらXperia 1もワイヤレス充電できないでやんの。なんだよー、格好いいのに。シネマトグラフとかまったく必要ないけども、格好いいのに。

というわけで、Galaxy S10にしました。auさんに乗り込んでサクッと機種変更してきました。

とはいえ、Androidへ移行できないものもあります。Apple WatchとApple Music、そしてAir Podsです。

仕方ないので、Apple Watchは社用iPhone7へペアリングしなおし。無記名Suicaにチャージしてあるので使い切らないとペアリングを外せない(外すとお金が消える)のが面倒です。Apple MusicもAndroidではどうにもならないです。ストリーミングを聞くだけなら選択肢はあるけど、iTune Matchでクラウドにある自分の買ったCDはどうもならんからね。そして、Air Pods。iPadとMacbookも持ち歩いていると、Air Podsはえらく便利なんですよ。というわけで、Apple Watchで使いたかったり、通知を飛ばしたかったりするアプリ、そしてMusicとpodcastは社用iPhoneを使い、動画やゲーム、書籍関係はS10に移行するということになりました。会社ケータイを持ち歩く必要がなかった時にも持ち歩くことになっちゃってちょっち面倒なんだけども、まあ、仕方ないかな。

ちなみに、Galaxyで音声を聞くのは最近買ったBoseのQC30を使ってます。最近、会社の作業スペースがうるさいときに集中するために買いました。いやー、10年前はヘッドホンしながらカジュアルで事業所内で仕事してるなんて想像もしてなかったなあ。

というわけで、まださっぱり慣れないし、Androidっぽい機能とかもあんまり触れてないんですけど、久しぶりの新しいおもちゃを楽しみます。

 

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あろうことかMacbook 12inchがアチアチなのでKickflipを買った

こないだ起動しなくなって初期化なさいました我が愛機、Mackbook 12inchさん。どうも、アチアチです。

トラブルの前辺りから熱くなってパフォーマンスダウンの警告がちょいちょい出たりしてたんです。なんか変なもの入ったのかなー、去年の夏は特に何も問題なかったんだけどなあ・・・なぞと思っていました。が、ディスクきれいさっぱり初期化された後も、まだちょいちょい警告が出ます。

まー、確かに熱い。キーボード表面はほんのりって感じですけど、底面はアッチアチです。でも、使っているうちに熱を持ちやすくなることなんてあるんですかね。BTOでi7にしているとはいえ、実体はCore MのしょっぱいCPUなわけで、トロいけど熱くならないのがウリなんじゃないのかよと。トロい上に熱くなってさらにトロくなる(かな漢が追従しなくなるぐらい遅くなります)なんてヒドいじゃないのよ・・・と愚痴っている今日この頃。別にネットサーフィン(死語)してるだけでアッチアチですからね。もっとも、アッチアチになるってことはファンレスだからちゃんと内部から外装を使って放熱してるってことでもあるんだけど。

とはいえ、こう頻繁にスローダウンしてしまうようではお仕事にも差し支えます。なんとかならないものかと購入してみたのが、このKickflip。ノートブックの下に張り付けるタイプのスタンドです。底を持ち上げてエアフローを作ってやれば冷えるだろうとそういうことですね。ついでに、角度が付くとキーボードもちょっと打ちやすくなるし。

Img_0978せっかくの軽くて薄くてサイコーなMacbook12最大(にして唯一^^;)の利点が目減りするのはいささか業腹ではあるのですが、とりあえず貼って数日、今までと同じ使用感ではアチアチ警告は出なくなりました。見た目も・・・まあ許せる範囲かな。ちょっとこのまま運用してみることにします。

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【悲報】Macの起動しなくなる→Disk初期化

GW明けで出勤したら、どうにもMacが遅い。logdってのがCPUをたくさん使ってます。

何だろーなーと思い、とりあえず再起動したらそこからMacが起動しなくなってしまいました。ステータスバーが途中で止まってしまいます。セーフモード(Shiftキーを押しながら起動する奴)も止まる位置は違うものの、起動しないことは変わらず。くぅ・・・。

折しも、ここ数ヶ月Time Capsuleのディスクがフルになり、その日の朝に8GBの外付けHDDをくっつけたところ。何という間の悪い。バックアップがあるかどうか不安に思いつつ、翌日の表参道のジーニアスを予約。まあ、どうせ初期化されちゃうんでしょうけど、ダイアグ取ってもらったほうがいいかもしれないしね。

というわけで、5/8にアップルストア表参道に行きまして。ダイアグを取った結果は問題なし。めでたく初期化と相成りました。まだHigh Sierraのままだったので、システムの上書きインストールでダメで、クリーンインストールになっちゃう場合はMojaveにして下さいとお願いしました。

予約が14:15、お願いし他のが14:30。引き取りOKが17:00。料金は無料。悲しい結果ですが、アップルストアまで行くのが辛くない距離にいるなら、頼んじゃった方が全然楽ですね。

はあ・・・とりあえず、再セットアップします。今確認したら、ホームディレクトリはTimeMachineで生き残ってる事が分かったし、昔に比べるとインストールするアプリケーションも少ないし、AppStoreやHomebrewでインストールするのはとってもお手軽だし、仕事もそんなに立て込んでないし、頑張るしかないわー。

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コンピュータが人間の直感力を手に入れたから、今のAIはすごい

AlphaGoが囲碁の世界チャンピオンを破って、新世代のAIが世の中を揺るがしてから早2年が過ぎ、一般のレベルまで「今、AIってすごいらしい」ということが浸透しました。

しかし、なんで突然そんな進歩が生まれたのか、何が変わったのかということについて、一般のレベルでの理解は進んでないように思います。ヘタしたら、ウチの業界にいても鈍い奴は何もわかっていないです。そこで、すごーくかみ砕いて何が起きているのかをざっくり説明してみたいと思います。

まず、これまでのコンピュータというのは、「ルールエンジン」として使われてきました。AならばB、CならばDというロジック、あるいはルールを入力すれば、その通りに判断してくれる。人間ではとても覚えられないし、チェックも仕切れないような大量のルールを瞬時に判定してくれるのがコンピュータの利点でした。この能力で私たちの生活は圧倒的に便利になりました。そして、ちょっと前までのAIもまた、基本的にはルールの塊として動いています。基本的に「○○という条件なら、××する」という指示を人間からもらって、何かを判断しているのです。

「コンピューターのように冷淡な判断」とか「機械的に処理できる」などの表現をするときには、背景にコンピュータとはこのような「ルールエンジン」として振る舞うものであるという仮定がありました。

ところが、ルールを渡さなくても判断できるプログラムが登場しました。めちゃめちゃたくさんの猫の画像を渡すと、画像を見て猫かどうかが判断できるようになったのです。これまでなら「猫とは、耳が2つあって、目が2つあって・・・あれ?犬とどう違うんだ?」と「猫の見分け方」を人間が考えて教える必要がありました。ところが、それが不要になったのです。

つまり、これは人間の直感力をコンピュータが備えたことを意味しています。「どうしてかは説明できないけど、経験から言ってこれは猫だと思う」と、コンピュータが判断するということなのです。碁打ちのAIが世界チャンピオンに勝ったとニュースになりましたが、なんで突然、碁が強いAIが出来るようになったかというと、「経験から判断するに、盤面を見る限り、これは先手が勝ちそう」ということをコンピュータが見分けられるようになったからなのです。碁や将棋が得意な人が「先手の味が良い」とか「後手が押してる」などの曖昧な表現で下していた形勢判断を、コンピュータも出来るようになりました。

しかも、コンピュータの「経験」はやろうと思えば24時間いくらでもできるので、人間を遙かに凌ぐレベルになりえます。そして、現実に、凌ぎました。AIが碁で人間に勝つということは、コンピュータの直感力は人間より高いという意味です。ただし、経験に基づく判断は100%正確ではありません。人間と同じです。そりゃそうです。どう考えたって猫にしか見えない犬ってのも存在すると思うので(笑)、間違えることはあります。

そして、「猫だと思った理由」を説明できない以上、間違った理由も説明できませんし、頑張って猫の見分け方を教えたつもりだったのに、どういうわけか「他の犬は大丈夫なのに、チワワだけをことごとく猫だと判定するAI」が爆誕してしまった場合、別のデータで教育し直すしかありません。どういうデータで教育すればちゃんと実用的なAIが生まれるか、どのぐらいの量で十分かというのは人間側にある技術なので、ちゃんとしたAIを作ることはプロが行うべき難しい仕事です。

さて、この直感力を生み出す仕組みについては難しいので割愛しますが、なぜここ数年、突然この技術が世に出てきたのかについては単純で、1つはこれが可能なレベルまでコンピュータの処理能力が上がったこと、もう1つはインターネットを通じて膨大なデータを入手することが可能になったことです。

GoogleがなぜAlphaGoを作ることが出来たかと言えば、ひとつにはGoogleは他の誰も持っていないようなたくさんのコンピューターを同時に動かして、すごくたくさんの計算をすることができるからです。それは、インターネット上からあらゆる情報をくまなく探し出して検索できるようにするために必要だったから作ったんですが、その「巨大計算工場」を使って強いAIを作ったのです。ただし、コンピュータはどんどん性能向上しているので、そのうち誰でもできるようになるかもしれません。

もうひとつ、教育に使うデータですが、これはすぐ想像出来ると思います。例えば、インターネットがない時代に、何百万枚という猫の画像を手に入れることは岩合光昭さんでも不可能なことだからです。そして、猫の画像を集めるには当然、ググるでしょうから、Googleがこの分野に強いのはむべなるかな。

さて、この「コンピュータの直感力」ですが、めちゃめちゃ応用範囲が広いです。画像認識だけでも相当にたくさんの応用が出来そうですが、例えば英文と対訳の日本語の文が大量にあれば、英語の文法も日本語の文法も知らなくても翻訳プログラムが作れます。びっくりですよね。でも、まあ、これは人間でもできることですから、たぶんできます。

また別の例ですが、キーボードをタイピングしている時の音と、それが男女どちらの人の録音かというデータが大量にあれば、キーボードをタイピングするだけで男女を見分けることが出来るかもしれません。え、ホント?

これ、できるかもしれませんし、できないかもしれません。実際にキーボードのタイプ音と性別の間に相関関係があるかどうか、調べてみないとわかりません。世の中にはこのような「あるかどうかもわからない相関関係」がたくさんあって、とんでもないことが出来る可能性があります。しかし、とんでもない間違った相関関係を発見してしまうこともあって、使い方には注意が必要です。

なんせ直感ですから。理屈ないですから。理屈で考えたらおかしいだろうってことを経験次第で疑いもなく判断してくるのが直感です。周りに理屈で考えたらおかしいのに、「オレの経験」からむちゃくちゃなことを言ってくるオッサン、いますよね?自分が育てたAIがそうならないようにしないといけません。直感だけではダメなのです。

というわけで、なかなかに作り方は難しく、大量のデータと速い計算機が必要なのでお金と電気がたくさん必要なために広く普及するには時間がかかるかもしれませんが、いったい全体、何ができるようになるのか、世の中がそれによってどう変わるのか、想像するのも大変だというような技術が生まれてしまったのです。そして、今まさに世界中の人が「それはやべぇ」ということで色めき立っているわけです。

おわかりいただけましたでしょうか。

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Amazon Echoを買った

正確には、Amazon Echo Plusを買いました。一番高い奴ね。

これって今はAmazonで「購入希望」の意思表示をして、招待メールをもらうまで購入出来ないんですが、メール希望を押した段階では3モデルのどれを買えば良いのかちゃんと調べていなくて、「まあ、一番高いのにしておくか。そんな1万も2万も変わるわけでもないし」と決めちゃったんです。でも、Plusの機能はまったくもって不要でした。

Plusは何ができるのかというと、「ホームハブ」機能が入っています。Philips Hueを買うと最初に買ってLANに繋がないといけない、アレです。アレとランプはWi-Fiとは違う別の無線通信で繋がっているので、ランプをLAN経由で制御するにはブリッジが必要で、アレは要するにブリッジなわけです。なんか、説明ヘタか、私(笑)。

Hueの他にもこの別の無線通信を使うIOTデバイスを使うとそっちにもブリッジはついてきて、家中ブリッジだらけになる。けど、「ホームハブ」機能はそいつらを統合して管理出来るよ、といった感じなんですが・・・。日本じゃHueの他にこんなことしてるデバイスほっとんどないわけで、全く意味なかった。まあ、数年後、役に立つことがないとは、いえない・・・ぐらいですな。役に立つ世の中早くカモン。

というわけで、Plusの部分はまったく考慮しないでAmazon Echoを評価します。まず、音声コマンドの聞き取り能力はものすごく素晴らしいです。おおよその日本人が想像するレベルよりかなり上。まあ、現代人のほとんどはHey Siriなり、OK Googleなりをやったことあるでしょうし、それと比べて同程度なんですが、ウェイクワードの聞き取りがほぼ完璧(逆にHey Siriは微妙で、Siriは手で呼び出しちゃうことの方が多いよね)なので、安心してコマンドを呼び出せるのはかなりの好印象です。

ただし、言ったことを聞き取れているのと、コマンドを実行できるのは別の話で、Amazon Echoは自然な会話をするというよりは、音声でコマンドを伝えることを想定した作りになっているみたいです。きっちりコマンドを伝えれば、きっちり聞き取って、きっちり実行してくれます。高い期待はできないけど、期待は裏切らない。いいですね。

例えば、リビングに付けているHueの電球を点けたいとしましょう。ウチではHueの設定で、4つの電球をグループにして「リビング」という名前にしています。この状態で、「アレクサ、リビングの照明をつけて」というと、「リビング照明、は認識できません」と何か勘違いしたご様子。Hueのスキルの説明にある命令の例を見ると、グループ名はそのまま対象として理解するような感じ。そこで、「アレクサ、リビングを点灯」「アレクサ、リビングを電球色に」「アレクサ、リビングを消灯」などのコマンドっぽいしゃべり方をすると、きっちり動いてくれます。

ちなみに「アレクサ、リビングを消して」というと「その操作は音楽再生中にしかできません」と言い返してきたりするので、「つける、消す」のような言葉より「点灯、消灯」のような言葉の方がアレクサが迷わなくていいみたい。

さて、話題のスマートスピーカーを買ってみようかなと思っている人にとって、GoogleとAmazonのどちらを選ぶかという問題があります。私がGoogle HomeじゃなくてAmazon Echoを買った理由は、やっぱりウェイクワードに「コンピュータ」を使えることです。

上の例では「アレクサ」と呼びかけてますが、セットアップ時に速攻で変更しました。スタートレックファンなら、「コンピュータ、アールグレイをホットで」とやりたいところ。コンピュータはともかく、レプリケーターがありませんから無理なんですけども、同じような気分で「コンピュータ、アラームを1時間後に」とやりたい。「アレクサ、1時間後にアラームをセットして」というのは気恥ずかしいけど、コンピュータに命じるのは見慣れているのでまったく自然にできるのが不思議です。で、Milueと会話するときにはAmazon Echoのことを「アレクサ」と呼び、そのアレクサに呼びかける時には「コンピュータ」と呼びかけてます。「今日って寒いのかな?」「そんなことアレクサに聞きなよ」「コンピュータ、今日の天気は?」といった具合。

ただ、アレクサにお願いすることは、実はあんまりなかったり。せいぜい、電気をつけて、アラームをセットして、天気予報を聞くぐらいです。命令するだけで事足りるような用事がそもそもあんまりないし。

ユースケースはSFに学べ。ではスタートレックでコンピュータに指示をしている場面を思い出してみますか。

「コンピュータ、データ少佐の現在位置は」

これ、いいですね。Milueがまだ会社にいるのか、もう帰宅しているのか、スーパーで買い物中なのかわかるのはありがたい。是非使いたいユースケースです。

「コンピュータ、航星日誌から未知の生命体に言及しているものをリストしてくれ」

メールの検索はやって欲しいところ。検索件数をみながら条件を付け加えていくことが出来るといいですが、アンドゥができないといけないのはポイント。つまり、0件になったら検索条件を1つ戻ることができないといけません。さらに、最終的に検索結果をディスプレイに表示する機能が欲しいですね。結果をスマートフォンに表示することが出来て欲しいし、もっと言えば、Fire TVを使ってテレビに出せるようになって欲しい。つか、やっぱりディスプレイは欲しいよな。

「コンピュータ、ホロデッキが機能しない原因は何だ?」

エラーの原因について、自分できちんと報告してくれるのは嬉しいですね。今だと「すいません、わかりません」とか「今度までに勉強しておきます」などのちょっと人間っぽい対話をしてくれますが、もうアレクサには完全にコンピュータ然としていてくれた方が好みです(笑)。そういえば「コンピュータ、リビングを点灯」とすると「はい」とだけ応えてくれるのですが、これはスタートレックと同じように肯定を意味するサウンドの方が良いですね。もうね、スタートレックモードつけよう(笑)。

というわけで、AIとしゃべろうとかくだらないことは考えずに、もっと音声コマンドをがしがしと入れていく生活が普通になるといいなと思いました。今後に期待です。

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