USBを挿さないでiPadを充電したい

もうずいぶんと前からiPhoneはQiで充電できます。充電機能付きのスタイラスに立てかけておくだけで充電出来るのはとても素晴らしいUXです。

一方、iPadはなかなかそれが実現できません。しかし、無線充電には対応していないものの、実は裏面に外付けキーボード用の接点がある機種はそこから充電出来ます。磁石でスタンドにばちんと填めたら充電される・・・みたいなことが出来るわけです。素晴らしい。欲しい。

にも拘わらず、この接点を使った充電スタンドはさっぱり売り出されませんでした。純正もない。あるのは5万円もするMagic Keyboardだけ。キーボード要らないのよ。欲しいのはスタンド。その目的には5万円は出せないでしょ・・・というか、どんな目的にも出せないでしょ。5万て。

そして、幾星霜。どうやら去年の年末あたりにその状況が変わったみたいです。どうした、何が起きた。というか、理由はどうせAppleの審査がまともになったとかそういうのだよね、こういう奴は。

というわけでスタンドが出ました。わーい。これはかなり理想に近い

 

Masic Keyboardのパチモンもでてました。スタンドとして使うならパチモンで何が悪かろう。

ただ、巷のレビューを見ると「純正に比べてそんな悪いところがあるわけでもないし、ましてやそれで3万円分の価格差を正当化することはできない」と力強く主張されてました。なるほどね。

 

明らかにスタンドの方が格好いいんだけども、今まではこういうスタンドにのっけていたのを差し替えたいので、背は高くない方が良い。キーボードにちょっと触ってみたいこともあって、Magic Keyboardのパチモンの方を買ってみました。

まず、スタンドとしての用途としてですが、最高です。

 

マグネットはそこそこ強力ですが、動画のように張り付いてない下側を手前に引き起こすようにすると簡単に持ち出せますし、逆に置く時には上側を合わせるように貼り付けることが出来ます。キーボードにUSB-Cで給電してあるので、貼り付けると同時に充電が始まります。パーフェクト。

せっかくなのでキーボードとしても使ってみたんですが・・・そもそもiPadにキーボードを付けたことがないので体験としてはあんまり。キータッチは悪くないけど、小さすぎて打ちづらいし奥行きも足りない。iPad OS自体、キーボードを使ったときの体験がイマイチだし、なんならAZIKが使えないと日本語を打つ気がしないし・・・。うーむ・・・。まあ、慣れの問題もあると思いますけど。

PCを持ってないときの非常用なら考えなくもないけど、iPadならペンシルで手書きでメモる方がいいし。あと、これを付けて持ち歩くにはかなり重いんで、Macでいいじゃん的な・・・。もっとも、私はスタンドとして使いたいのでたぶんこれ以上軽かったら使いづらいだろうと思うので軽くなって欲しくもない。

というわけで、コネクタを挿さなくてもいい充電台としては最高なのでとりあえず満足です。ただ、格好良さではスタンドの方が良かったカナー。もしかしたら、スタンドも買っちゃうかもしれないです。

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仕事用ディスプレイを買い換えた

仕事用のディスプレイを買い換えました。

これまではNTT-X Storeで安売りしてたので衝動買いしたドウシシャのOD4K-49B1という49インチのディスプレイを使ってました。とりたてていいところも特になかったんですが、別に大きな不満もなかったし、やりたいことは基本的には2面横に並べてのデュアルディスプレイを1枚のディスプレイでやっているということだけなんで、満足して使ってました。

微妙な使い勝手の悪さはありました。PBPにすると上下に黒い帯が入っての2面しか使えないし、ハーフグレアはかなり映り込みが気になるし、時々バックライトがチカチカするし(電源を入れ直すと直る)、リモコンの反応が微妙だし。でも、54,980円で買ったんで、文句は言えねぇ。

ところが、このディスプレイのバックライトが半分死にました。買ってちょうど4年。「すぐ壊れた」とは言いがたいが、それでもちょっと壊れるのは早いかなあ・・・。流石に直してまで使おうという気にはならないです。

というわけで、久しぶりにMacbook Pro 13インチのディスプレイで仕事しつつ、新しいモニターを探します。49インチは高さ方向がちょっと大きすぎてメニューバーを見るのが遠いので、もう少し小さくても良い感じ。ただ、1/4サイズをFHDモニターとして使えるかという観点で考えると40インチはちょっと小さすぎるかも・・・ということで40インチ以上の条件で探します。

選んだのはLG。これだけノングレアだったんです。流石に40インチオーバーのディスプレイは動画やゲームの用途が期待されているのでノングレアはあんまり採用されないんですが、これはその点が差別化されていていいですね。売れるのかどうか知りませんけど。IPSだしHDRもあるし・・・で前のディスプレイよりだいぶ高級だし、値段もぐっとアップ。大きさは横で10cmダウン。でも、使ってみるとそれほど小さくなった印象も無いし、スタンドが少し高さがある関係でメニューバーは相変わらず遠いし、利用感に差はあまりありません。ノングレアはとてもよいし、リモコンの反応は良いし、PBPの自由度は高いし(ただ、4面に割り当てるのは面倒なので滅多にやらないと思いました)、良いですね。

1つ不満をいうならば、標準のスタンドを付けてリアパネルを取り付けると、裏にVESAマウント用の穴がないんです。こういう、テレビの上に付ける棚を前は取り付けてたんで、それが付けられなくなったのは残念。でもまあ、些細な点ですね。

さて、今1番の問題は、古いディスプレイをどうやって捨てるか。PCモニターはPCリサイクルの範疇なので、自治体の回収がありません。しかし、PC3Rの回収は「ゆうパックで送れ」とかなのでムリ。テレビじゃないので、家電リサイクル法の枠でもありません。困った・・・とりあえず、近所の廃品回収業者とかを探してみようと思っています。

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Windows 10にインストールしていた Adobe Acrobat 9が消えた

ぜんぜん意味がわからないんですけど、Windows10にインストールしてあったAcrobat 9が突如として消えました。デスクトップにおいていたショートカットはアイコンがデフォルトのモノに変わり、ダブルクリックしても「ファイルは見つからないんで、ショートカットを削除する?」って聞かれるばかり。何をされたのかさっぱりわかりません。

えっとですね、もう10年以上Scansnapというスキャナを愛用しているのですが、かつてScansnapにはAdobe Acrobatが同梱されていました。本を自炊して出来るPDFを編集するためです。今ではもう同梱されていなくて、Scansnap Homeという自炊にはまったく向かない専用アプリに置き換えられてしまいました。でも、ずーっと昔から使っていたAcrobat 9をそのまま使い続けていたんですね。このパソコンはもう8年ぐらい使っていて、たしか買ったときはWindows8だったハズ。で、編集可能なAcrobatを使ってPDFを観ているとついうっかりページを消してしまったりしかねないんで、Acrobat Readerも入れていました。

時代はうつり、AcrobatはAdobeのCreative Suiteとかと同じようにサブスクリプションのソフトウェアであるAcrobat DCになりました。もう売りきりのAcrobatは買えません。ReaderのバージョンもAdobe Reader DCになったのかな。Adobe Reader DCは別にサブスクリプションに入らなくても使えるのですが、何かと言えばログインしろ、金を払えというボタンやダイアログが出るゴミソフトに進化しました。で、私の自炊用PCのAcrobat ReaderもAdobe Reader DCに(半ば強制的に)更新されています。で、Acrobat9とAdobe Reader DCを併用してずっと自炊をしてきたわけです。

ところが、先日、突如としてAcrobat9が消えました。Program files(x86)のAcrobat9のフォルダの中身がごっそり消されました。何が起こったのかわかりませんが、こんなことをする動機があるのは、Adobe Reader DCのアップデータぐらいしか考えられません。消せばサブスクリプションのAcrobatを使ってもらえると考えたとは思いたくありませんが、何らかAcrobat9に重大なセキュリティの問題が見つかって、サポートがもうないソフトウェアとはいえ危険なのでAdobe Reader DCのアップデータがAcrobat9がインストールされていたら消そうとするというのはあり得るシナリオではあります。

だとしたらメッチャムカつくわ!

というわけで、どうにかせにゃならん。まず、私が自炊本でやりたいことは、たとえばiPadでコミックを読むときに見開きで紙と同じように開けることです。そのために

  • 右綴じにする
  • 表紙の裏ページを削除する

という手続きをスキャン後にやってます。

これをしない場合は、表示するときに表示側のソフトで

  • 表紙を単独で表示させるオプション
  • 綴じ方向を変更するオプション

を触る必要がありますが、毎回やるのは大変だし、すべてのビュアーでこのオプションが使えるわけでもない。というわけで、ちまちまAcrobatで修正を入れていたわけです。あとは、折り込みのページとか、カバーをめくった表紙部分とかをページとしてどこに配置するかとかも調整がいるんですよね。なので、Acrobat大事。ずっと大事にしていたのに・・・ちくしょう・・・

というわけで、困り果てました。

もちろん、Acrobatを買ってもいいんですが、大量のファイルを処理しているとはいえ、やってることはページの削除とプロパティの変更だけ。Acrobatが誇る機能の99.5%ぐらいは使わない。それで月に1500円ばかし持っていかれるのは何か間違っている気がするし、何より勝手に私のAcrobat9を消しやがった(と確証なしに思っているだけですが)Adobeに唯々諾々と金を払うのは腹が立つ。

というわけで、代替案。ページの削除で良ければ、お安いソフトがあります。

いや、このどちらも私の利用目的に対しては機能がありすぎるぐらいなんですけど。人柱的使命感に燃えて、両方買ってみました。

ソフトウェアの出来というか、こなれ具合としてはJUST PDFの方が好印象です。いきなりPDFの方は、インストーラのファイル名が"インストールする.exe"という段階で不安感がアリアリです。インストーラーもダイアログなしにいきなりマシンを再起動させたり、初回起動時に作業をしているといきなり「バージョンアップしてくれ」と言ってきて、OKボタンを押すとバージョンアップは始まるんだけどアプリはエラーで死ぬという乱暴仕様だったりと、いささか荒っぽい。

ただ、JUST PDFが綴じ方を変更できない上に、綴じ方自体に対応していない(右綴じのPDFを表示しても見開きで若いページが左に来る)という残念ぶり。これが必要なのは日本人だけ(なのかな?)なんだから、ここは国産ソフトにはしっかり対応して欲しいところ。それとも、これって正式なPDFの仕様じゃなかったりするんでしょうか。その点、いきなりPDFはちゃんと変更が可能ですし、見開き表示もその通りに変わります。ただ、残念なのは左側のペインにサムネイルを表示したときに、Acrobatだと右綴じにしたらサムネイルも右から並ぶのに対して、いきなりPDFは左から並ぶままなこと。うーん、惜しい。でも、まあ、受け入れられる。

ちなみに、綴じ方向を変えるだけならPDF Info Makerというフリーソフトがよく使われているみたいです。また、コマンドラインツールを自作されている方もいるので、参考にさせてもらって自動化したいところ。

さて、課金課金して私の自炊用WindowsマシンにはPDF処理ソフトがAdobe Reader DCもあわせて3つも入ったわけですが、Acrobat9が消えた瞬間からPDFファイルのアイコンがいわゆる「縮小表示」にならなくなりました。Scansnapでスキャンしたファイルは時刻がファイル名になるので、どのファイルがどの本なのか縮小表示でわからないのはとても困る。

調べてみると、Windows10からはShell ExtensionのPDFの縮小版表示がデフォルトでは動かなくなったので、Adobe AcrobatやAdobe Readerの環境設定で、Shell Extensionを有効化する設定にチェックをいれると、それ用のソフトウェアが追加でインストールされるということになった模様。まあ、Windows8からアップデートしたので、多分その辺は勝手になっていたんだと思いますが・・・動かなくなったということはたぶんShell ExtensionをやっていたモジュールがAcrobat9のモノだったんでしょう。

Windows Explorer で PDF のサムネールプレビューを有効にする

これをみて設定してみるものの改善せず。これはたぶん、Shell Extensionの設定が正しく切り替わらないんだろうなあ・・・

いろいろググってみたところ、この設定はレジストリの以下のキーだということ

HKEY_CLASSES_ROOT¥.pdf¥ShellEx

自分のマシンを見ると、ここに2つ設定がある。ググってここを頼りにAcrobat Reader DCだけ残るように1つ消して再起動したところ、無事、縮小版が表示されました。適当にやっているわりに成功してよかった。

というわけで、ちょっとしばらくこれでやってみたいと思います。


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Scansnapを買い換えた

数えて4台目のScansnapかな? Scansnap iX1400を買いました。

約5年使ったiX500は名機でした。紙をジャムることはほぼ無くなったし、2枚重なって読み込んだ場合もほぼ100%検知してくれました。昔は読取りにかける前にページ数を数えておいて、正しいページ数を読み取れたかチェックしてましたが、そんな必要は全くなくなりました。有り難い。

iX500の後継としては、iX1500が出ましたが、業務のペーパーレス化のための機能追加中心であまりそそりませんでした。読み取ったものをクラウドにあげたり、PCと離れた位置に置いてみんなで使えるように無線化されたり。いや、本の自炊しかしないからなあ。

そして、そういう声がPFUさんに届いたのでしょう。今年でたScansnapの新型はiX1500の後継としてのiX1600と、そこからiX1500で加わった自炊に関係ないフィーチャーを除いたiX1400の2機種でした。iX1400は安いし、物理ボタン付いててナイスだぜ。

iX1500になった時点でiX500から若干の読取り速度向上(A4 25枚/分 -> 30枚/分)はあったのですが、iX1600/1400は40枚/分に向上しているので、iX500からみると倍近く速くなってます。これは乗り換えるに十分な魅力!実際使ってみると、もう、明らかに速い。人間は贅沢なので、あっさりと慣れちゃいますが、大量の本やマンガをスキャンするんで本当に有り難い。

それ以外は、ホントに変わらない。なんせ、Scansnap Managerを久しぶりにバージョンアップして(最新版はiX500にも対応してる)、iX500からUSBケーブルとACアダプターを引っこ抜いて、それをそのままiX1400に挿すだけ。新しいACアダプターを袋から出していないというw

クラウド対応やらがあって、iX500時代のScansnap Organizerは引退。Scansnap Homeに置き換わったんですが、別に使わなくてもよくて、最新のScansnap Managerは単に読み取ったPDFを特定のディレクトリに置いておくだけってことが出来るようになってます。なので、バンバン読むだけになりました。PDFファイルの修正は今まで通りAcrobat9でやるし。PFUさんが頑張って開発したものを何にも使ってないのは気が引けるけど、まあ、これで良し。というわけで、またガンガン酷使していきたいと思います。

 

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ケータイをiPhoneに戻した

去年の6月に、ケータイをiPhoneからAndroidに機種変しました

iPhoneからAndroidに機種変した

会社からiPhoneが支給されたので、2台持っててもしかたないかなーと思ったんです。

で、Galaxy S10を1年使い続けました。良い端末でした。全然不満ない。側面まで曲面で回り込むディスプレイはカッコイイし、発色も綺麗だし。

ただし、AirPods ProとApple Watchは引き続きiPhoneで使い続けました。ということは、出かけるときにはiPhoneとAndroidを両方持って出ることに。これが、実に面倒くさい・・・。

ここで、「AndroidはAndroidでここが良いから、2台を使い分けるのが最高だよね」ってなれば良かったんですけど、不満もないけど、別にAndroidじゃないといけない理由もなく。2年使って、次の機種変はまたiPhoneに戻しますかねーと。

ところが、運悪くGalaxyのバッテリーが膨らんで後ろのパネルが持ち上がってきちゃいました。こらいかん。電池交換かなーと思ったんですけど、このタイミングでiPhoneに戻すことにしました。

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というわけで、iPhone12に機種変しました。新色のブルーです。iPhone8+以来のiPhoneだから3年ぶり。サイズ的にもほとんど変わらないんで、なんの目新しさもないけどこれで持ち歩く端末が1つに減ったのは良かった。なんだかなー。

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結局、新しいMacを買った

9月の連休直前ぐらいに、ついにMacbookが不安定な動きをしだしました。熱暴走かもしれないんですが、この子は一度そんな感じになって電源を強制遮断したら立ち上がらなくなってディスクを初期化したことがあります。今、そうなると代替機がないので仕事になりません。そもそも、バッテリー交換も郵送で行うとしたらその間どうするのかという問題が。

しゃーねぇ。新しいの買っとくか。

というわけで、Macbook Pro13の高い方を吊るしのスペックで買いました。

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ちなみに、Macbook12はこうだった。2018年の6月に買ってます。2年か・・・ちょっと早いな。

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Macbook12はこのあとモデルチェンジされなかったので、最終モデル。しかもスペックはモリモリなので、大事に使ってあげたいなと思います。電池を修理して、持ち運び用として使おう。夏場にはアチアチになって処理速度ががっくり落ちることがあるけど、それ以外は何にも不満のない良いマシンでした。あー、オンライン勉強会の動画を作るのにはちょっと辛かったかな。でも、出来ないってことはなかったし。何より1kg切るMacは貴重だよね。Apple SiliconモデルもたぶんMacbook Airででて、12インチじゃないんだろうし。

試しに「たぶん、でないんですよねー?」ってコデニシメルマガにお便りを送ったら、西田宗千佳さんに「いや、可能性はけっこうあると思うよ」とメルマガに書かれてしまい、がびーん(笑)。まあ、いいんですけど。

 

 

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Macbook12 のバッテリーがへたってきてるみたい

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すっかり出勤しなくなったんでまったく困ってはないんですが、2018/06に買ったMacbook 12inchのバッテリーがへたりました。システム環境設定画面に、なんか出てます。

こんな世の中なのでほぼクラムシェルモードでずっと使っているんですが、ファンレスの軽量ノートPCを冷却台に乗せて50インチのモニターとHHKに繋いで使っているのはどう考えても正しくない。Mac miniのCPUがアップデートされたらすぐにでも買うんですけど、年末に出るかね?

それはそれとして、私のMacbook12は最終モデルで軽くてバタフライキーボードにもまったく問題は出ない最高のやつなんで、できるうちにバッテリーを交換して長く使ってやりたいところ。交換、2万円かー。うーん、ジーニアス、いくかなあ・・・。

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勉強している

新型コロナウイルスのせいばかりではないんだけども、4月5月はほとんど仕事がありませんでした。

まあ、これはウチの会社がっていうのではなく、私がってことです。たまたま長期のプロジェクトを終えたばかりで、その次にアサイン予定のプロジェクトが延びたり、始まりそうで始まらなかったりということがコロナのせいで起こったというだけ。普通にプロジェクトにアサインされている人は、普通に働いてます。

そんな中、去年から部門の勉強会のとりまとめみたいなことをやっていたので、「ヒマだから」と2本とりまとめて、1本参加して、週3回勉強会をやってます。んとね、おかげで普通に忙しい(笑)。入社して以来、そんなに真面目にがっちり勉強する機会はなかったんで、なんだかすごく賢くなった感じです。

まず、「データ指向アプリケーションデザイン」という去年邦訳が出た本の読書会。ノートを取りながら毎週1章ずつがっちり読んでます。クラウドやNoSQLが前提になった世界を前提にした、分散システムの解説書。これはめちゃめちゃ良い本ですけど、1人でさっと読んだんではたぶん挫折しただろうなと。レプリケーションやトランザクション、合意のあたりとか、いかに自分の理解がいい加減だったかを痛感してます。

 
次に、「マイクロシステムパターン」の読書会。上の本と合わせて読むと、マイクロサービスが何を捨ててメリットを取ろうとしているのかがよく理解できます。うん、マイクロサービス大変だ。こっちはがっちり読み込んでるわけではないのですが、とりあえず、言葉は通じるぐらいには理解できてきたかな・・・。


3つめの会は、ケント・ベックの「テスト駆動開発」の第1部の写経の会。メンバーには普通にJava/JUnitで写経してもらっているんだけど、私はJavaでやってもつまらないので、Rustでやってます。普通のOOP言語とRustの違いを認識するのに非常に役に立った。いや、別にRustを仕事で使うってわけじゃないんですけども。

印象的だったのは、2つの似たクラスを汎用化して表現するのに、JavaだとInterfaceを使い、それに相当するものはRustではTraitを使う・・・と言ってしまいがちだけど、そこには結構な思想の違いがあるということ。Interfaceに宣言されたメソッドを実装クラスで実装したとして、どの実装クラスのメソッドが呼ばれるかはJavaは実行時に決まる一方、Rustはできる限り静的に解決したいわけ。この辺りの考え方の違いがコードに出てくる辺りが面白くて、とても楽しみました。あと、第1部は一通り読んではいたんだけど、実際に写経してみると結構違うことを感じるのも楽しかったです。


で、そのためもあって、オライリーのRustの本もなんだかんだで1/3ぐらいは読みました。Rust Bookのおおよそは2年前の勉強会で読んではいたんだけど、その上でこの本をじっくり読んで、だいぶRustに親しんできた感じはあります。ポインターが連鎖してくると、ライフタイムで頭が大混乱するけども。

というわけで、今年になってからこんだけ勉強しているわけで、なんだかすげぇ賢くなった様な気がします。気のせいかもだし、大学院時代のボスには「勉強は楽しすぎるから気をつけろ」とよく言われたものですが(その当時は勉強は勉強でイヤだったですよ。学生なんてそんなもんでしょ)、たまにはこうやってがっちり勉強する機会があるというのも、人生において良いモノですね。

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iPhoneからAndroidに機種変した

2019年にもなって、会社からiPhone7が配られました。

今はiPhone8+を使っていて、今年で2年だからこの9月は新しくしようかなーと考えていたタイミングにまさかのiPhone7。心躍りません。でも、久しぶりに小さいサイズのiPhoneを触ると、これはこれでしっくりくる。胸ポケットに入れられるし。

iPhone7とiPhone8の2台持ちっていうのも芸がないし、今年の9月にびっくりするようなiPhoneが出る感じもしません。じゃあ、自分のケータイはAndroidに機種変しちゃおうかな。Androidはほとんど使ったことがないのもこの業界にいる身としてどうだろうと思いますし。

というわけで、楽しい検討タイム!

せっかくだから最新のハイエンドのandroid端末を触ってみたいということで、この夏の選択肢は3つ

  • 本家pixel 3/3a
  • 老舗Xperia 1
  • 元祖Galaxy S10/S10+

ほぼ初めてのandroidということでクセがないのがよろしかろうと思い、最初はpixelにしようと思ってました。auでは取り扱いがないんですけど、普通に買ってauのSIMを乗せることもできるみたいだし。3aはかなり値段的にもお得だし、いいかなと。

ところが、pixel 3aにはワイヤレス充電がないんすわー。まじかー。2年にわたるiPhone8のワイヤレス充電生活に慣れきったので、今更ケーブルに繋いで充電するのないわー。いや、iPhone7は毎日ケーブルにつないでるんだけども(笑)、じゃあこの充電スタンドはどうすんのよと。そう思って確認したらXperia 1もワイヤレス充電できないでやんの。なんだよー、格好いいのに。シネマトグラフとかまったく必要ないけども、格好いいのに。

というわけで、Galaxy S10にしました。auさんに乗り込んでサクッと機種変更してきました。

とはいえ、Androidへ移行できないものもあります。Apple WatchとApple Music、そしてAir Podsです。

仕方ないので、Apple Watchは社用iPhone7へペアリングしなおし。無記名Suicaにチャージしてあるので使い切らないとペアリングを外せない(外すとお金が消える)のが面倒です。Apple MusicもAndroidではどうにもならないです。ストリーミングを聞くだけなら選択肢はあるけど、iTune Matchでクラウドにある自分の買ったCDはどうもならんからね。そして、Air Pods。iPadとMacbookも持ち歩いていると、Air Podsはえらく便利なんですよ。というわけで、Apple Watchで使いたかったり、通知を飛ばしたかったりするアプリ、そしてMusicとpodcastは社用iPhoneを使い、動画やゲーム、書籍関係はS10に移行するということになりました。会社ケータイを持ち歩く必要がなかった時にも持ち歩くことになっちゃってちょっち面倒なんだけども、まあ、仕方ないかな。

ちなみに、Galaxyで音声を聞くのは最近買ったBoseのQC30を使ってます。最近、会社の作業スペースがうるさいときに集中するために買いました。いやー、10年前はヘッドホンしながらカジュアルで事業所内で仕事してるなんて想像もしてなかったなあ。

というわけで、まださっぱり慣れないし、Androidっぽい機能とかもあんまり触れてないんですけど、久しぶりの新しいおもちゃを楽しみます。

 

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あろうことかMacbook 12inchがアチアチなのでKickflipを買った

こないだ起動しなくなって初期化なさいました我が愛機、Mackbook 12inchさん。どうも、アチアチです。

トラブルの前辺りから熱くなってパフォーマンスダウンの警告がちょいちょい出たりしてたんです。なんか変なもの入ったのかなー、去年の夏は特に何も問題なかったんだけどなあ・・・なぞと思っていました。が、ディスクきれいさっぱり初期化された後も、まだちょいちょい警告が出ます。

まー、確かに熱い。キーボード表面はほんのりって感じですけど、底面はアッチアチです。でも、使っているうちに熱を持ちやすくなることなんてあるんですかね。BTOでi7にしているとはいえ、実体はCore MのしょっぱいCPUなわけで、トロいけど熱くならないのがウリなんじゃないのかよと。トロい上に熱くなってさらにトロくなる(かな漢が追従しなくなるぐらい遅くなります)なんてヒドいじゃないのよ・・・と愚痴っている今日この頃。別にネットサーフィン(死語)してるだけでアッチアチですからね。もっとも、アッチアチになるってことはファンレスだからちゃんと内部から外装を使って放熱してるってことでもあるんだけど。

とはいえ、こう頻繁にスローダウンしてしまうようではお仕事にも差し支えます。なんとかならないものかと購入してみたのが、このKickflip。ノートブックの下に張り付けるタイプのスタンドです。底を持ち上げてエアフローを作ってやれば冷えるだろうとそういうことですね。ついでに、角度が付くとキーボードもちょっと打ちやすくなるし。

Img_0978せっかくの軽くて薄くてサイコーなMacbook12最大(にして唯一^^;)の利点が目減りするのはいささか業腹ではあるのですが、とりあえず貼って数日、今までと同じ使用感ではアチアチ警告は出なくなりました。見た目も・・・まあ許せる範囲かな。ちょっとこのまま運用してみることにします。

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