成瀬は天下を取りに行く/宮島未奈
ずっと本棚に並んでいたけれど、なかなか手を出せずにいた一冊。 ようやく重い腰を上げて、宮島未奈の『成瀬は天下を取りに行く』を読み始めました。いや、流石のリーダビリティ。基本的に本屋大賞というのは「読みやすい本」が受賞する賞ですからね。するすると3冊読み終えてしまいました。
読み始める前は、タイトルの勢いから「破天荒な女の子が周囲を振り回していく物語」なのだろうと勝手に想像していました。それこそ『涼宮ハルヒ』シリーズのような、元気いっぱいのヒロインがわーっと周囲を強引に巻き込んでいくようなイメージ。しかしながら、鳴瀬はかなり常識人で正論でまっすぐ生きている。その頑なさから幼い頃は周囲に溶け込めないのだが、周囲が大人になってくるに従って、その揺るぎなさが人を惹きつけていく。魅力的な主人公ですね。
個人的はぼきののかの回が好きでした
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