1年ぶりにワインの試飲会に行った
そもそも、そんなにお酒を飲まないわけですよ、普段。
ワインも試飲会に行っていろいろ飲んでみるのが面白いので買い続けていますが、月に2本は飲まないぐらいなわけです。なので、試飲会にもそう頻繁にいけるわけでもない。今回は1年ぶりです。いつもは横浜あたりで、席に座っていると営業さんが次々に持って来てくれて、気に入った奴を買うというスタイルなんですが、今回は東京プリンスホテルのおっきな広間で開催されているイベントの方に来てみました。
とにかく、広いしめちゃめちゃたくさんのワインが並んでます。60メーカー、223本。これを90分で見て回る。とても全部飲んでる時間はありません(笑)。いや、なんかすごい。圧倒されてしまいました
3千円代のお手軽なものから、3万円台の普通は飲む機会がなさそうなものまで、色々並んでいて、かつ、これだけ人がいますからなかなかペースも掴めず。最初は面白がって高いのも飲んでましたが、50分経過して会場の半分も見ていないことがわかってからは、ウチら庶民が買えそうなものに絞って飲んでいく感じに。そして、最初の頃に飲んだものはすっかり忘れている(笑)。そりゃ、ムリもないです。
ピーロートさんのこちらのページにその一部は出てますが、あんまりたくさん仕入れてないものはこの会場で売り切れてしまって通販の方にも出ていないらしく(格好いい面白い味のジョージアワインがあったんすけど、買おうと思ったら営業さんに「初日になくなりました」って言われちゃったYO)、自分が買ったものも出ていなかったり。
試飲タイムが終わって今回買うワインの検討。
まず、白ワイン。なんだかんだでリースリングはピーロートのブルーボトルのカビネットが晩酌にはつまみを選ばずに気楽に飲めるし、シャルドネはパナメラがお手頃で美味しいので、毎度買ってるこいつら以外になかなか他に手が出ません。パナメラは赤も美味しいんだよなあ。で、今回、面白かったのがオーストリアのローレンツ・ファイブ。いくつか並んでた中で、このチャーミングというやつを買いました。
グリューナー・フェルトリーナーというブドウはまるっきり初めて聞きましたが、オーストリアではメジャーな品種らしいです。なんせ初めて飲んだのでこのブドウならこういう味の傾向なのかというのはわからないんですが、パナメラが「ザ・樽香」であるならば、このワインは「ザ・ミネラル」みたいな味です。ググったら「ゲヴュルツトラミネールに似ている」とか「リースリングとソービニヨン・ブランの中間」みたいな感想を言っている人がいますが、正直、何にも似てなかった・・・ぶどうらしい香りもアルコールの立ち上がりもあまりなく(よく冷えてたってのもありますが)、上品な風味とミネラルのキレが口に残って甘さもほとんどゼロ。これはぶっちゃけ何と合わせてもいけるのでは・・・?
というわけで、白はこれだけ。で、例によっていいマルベックを探しました。しかし、南米のマルベックはどんどん値段が上がっていています・・・。お気に入りはアグアリベイなんですが、これを越えるいい出会いがあればと思ってました。で、今回買ったのはよくわからない(笑)フランスのマルベック。値段を考えるとかなり良かったんだけども、今、調べても何かわからない。
もうひとつ、いくつか特徴的なボルドーのメルローを飲んで、面白いなと思ってメルローの中から。ただ、飲んだメルローが奥深さを感じる渋みでいろいろ飲んでるウチにちょっとうっとうしくなったこともあって(笑)、最終的にはカベも入っている奴を選びました。これも通販にはないなー。
さて、最後にお正月も近いということで、泡を。お正月ぐらいはシャンパーニュを飲むのが王道だと思うんですが、私、シャンパンの味はさっぱりわからない。まあ、まともなシャンパンだと高くて旨いので、どれを飲んでも「旨い。以上」になるんですよね。というか、こう不味いシャンパンってないんで、幅がなくて面白くないし、高い金だして飲んでる楽しみも薄い。すいません、あくまで個人的な話です。なので、JCB(ジャン・シャルル・ボワゼ)のロゼのスパークリングにしました。安かったんで!思うんだけど、スパークリングはうすーくタンニンがあるがあるほうが面白いと思うんだよな。なので、ロゼワインってよっぽど料理に何合わせていいかわからんときぐらいしか飲まないですが、スパークリングはロゼが好きです。邪道です。
というわけで、4種類を買ってきたんで、また1年かけてこいつらを飲みます(笑)
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