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KOTO旅めぐり 謎解き編に参加してみた そのさん

前回の湾岸コースから次の週末。今度は深川コースに挑戦です。10/19(土)の話です。

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このあたりは、なんとか自宅から歩いていけないでもない距離なので、まったく馴染みがないわけでもありません。でも、このあたりをうろうろするといっても自転車だわナア・・・。というわけで、スタート地点は清澄白河駅。そこから、清洲橋の方へ歩いて行きます。隅田川沿いを回って最初のチェックポイントは、「本邦セメント工業発祥の地」の碑からです。皆さんがどのぐらいこれに興味を覚えるかはわかりませんが(笑)、そういうのがあるんです。今もアサノコンクリート深川工場のでっかい敷地があります。隅田川の川砂でやってたんでしょうなあ。そこから、清澄公園(清澄庭園のすぐ西側の公園)の中を遊んでる親子連れを眺めながら散歩し、清澄庭園のトイレを借り、深川江戸資料館へ。

ここには謎解きのチェックポイントと、スタンプラリーのスタンプ台があります。先週は完全にスタンプラリーのことを忘れてました(笑)。ま、別にやってもやらなくてもいいんですけど、買ったキットの中にはいっているのでついでに遊ぶのがよいでしょう。今回初めてのスタンプをぽんと。深川江戸資料館も面白そうな施設ではあるんですけど、先週の学びとして寄り道はほどほどにしないとへばるので中には入りません。入り口に昭和の大横綱、大鵬を紹介する展示があって、そこのビデオは楽しく見ちゃいましたけど。

深川江戸資料館を出たら福富川公園へ。あきらかに昔ここは水路だったんだなとわかるT字型の公園です。公園の入り口には昔の水門がそのまま残してあるし、取っ払った橋の柱が記念に置いてあったり、趣がある公園にもチェックポイントがあるのでクリアして、T字型を東に折れて進めば、三ツ目通りにでます。つまり、木場公園に突き当たります。次のチェックポイントは公園の中。

木場公園はかなり大きな公園で、南北を仙台堀川で分けられていて、そこに大きな歩行者用の橋が架かってます。かなり高い橋なので三ツ目通りからも歩いている人が見えるんですが、けっこうな人出。そんなに公園にたくさんの人がいるのかーとチェックポイントのバーベキュー広場に進んでいくと、出店がたくさん。この日は江東区民まつりでございました。そんなのも区報に書いてあった気がする。こうやって特に何も意識しないで謎解きで散歩してても、イベントにはいろいろと行き会うものです。

ちょうど衆議院選挙のまっただ中でして、公園の入り口で須藤元気さんが選挙活動中。「本人」と書いた電飾ののぼりを立ててうろうろしてましたが、軽くスルーして、謎とき用の看板を探します。いや、たぶん普段なら公園の案内の看板なんてすぐ見つかるんでしょうけど、なんせ出店につぐ出店につぐ出店。全然どこかわからない。わからないから、つい、出店していた羽後麦酒さんのビール飲み比べセットとか買っちゃいました。どれも上品なテイストで、強すぎる個性がないけど、飲みやすいビールでした。スタウトが美味しかったー

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そんな感じで屋台を冷やかしつつ、鰻串食ったり、焼きそば食ったりしつつ、なんとかチェックポイントを発見。いや、この日はマジで暑くて、このあたりをうろうろしてたお昼過ぎの時間は日差しも強くて大変。すでにだいぶへこたれてきています。まだチェックポイント的には半分ぐらいなんだけども・・・。

公園の中のチェックポイントをクリアしつつ、公園の南端から今度は木場親水公園へ。なんだか水路跡ばかりを歩かされているような気がしてきましたが、なんせ木場公園自体が元々貯木場(だからここの地名が木場なんだし)で、ほとんど水場だったはずです。

しかし、親水公園って水に親しめる公園っていう意味なんだろうと想像しますが、そもそも「親水」という言葉の反対語は「疎水」なわけで、サイエンスの用語の「親水性・疎水性」であり、「hydrophilic/hydrophobic」の訳語なんだけども、これに勝手に「水に親しむ」という意味を安易に付け足しちゃったというような、まるで量子力学で複数のものが同一エネルギー状態を占めるという意味の「縮退(degeneracy)」という意味を高可用性構成のサーバが可用性を失っている状態に援用しちゃったのと同じこと...

いかん、暑さと疲れで朦朧としてきてワケのわからないことを考え始めてしまった。あ、ちなみに今、調べてみたら「親水」は日本土木学会あたりが1971年頃に作った造語だと書いてある記事を見つけました。まあ、そういうことですよね、やっぱり(笑)。

だいぶヘロヘロになりながら、水路跡の公園を次々にたどり、富岡八幡宮が謎解きのゴール。最後、ちょっと難しかったですが、なんとか自力で解けました。やれやれ・・・ですが、スタンプラリーのスタンプ台が富岡八幡宮だけでなく、深川不動にもスタンプ台があるのでそこにも寄り道。帰りに伊勢屋で団子と大福を買い、並びのみなとやで「にゃんべい」を買い、フラフラしながら帰宅しました。湾岸コースより帰るのが楽なのが救いですが、歩いた距離は今回の方が長かったー。まあ、江東まつりのせいかも。

帰宅後、お茶を入れてお団子と大福で復活しました。甘いものは正義!あと、にゃんべいはめちゃめちゃかわいい

猫好きへのギフトに最適なおせんべい「七福にゃんべい」

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KOTO旅めぐり 謎解き編に参加してみた そのに

謎解きはネタバレ禁止なので、たどったルート(これはキットを買った時点でわかる)とそこで出会ったものについて書きます。何にも調べずに行ったんだけど、それなりにいろいろとありました。

10/13(日)の午後、天気もいいし「いくか!」と思い立ちました。まずは、キットを買いに行かなければいけません。と、行ってもお役所主導の企画ですから、日曜日に買えるのかどうか・・・とりあえず、他の販売所はわかりませんが「ティアラこうとう」は休日もいろんな団体がいろんなイベントをやっていることもあって、地下の事務所は開いてました。身近なところが開いててよかった。皆さんはキットの購入だけは事前に済ませておいた方がいいです。

この日は湾岸コースにチャレンジする予定でした。

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ティアラこうとうの最寄り駅は住吉駅。湾岸コースのスタート地点はゆりかもめの有明駅。電車で行くのはだいぶ苦痛です。

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有楽町線の延伸、早く欲しい・・・同じ区の中の移動とは思えないめんどくささ(笑)

ただ、休日のみ錦糸町から未来館行きのバスが出てます。ビックサイト経由するはず。バスは亀戸を経由して以降、ずっと新木場の駅まで明治通りを走ります。なのでティアラこうとうから明治通りまで移動。10分ちょいかな。バスを捕まえます。ほどほどの人手で、ビックサイト東まで40分ほど立ちっぱなし。「マーダー・ボット・ダイアリー」の新刊を読みながらバスに揺られます。

なんだかんだで15時頃に有明駅に到着。

進め方としては、キットに「まずはLINEでフレンドになって、そのチャットの指示に従え」と書いてあります。私、ふだんLINEで繋がっている友人が皆無なので、LINEってこういうときと、あと飲食店での注文と、歯医者の診察券としてしか使いません(笑)。そんなLINEで「湾岸コースに行くよ」と選択をすると「有明駅に行け。ついたら教えてくれ」との指示。有明駅・・・のどこよ?と思いつつ改札までいけばいいのかなと歩いてる途中で「もういいだろう」と「ついたぞ」ボタンを押すと、駅の横の「そなエリア」という施設の入り口を見てこいとの指示。改札までいかなくて良かった(笑)。参加者へのアドバイスです。ちょっと先まで表示してもいいよ(笑)

「そなエリア」は防災公園(様は万が一の時に用意してある空き地ですな)で、ふだんはバーベキューが出来たりするみたいです。その片隅にある建物を観察して謎を解けということなんですが、せっかくだから建物に入ってみたら意外にたくさんの人が。なんでこんなに繁盛してんのかなと思ったら災害体験ツアーをやっているみたいで、お子さん連れがたくさん参加されてました。何が体験できるのかはよくわかりませんが、良いことですね。マジのヤバい地震のときは満足に歩けないとか、体験は必要。東日本大震災の時にまだ子供で全然記憶が確かじゃない・・・みたいな世代とぼちぼち働くことになりましたからね。あの時は座ってたキャスター付きの椅子がどっかにいってしまわないように机を掴むのが精一杯だったなあ・・・

有明駅の周辺も他のイベントをやっているみたいでした。花の広場と呼ばれるエリアにも出店っぽいテントがいっぱい出てるし、大阪市内と関西国際空港を結ぶ関西人にはおなじみの特急「ラビート号」のお面を被った子がそこここにいたり、A1ぐらい路線図パネルを持ってるお兄さんがいたり。実は10/14は「鉄道の日」で、この連休はここで鉄道まつりをやってました。私は鉄道には興味がないので、ちょっと冷やかした程度でしたが、盛り上がってました。その後は、並びのパナソニックセンター東京の展示も冷やかしたり・・・なかなか進みません(笑)

謎解きはわりとスムーズに。私が悩んじゃうやつはMilueがすぐ解いたり、逆にMilueが悩んじゃうやつは私がぱっとひらめいたり。2人なら特に困らない感じ。その後、コースはりんかい線にそって、コロシアムブリッジを越え、有明コロシアムの西側を通り進んでいきます。順調、順調。

さらに北西に進みます。スモールワールドミニチュア東京の入り口のモニュメントが謎解きに使われるんで前まで行きました。企画なのか常設なのかわかりませんがかなりしっかりしたエヴァ初号機の像が入り口にあり、人目を引いてました。なんかすごく楽しそうで入りたかったんですが、入場料が3000円以上して楽しむのに2時間ぐらいはかかりそう・・・と知り、今回は断念。今日中に謎解き終われなくなっちゃう・・・。リベンジしたいです。

さらに北西に進みます。空き地っぽいところを抜けていくと、またいろんなイベントをやっている感じ。あっちこっちでいろんなことがやられているんですね。知らないのはもったいないなあと思いつつ、冷やかしつつ。ちょうどルートの脇が東京オリンピックのスケボーの会場でした。懐かしい!というか、施設として残って使われているんですね。ちょうどスケードボードの大会をやっているみたいで、ちょっと覗いてみたり。楽しいです。

で、有明と豊洲を分ける川・・・じゃないか、もうたぶん海水だな。水路に行き当たって、そこでも謎解き。ここが難しかった!ここは2人ともかなり悩みました。もうだいぶ足も疲れていたのでベンチに座り込んで・・・10分ぐらい考えたかな。ネタバレは厳禁ですが、ここはちょっとヒントを「.」は「てん」と読みます。これが鍵です。

橋を渡って豊洲市場の前を通り、ゴールは新しい市場併設の商業施設「先客万来」。初めて行きましたし、そもそも存在も知りませんでしたがなかなかセンスのいい施設。へんぴなところにある(まあ、東京であんな巨大な市場を作れるところなんだから、へんぴなんですよ)せいか、お客さんの入りがほどほどなのも好印象。あちこちからいい匂いがしてくるし、ユルく沖縄風の歌手の人のイベントをやっていたり、入浴施設が併設されていたり、いいですね。まあ、モロモロの値段は観光客価格なんで「市場に行けば安くて美味しいものが食べられる!」的な期待を持っていくと完全に裏切られますけど、程よいテーマパーク感があって、これはこれでいいのかなと思いました。是非、あまり流行らないでほどほどでお願いします(笑)。

それにしても、ゴールをここにするのは完全に正解。歩き疲れてヘトヘト。お腹も空いてます。お寿司は近所の行きつけのお店の予約をしたばっかりだったこともあり、あえて外してロコモコ丼っぽいお店で食べました。美味しかったです。

というわけで、うろうろうろうろと9kmばかり歩いて終了。ゆりかもめでビックサイトまで戻ってまた40分かけてバスで帰りました。いや、最後のバスで40分立ってたのが辛かったわ(笑)。でも、いろいろと面白かった!

 

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KOTO旅めぐり 謎解き編に参加してみた そのいち

江東区民には区報というものが届きます。月に3号とか結構な頻度で。そんなに真面目に読んでいるわけではないですが、わりにちゃんとしたものが届きます。江東区は税金も高いけど、こういうサービスのクオリティは高い。コロナワクチンの動きも速かったし。税金は高いけど。

9月に来た区報でお知らせされてたのが、KOTO旅めぐりというイベントでスタンプラリーを先行してやってたんだけど、謎解きも入ったよと。それが上の画像のリンクなんですが、この画像のセンスがそもそもいいですよね。好印象。謎解きも好きだし、乗っかってみよう。

江東区はそこそこ広い区です。おおよそ四角い形をしていて、北東が少し北にはみ出して亀戸天神があり、そのまま南に行くと新木場を越えて海まで行き、南東の端はお台場と豊洲、そこから北上して両国にいく手前ぐらいまで。このイベントではその中で、亀戸周辺のエリアと、門前仲町周辺のエリアと、有明・豊洲周辺のエリア、3コースが準備されています。亀戸はまあ、ご近所で面白みが少ないので、他の2つを巡ってきました。詳細は別に書こうかと思いますが、どちらもとても楽しかった。ちょうど季節も街歩きに相応しい時期になってきましたし(これ、開始時期の9月上旬だったら途中でヘバってたと思います)、12/20までやってるんですけど逆に寒くなりすぎないうちにお近くの方は行ってみてはいかがでしょうか。

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システム・クラッシュ/マーサ・ウェルズ

"弊機"ちゃんの新作が出たぞー。

おや?

"マーダーボット・ダイアリー"シリーズの感想を書いてない?これはしまった。

シリーズ最初の「マーダーボット・ダイアリー」を読んだのは2021年。たぶん、いわきに旅行している途中に読んでいたはず。もう刊行から数年経っていましたが、徐々にSF読みの中でファンを増やしていた感じでした。ゆうきまさみ先生か、椎名高志先生か、その辺のtwitterで言及されてたのがきっかけだったような。

原書を読んだことがあるわけじゃないのでなんとも言えませんが、日本での人気は中原さんの翻訳、安倍さんのイラストの力も大きいでしょうね。著者が女性なのもあるのかな。この主人公(一人称が「弊機」。企業にお勤め(?)だったんですね。ブラックなので脱走するんですけど)がもうね、可愛い。いじらしい。

いわゆる「自我を持ったコンピューター」系のキャラクターなんですが、クローン生体素材がふんだんに使われているらしいので見た目は人間。生殖機能はもちろんないので、性別もなし。それもあって下ネタが苦手(笑)。自分自身をハックして統制モジュールを取り除いて自由の身になるレベルの電脳戦のプロフェッショナルであり、戦闘能力も人間とは比べものにならない「隣の席の兵器」でありながら、自由を勝ち取ってやっていることが「バレたら面倒だから自我がないフリをして、仕事がないときは人間が作ったドラマをひたすら見てるのが好き」というスーパー内向的なキャラ。誰の制御下にもない危険極まりない警備ユニットである自分を「暴走マーダーボット」と自嘲し、のろまで非合理的な人間のことを見下しているけど、その実、自分の存在意義が「人間を守ること」だと認識していて人間に危険が及ぶとプレッシャーで気分が悪くなる生真面目な性格を持ち、手のかかる護衛対象の人間達への使命感と愛に溢れていて(人間が嫌いならドラマみないんだよね)、でも、人間から道具的扱いを越えて尊重されるとキョドるという、まあ、拗らせまくったキャラ造形がみんなのハートを打ち抜きました。

既刊は、最初の中編集上下巻。次に長編第1作の「ネットワーク・エフェクト」があって、前日譚の「逃亡テレメトリー」まで、で、この新刊の「システム・クラッシュ」は「ネットワーク・エフェクト」の直後からの続き。1巻別の話を挟んじゃっているし、いや、もう「ネットワーク・エフェクト」の話忘れたけど・・・と読み始めたら、冒頭に(たぶん日本語版オリジナルで)8ページにわたるながーい「これまでのあらすじ」がついてて親切・・・。前のも読み直したいなと思いますけど。

というわけで、前作の最後でヤバい植民惑星から脆弱な人間共を救いだして脱出したはずなのに、「別なところにも入植者が残っているかも」という情報を得て奴隷船から彼らを救うためにまたも危ない惑星の上を突き進むことに。前作は「この惑星の秘密」がかなり大きなパートでしたが、今作はその経験を乗り越えたチームの一員として機能し始めている「弊機」が少しずつ人間関係を受けいれ始めているのが読みどころです。途中、自分のチーム内のポジションが脅かされそうになるんだけど、ARTに「警備コンサルタントはお前だ(から、自信持ってやってけ)」と言われて、「えへっ♡」ってなってる弊機ちゃんが可愛すぎる。

ちなみにこの表紙の中性的な"弊機"ちゃんが気に食わないって人もたぶんいると思うんです。いや、警備担当だから見た目で威圧できる必要があると思うし。でも、読んでる時の私のイメージって「人類は衰退しました」の「わたし」みたいな印象なんで、もっと女の子にして欲しいです(笑)。今回の解説は池澤春菜さんで、そこでApple TV+で映像化が進行中だよということが書いてありましたが・・・向こうの映像化の弊機ちゃんは可愛くないんだろうなあ。せめて草薙素子ぐらいじゃないとイメージが合わないのよ。

というわけで、本作がどうってことはあんまりないんだけど、シリーズの続きが読めて幸せ。とりあえず、このシリーズは読んで損はないのでまだの方はぜひぜひ


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畳を新調をして、液晶ディスプレイを割った

今の賃貸マンションに引っ越してきて、はや11年。いろいろあって、和室の畳を入れ換えることにしました。賃貸なので大家の費用でやってくれてもよさそうなものですが、別にそんな義務はないわけで費用持ち出しです。6畳の部屋をやるだけで、10万円以上します。それも大変だけど、作業日は部屋の家具を全部出さなきゃいけなくて、それが大変でした。

すごい大変でしたが、新しい畳の匂いはとてもよくて、基本的には満足です。強制的に部屋の大掃除もできたので、それも良かった。

ただし、その作業中に机の上から買ったばかりの32インチのLGの液晶ディスプレイを落っことしてしまいました。

 

あああ~

 

見事に液晶が割れました。もう10万円サヨウナラです。とほほ・・・

憂鬱なのは、この液晶を捨てるのが面倒くさいからです。PCリサイクルの対象なので、粗大ゴミに出せません。どうすればいいのか。

偉いもので、ちゃんと手順を書いてくれている人がいます。

https://jittodesign.org/lg-recycle-19170/

素晴らしい。ありがとう!と、いうわけで、まずはリサイクルマークを取り寄せるところからです。とほほ・・・

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未解決事件は終わらせないといけないから

「知恵のかりもの」をクリアした勢いで、これもやっちゃいました。いやー、土曜日の夕食後にひとしきりテレビなぞ見て、寝る前の30分ぐらいでどんなゲームかさわりだけやってみようかとMilueにやらせてみたら、これがとまんなくて。私も自分の分をSwitch Liteに落として読み始めちゃって。ほぼ、いい感じのミステリーを読んでる感じ。体験としては読書なんだけど、紙の本では絶対にムリな読書体験。すごく楽しかった。

Switchに移植される前にとっくに評判になっていたゲームではあるんですが、どんなゲームかはSwitch版のDirectの映像を見るのがわかりやすいです。ある事件に関して、誰のいつのものかわからない証言がたくさん手に入って、それをいにしえのTweetDeck風のタイムラインに並び替えていくというゲームで、これがねー面白い。そして、タイムラインの間がメンションとハッシュタグで繋がっていって次々に証言がタイムライン上に積まれていて、「いや、これどうしような」って思うんだけど、よーく考えていくとなんとなくわかっていく。「こういう人間関係なんだろうな」と思っているのが、違う形が見えてくる。いやー、面白い。がっつりタイムラインが完成するまで一心不乱にやっちゃった。朝の4時になっちゃった。

で、これ、エンディングの作者からのメッセージをみるとわかるけど、韓国の人が作ってるんだって。ま、この絵柄で韓国人と日本人の違いはでないだろうとは思うけど、ツイート風の証言の文章のローカライズの完璧なのはホントすごい。いや、ローカライズ担当の人、ニュアンス的に難しかったり、文字数の制限があったり大変だったろうけど、素晴らしい仕事です。頭が下がる。

というわけで、こっちは気軽に買える値段で気軽に遊べるボリュームなんで、特に読書好きには絶対のオススメ。Switchでも、Steamでもお好きなプラットフォームでどうぞ

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ゼルダの伝説 知恵のかりもの

ゼルダシリーズってほとんどやったことがなくて、「ブレス・オブ・ザ・ワイルド(BotW)」はたまたまドラクエ10の藤澤さんが青沼さんに取材に行く電ファミニコゲーマーの記事を読んだので発売日に買いました。が、それ以前のシリーズは全然知りません。なので、「見下ろし型ゼルダの新作が!」と言われても、うーむ・・・って感じだったんですが、Directの映像なんかをみると大好きだった「ドラゴンクエスト ビルダーズ」みたいだなと。絵もキレイだし・・・いや、ゼルダの造詣はもうちょっと可愛く出来たのではという気がしますけど・・・

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可愛いよね

ゼルダ姫が主人公に!シリーズ最新作「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」が9月26日に発売決定! (2024年6月19日) - エキサイトニュース

う、うん・・・もうちょっとがんばれる。

それはともかく、フィールドの草を焼いたり、水に何かを浮かべたり、オブジェクトを移動させたりというコンセプトを固めるときに作ったと言われているBotWの2D試作版の精神を受け継いでいる気がして、とても気になるタイトル。そして、そっちの遊びに専念するためにあえて「オブジェクトの出し入れをしないと何もできない」ゼルダを主人公にしているのが興味深いです。なるほど、ちゃんと精神的に繋がっているし、やってることが理にかなってる。任天堂さんは偉いよなあ。

そんなわけで、遊んでみました。手触りはすごくいい。BotWほどガチ感がないのもいい。自分で戦わないのでアクションが苦手でも全然大丈夫だし、フィールドから落下しても可愛い声で「きゃぁあぁぁ」って言って落ちていくだけで、ノンペナルティで復帰するし。ボリュームもストーリークリアするだけなら土日がっつりやればなんとかという感じ。あのね、このぐらいがいいですよ。世の中のゲームは長すぎる。こちとらゲームばっかりしているわけにもいかないんです。

謎解きも、BotWの祠ほどのガチ感はないけど程よくいろいろあるし、なんというかな、ホントに上手く出来てる。ガチゲーマーは物足りないのかもしれないけど、ビジュアルと内容がすごくよくあっていると思いました。わりと夢中で遊んじゃった。フィールドただ歩いてて楽しいのよ。良いゲームの証拠です。

あとは、お気に入りのかりものをあげておくのが作法かな

戦闘は、タートナックにお任せ。最後のダンジョンはシャドウなライネルがやたら強いんで、こっちもライネルを取りに戻りまして、ラスボスはほとんどライネルを使いましたが、そこまでのほとんどはタートナック。攻撃の出がいい感じなんですよね。

接近戦が難しいものについてはウィズローブのどれか。飛んでるものとかビムみたいな遠くにある固定砲台はグエーを2匹出して見守るって感じ。水中は近づいていってバクダン魚をくっつけて倒すのがお気に入りでした。

ギミック系はタイマーカッターがお気に入り。なんなら戦闘も終わりの頃はタイマーカッターを6体出してちまちまちまちま削る方法で中ボスも倒してたり。楽しいです。乗って移動するのも楽しいよね。

というわけで、満足の一本でした

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