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Windows 10にインストールしていた Adobe Acrobat 9が消えた

ぜんぜん意味がわからないんですけど、Windows10にインストールしてあったAcrobat 9が突如として消えました。デスクトップにおいていたショートカットはアイコンがデフォルトのモノに変わり、ダブルクリックしても「ファイルは見つからないんで、ショートカットを削除する?」って聞かれるばかり。何をされたのかさっぱりわかりません。

えっとですね、もう10年以上Scansnapというスキャナを愛用しているのですが、かつてScansnapにはAdobe Acrobatが同梱されていました。本を自炊して出来るPDFを編集するためです。今ではもう同梱されていなくて、Scansnap Homeという自炊にはまったく向かない専用アプリに置き換えられてしまいました。でも、ずーっと昔から使っていたAcrobat 9をそのまま使い続けていたんですね。このパソコンはもう8年ぐらい使っていて、たしか買ったときはWindows8だったハズ。で、編集可能なAcrobatを使ってPDFを観ているとついうっかりページを消してしまったりしかねないんで、Acrobat Readerも入れていました。

時代はうつり、AcrobatはAdobeのCreative Suiteとかと同じようにサブスクリプションのソフトウェアであるAcrobat DCになりました。もう売りきりのAcrobatは買えません。ReaderのバージョンもAdobe Reader DCになったのかな。Adobe Reader DCは別にサブスクリプションに入らなくても使えるのですが、何かと言えばログインしろ、金を払えというボタンやダイアログが出るゴミソフトに進化しました。で、私の自炊用PCのAcrobat ReaderもAdobe Reader DCに(半ば強制的に)更新されています。で、Acrobat9とAdobe Reader DCを併用してずっと自炊をしてきたわけです。

ところが、先日、突如としてAcrobat9が消えました。Program files(x86)のAcrobat9のフォルダの中身がごっそり消されました。何が起こったのかわかりませんが、こんなことをする動機があるのは、Adobe Reader DCのアップデータぐらいしか考えられません。消せばサブスクリプションのAcrobatを使ってもらえると考えたとは思いたくありませんが、何らかAcrobat9に重大なセキュリティの問題が見つかって、サポートがもうないソフトウェアとはいえ危険なのでAdobe Reader DCのアップデータがAcrobat9がインストールされていたら消そうとするというのはあり得るシナリオではあります。

だとしたらメッチャムカつくわ!

というわけで、どうにかせにゃならん。まず、私が自炊本でやりたいことは、たとえばiPadでコミックを読むときに見開きで紙と同じように開けることです。そのために

  • 右綴じにする
  • 表紙の裏ページを削除する

という手続きをスキャン後にやってます。

これをしない場合は、表示するときに表示側のソフトで

  • 表紙を単独で表示させるオプション
  • 綴じ方向を変更するオプション

を触る必要がありますが、毎回やるのは大変だし、すべてのビュアーでこのオプションが使えるわけでもない。というわけで、ちまちまAcrobatで修正を入れていたわけです。あとは、折り込みのページとか、カバーをめくった表紙部分とかをページとしてどこに配置するかとかも調整がいるんですよね。なので、Acrobat大事。ずっと大事にしていたのに・・・ちくしょう・・・

というわけで、困り果てました。

もちろん、Acrobatを買ってもいいんですが、大量のファイルを処理しているとはいえ、やってることはページの削除とプロパティの変更だけ。Acrobatが誇る機能の99.5%ぐらいは使わない。それで月に1500円ばかし持っていかれるのは何か間違っている気がするし、何より勝手に私のAcrobat9を消しやがった(と確証なしに思っているだけですが)Adobeに唯々諾々と金を払うのは腹が立つ。

というわけで、代替案。ページの削除で良ければ、お安いソフトがあります。

いや、このどちらも私の利用目的に対しては機能がありすぎるぐらいなんですけど。人柱的使命感に燃えて、両方買ってみました。

ソフトウェアの出来というか、こなれ具合としてはJUST PDFの方が好印象です。いきなりPDFの方は、インストーラのファイル名が"インストールする.exe"という段階で不安感がアリアリです。インストーラーもダイアログなしにいきなりマシンを再起動させたり、初回起動時に作業をしているといきなり「バージョンアップしてくれ」と言ってきて、OKボタンを押すとバージョンアップは始まるんだけどアプリはエラーで死ぬという乱暴仕様だったりと、いささか荒っぽい。

ただ、JUST PDFが綴じ方を変更できない上に、綴じ方自体に対応していない(右綴じのPDFを表示しても見開きで若いページが左に来る)という残念ぶり。これが必要なのは日本人だけ(なのかな?)なんだから、ここは国産ソフトにはしっかり対応して欲しいところ。それとも、これって正式なPDFの仕様じゃなかったりするんでしょうか。その点、いきなりPDFはちゃんと変更が可能ですし、見開き表示もその通りに変わります。ただ、残念なのは左側のペインにサムネイルを表示したときに、Acrobatだと右綴じにしたらサムネイルも右から並ぶのに対して、いきなりPDFは左から並ぶままなこと。うーん、惜しい。でも、まあ、受け入れられる。

ちなみに、綴じ方向を変えるだけならPDF Info Makerというフリーソフトがよく使われているみたいです。また、コマンドラインツールを自作されている方もいるので、参考にさせてもらって自動化したいところ。

さて、課金課金して私の自炊用WindowsマシンにはPDF処理ソフトがAdobe Reader DCもあわせて3つも入ったわけですが、Acrobat9が消えた瞬間からPDFファイルのアイコンがいわゆる「縮小表示」にならなくなりました。Scansnapでスキャンしたファイルは時刻がファイル名になるので、どのファイルがどの本なのか縮小表示でわからないのはとても困る。

調べてみると、Windows10からはShell ExtensionのPDFの縮小版表示がデフォルトでは動かなくなったので、Adobe AcrobatやAdobe Readerの環境設定で、Shell Extensionを有効化する設定にチェックをいれると、それ用のソフトウェアが追加でインストールされるということになった模様。まあ、Windows8からアップデートしたので、多分その辺は勝手になっていたんだと思いますが・・・動かなくなったということはたぶんShell ExtensionをやっていたモジュールがAcrobat9のモノだったんでしょう。

Windows Explorer で PDF のサムネールプレビューを有効にする

これをみて設定してみるものの改善せず。これはたぶん、Shell Extensionの設定が正しく切り替わらないんだろうなあ・・・

いろいろググってみたところ、この設定はレジストリの以下のキーだということ

HKEY_CLASSES_ROOT¥.pdf¥ShellEx

自分のマシンを見ると、ここに2つ設定がある。ググってここを頼りにAcrobat Reader DCだけ残るように1つ消して再起動したところ、無事、縮小版が表示されました。適当にやっているわりに成功してよかった。

というわけで、ちょっとしばらくこれでやってみたいと思います。


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