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アベンジャーズ修行6:「エイジ・オブ・ウルトロン」

アベンジャーズ修行もだいぶ大詰めにさしかかって参りました。6本目は、「アベンジャーズ2」。

うーん・・・今作はちょっと辛めの点数にならざるを得ないかな・・・。

というのも、お話がどこに向かっているのかよくわからんのですよね。もちろん、ストーリーラインは追えます。「宿題だったロキの杖を回収した→杖を使って作ろうとしたウルトロンが人間に叛乱を起こして杖を持ち逃げした→超AIから杖を取り戻してこりもせずにビジョンを作った→ウルトロンやっつけた」という話。それはわかる。

問題は、誰が何をしようとしているのかが追いづらいことなんですよね。スタークはなぜウルトロンが作りたかったのか。ウルトロンはなぜワカンダに行ったのか。ワカンダの武器商人は何がしたくてあのような行動を取っていたのか。ウルトロンはなんでソコヴィアを持ち上げようとしていたのか。アベンジャーズはソコヴィアで何をしようして(何を阻止しようとして)行動しているのか。なんで、スタークは懲りもせずにビジョンを作ろうとしているのか。最終的には追えるんだけど、観ている時点でどうなっているのかがわかりづらい。で、このストーリーを通じて、何が得られて何を失ったのか。何が変わったのか。そういうことがわからない。うーむ・・・。

まあ、難しい映画であることは間違いない(全員を登場させて活躍させるだけで大難題)のでしょーがないし、はっきりと団結してないところがアベンジャーズって感じもするんでいいんですけどね。しかし、1作目が宇宙からの侵略者で、2作目が「ちょっちバグってました」なのはどーなの。いや、ここはマインド・ストーンは人知を超えるので危ないねって事なのかな。ま、若干のスケールダウン感はあります。

そもそも、岡田さんの「コレ観ろガイド」は「エンドゲーム」を観るために必要なリストであって、面白い映画をチョイスしているワケじゃないので、そこんとこはまあ、しゃーない。マインド・ストーンは今後、物語に大きく関わってくるねって事ね?OK。

面白くなかったかというと、別にそんなことは無かったけど。ロマノフの超わかりやすいアタックぶりは微笑ましいし、新登場の双子も良いキャラで、描写も格好いい。あのサイコキネシスの発動のさせかたは、なんか中二感あって好き(笑)。最後の「フラッグ取り合うゲーム」(違)のわちゃわちゃ感もすごーく良かった。お祭り映画感はすごくあって、いいんじゃないかな。

さて、次は「シビル・ウォー」。終わりが近づいてきたぞー。若干、飽きても来たけどー!(笑)

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