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2019年冬アニメ(と、ドラマ)1話感想 そのさん

[同居人はひざ、時々、頭のうえ。]

Web配信の漫画が原作。原作は未読です。

要するに猫飼ってる人のあるあるなんで、「動物と子供は卑怯」って奴です。ハルすごいかわいいけど。なんだろうなあ、このツンデレ感がたまらんよなー。間違いなく歴史に名を残さない一作なので好きな人は見ればいいと思います。私は続きを見ちゃいそう。

[魔法少女特殊戦あすか]

月刊「ビックガンガン」連載の漫画が原作。原作は未読です。

戦争で荒んだ世界と魔法少女の世界感を融合させて、魔法少女が戦いの道具になっているような設定。うーん、よくあるとまでは言わないけども、「まどマギ」以後だとそれほど珍しくもないかな。で、主人公の魔法少女が血みどろの戦いをして世界が一応平和になって、主人公はやっと平和な学校生活になじみかけているのに、その平和な日常がテロリストに破壊されて戦いの世界に舞い戻る・・・と。

えーっと、1話を見て嫌な気持ちにしかならないんだけども、これで続き見てもらえるかな?希望がないよ、希望が。主人公を1話目で絶望させてどーすんの。

[荒野のコトブキ飛行隊]

「ガールズ&パンツァー」の水島監督が、今度はレシプロ戦闘機のアニメを作ると。とりあえず、オリジナルは星1つ追加。

しかし、私は「ガルパン」がなんでヒットしたのか、わかんないんだよなあ。世の中には戦車のマニアってのはいっぱいいて、そういう人が戦車のアニメを作りたいのはわかる。「ガルパン」がめちゃめちゃ戦車の描写にこだわっていて、戦闘シーンは文句なく格好いいのもわかる。とはいえ、普通に戦車アニメを作ってもウケるわけないから、登場人物を全部女の子にすれば、アホなオタクが喜んで、マニアな戦車アニメってことがごまかせるだろう。やっほい!

・・・いや、そんなわけないでしょ(笑)。なんで「女の子が戦車に乗っている」と嬉しいんだろう。全然わからない。いや、女の子が出るアニメが嫌いなわけじゃないし、「バトルアスリーテス大運動会」はマイ・フェイバリット・アニメのひとつなんで、女の子のスポ根も好き。でも、「ガルパン」ってドラマに見るべきところ、あった?戦車戦が素晴らしいから最後まで見ちゃったけど、ごめん、主役の4人の名前、覚えられなかったんだけど。戦車が好きでもないのにあのアニメを喜んで見ている人が理解できない。

なので、この作品が面白いのかどうか、さっぱりわかりません。私、戦車もそれほど詳しくないですが、戦闘機もそんなに詳しくありません。零戦と隼の区別がつくかといわれれば、つきません。でもまあ、毎月「モデルグラフィックス」を買っている模型野郎なので、基礎的な教養はあります。

で、ですね。今売ってるモデルグラフィックスには、このアニメのミリタリー監修をやってる二宮さん(この人は飛行機モデラーでもある)とお馴染み軍事評論家の岡部いさくさんによる1話、2話の誌上ドキュメンタリーが載ってます。これを読んでアニメを見るとすーごく良くわかるし、空戦シーンが5倍面白くなります。1話の隼の起動シーケンスのシーンなんてただ見ていれば「へー」ですが、解説を読んで見ると、すっごく面白い。で、ですよ。それがわかって見てる視聴者はどんだけいんのよって話なわけ。女の子が可愛ければ見るの?つか、この子たちは可愛いの?(笑)

というわけで、この作品の鑑賞の為には今月の「モデルグラフィックス」はマスト・バイなんですけど、悪いことに今月号は模型がオマケにつく特別号なので、5000円ぐらいするのね(笑)。いや、ついてくるのはこの作品の主役機である隼のキットなので、「モデルグラフィックス」的にはコトブキ猛プッシュなんですけど、裏目かもしれない。まあ、1話から、紫電VS零戦とか隼VS零戦とか、普通に第2次大戦ものをやったらあり得ない空戦シーンが山盛りで、すごい面白いし、「紫電は自動消火装置があるから、被弾して黒い煙が出ても、煙が白くなって、そして収まるけど、零戦は燃料タンクが防弾じゃないから被弾したらすぐ燃えちゃう」なんてのが何の説明もなく映像で再現されててなんかスゲーんだけども、これは伝わるものなんでしょうか。

[ゆうべはお楽しみでしたね]

ガンガンONLINEで連載の漫画が原作。ドラクエXがフィーチャーされてる漫画ってことでもちろん読んでます。えっと、これはアニメじゃないっす。

原作者もドラクエXプレイヤー。ドラマのヒロインの本田翼さんも配信やるぐらいのドラクエXプレイヤー。「光のお父さん」は現実にあったことを書いてるブログが原作という変わったドラマでしたが、こっちはちゃんとお話なので、いたって普通のドラマです。普通っちゃ普通なんだけども、ドラクエXをやっていない人が見て面白いのかは謎。我々夫婦はすごく面白く見てます。

でも、こないだ実家帰ったらウチのおかんが再放送の「光のお父さん」にハマってたんだよなー。「あんたやってんの、これ?最近のゲームってすごいねんなあ」。いやー、FFXIはやってたけど、FFXIVはやってまへん。というか、意味わかってんのかな?「よしだーっっっ」はわかってないよな(笑)

[スタートレック ディスカバリー セカンドシーズン]

ついでにもひとつアニメじゃないもの。Netflixで第2シーズンが始まりました。

第1シーズンは最初からクリンゴンと戦争状態になり、途中からはミラーユニバースの話になり、面白いは面白いんだけどテーマが暗く、クルーもギスギスしていていわゆるロッテンベリ的な世界とはかけ離れてたんだけど、セカンドシーズンはすごくスタートレックっぽい。

1話でいきなりUSSエンタープライズ(船長はカークじゃなくて、まだクリストファー・パイク)が登場。パイク船長は例の黄色のユニフォームを着ていて、ティリーに「新型艦のユニフォームは格好いい」と言われてたり。アカデミーのシーンではみんな青いユニフォームだったけど、これから移行するって設定なのかしらん?

で、エンタープライズは修理中なのでパイク船長が船長不在のディスカバリーの指揮を執ることになるんだけど、パイクは非常に連邦の艦長っぽい振る舞いだし、クルーの一体感も出ててすごく前向きな雰囲気。

2話は遙かベータ宇宙域になぜか人類の集落が。しかし、そこにいる人類は未知の異星人により連れてこられていてワープ技術を持っていないまま200年生き延びた種族だからPrime Directive(いわゆる「艦隊の誓い」)に従うと干渉することは出来ず・・・というすごくスタートレックにありがちな話で、かつ、監督がジョナサン・フレイクス(TNGのライカー副長役で、劇場版「ファーストコンタクト」の監督)という、「ああ、すごくスタートレックです」という感じ。この後が楽しみ。果たして迷えるスポックは登場するのか。

残念なのは、アフタートレックがなくなっちゃったこと。まあ、いいか。あれがあると1週分がすげー長いし。でも、あのおじさん好きだったんだよなあ。

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