2018春アニメ 1話感想 そのに
[宇宙戦艦 ティラミス]
マンガが原作。原作既読です。
巨大ロボットの中に引きこもりがちな主人公が巻き起こすナンセンスギャグ。原作も最初は馬鹿馬鹿しくて面白かったんだけど、発展させるのが難しいネタっぽいです。なんか、苦労している感じがします。
アニメの方は思い切ってショートアニメになっていて、原作の良さを上手く引き出していてGood。つか、大塚明夫さんがナレーションをしていると、何でも面白いわ。
[多田くんは恋をしない]
大塚明夫つながりで、次はこれ。「月刊少女野崎くん」のスタッフ再集結によるオリジナル作品です。
監督・シリーズ構成・総作画監督が「野崎くん」のまんま。制作も同じ動画工房。オープニングを歌うのはどちらもオーイシマサヨシ、OPの作画をどちらもりょーちもがやっていて、主人公のCVはどちらも中村悠一・・・という、すごく既視感のある作品。でも、絵柄、声、演出に見覚えがあっても、そこでやっているお話はもちろん全然違うわけで・・・なんだろう。あれかな。好きな劇団のお芝居をまた観に来ました的な感じかな。
ちょっと京アニ日常系を思わせるようなゆったりとした空間、写真部っていう絶滅しかけの文化部設定、金髪清楚系ヒロイン・・・と10年ぐらい前のアニメの美味しいところをぐしゃっと集めてきたような作品ではあるんですが、料理の仕方が上手いので美味しくいただけます。面白いですね。タイトルで「恋をしない」と謳ってますが、しないと話にならないのでどうなりますことやら。
CVでいうと、ニャンコビックという飼い猫の(心の)声を大塚明夫さんがやっていて、こういうのさせたらもう、右に出る人はいません。自然と笑っちゃう。そして、主人公の友人のナルシスト男子を宮野真守さんがやっていて、これまたこういうちょっとイタい感じのキャラをやらせたら完璧。宮野さんの一番美味しいところが出ていると思います。
[銀河英雄伝説 Die Neue These]
次は宮野真守つながりでこの作品。言わずと知れたベストセラー小説を再びアニメ化です。
Milueが田中芳樹のファンなので、小説もアニメもちょろっと囓ってはいるんですが、「アルスラーン戦記」もやったし、リブートさせるにはちょうどよい感じなのかもしれませんね。この作品にとってそれほど重要な要素ではないとは言え、さすがに前のアニメの艦船や戦闘機のデザインは古くさすぎなので、CGバリバリでその辺りを上手く見せてもらえるとメカな人達もぐっとのってこれるんじゃないでしょうか。プラモ欲しい。
で、まさに主役のラインハルト閣下の声が・・・宮野真守さん。いや、格好いいんすよ。格好いいんすけど、どうしても宮野さんというと"銀河美少年"のイメージが今でも強い。なので、「ただこい」の方がぴったり来るイメージがね・・・。聞いててちょっと笑っちゃいます。
とりあえず、Milueと見ていると、このキャラの絵が前作と違うだと、あのエピソードがないだの楽しそうにぶーたれながら見ていまして、愛されてる作品だなあと思います。1シーズンテレビでやったら続きは劇場イベント公開になるというのもイマドキっぽい感じっすね。
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