4Kテレビを買った
夏です。暑いです。
いや、大阪に比べれば東京の暑さなんて2割減ってなモンですけど、暑いことは暑いです。今年の夏は住んでいるマンションが外壁工事をしていて窓を開けられず、ずっとクーラーを入れっぱなし状態です。部屋はいつも薄暗いし、ちょっとイヤね。
そういう締め切った部屋でクーラーを効かせながらテレビを点けているときにテレビに近づくと、もわっと暑い感じがします。主に液晶のバックライトが熱を発しているんですね。このテレビはあのエコポイントの時代に買ったものです。ということはバックライトはCCFLですが、いまや液晶テレビのバックライトはほぼLEDになり、消費電力は下手したら半分ぐらいになっているはずです。発熱も相当減ることを期待・・・していいんでしょうか。
疑問に思ったので、小寺・西田メルマガ「金曜ランチビュッフェ」に質問してみました。すると、小寺さんからは「最近、4K買ったけど熱い感じはないですよ」と、西田さんから「消費電力と発熱低減は、普及型のエッジLEDモデルに限ります。直下型はLEDが多いので、ピーク時はかなりアレな感じになります。」とお返事が。アレって何よ(笑)。でも、確かに直下型ならエリア駆動がないとダメかなあ。
というわけで、画質的にはさほど不満はないもののテレビの買い換えを検討します。今までの40型は持っていたメタルラックの幅にぎりぎり収まっていたのでそれに入れてたんですが、せっかくテレビは薄いのにメタルラックの奥行きの分だけ前に出てきて部屋を狭くしていたので、スタンド型のテレビ台を検討しました。基本的にはテレビは食卓の椅子に座ってみることが多いのでそれなりの高さがないとダメですし。
というわけで、テレビ台はこれをチョイス。ほぼ壁にぴったり付けられたので部屋が広く感じるようになって幸せ。ただ、テレビ自体は遠くになってしまったので、40型より少し大きめをチョイスすることにしましょう。テレビもずいぶんお安くなりました。価格的には4Kを選んでもよいのですが、しかし、4Kのコンテンツなんてありませんから意味はないです。意味はないんですが、すでにテレビのボリュームゾーンはすっかり4Kになってしまったようで、HDテレビで大きい物はあんまり選択肢がないような感じ。うむー・・・
と、考えていたら、かねてより噂のスタートレック新シリーズが、日本ではNetflixで来年の1月から配信になるというニュースが入ってきました。新しいスタートレックのTVシリーズはアメリカのどこぞの局の独自配信サービスの目玉コンテンツになるという話だったので英語を我慢してそれをみることになるのかと思っていたんですが、なんと1週間程度の遅れで観られるんですって。まじっすか。今作るドラマでNetflixで配信なら4Kですよね?いや、違うかもしれませんけど、ここで4Kを選ばずにHDテレビを選んで、もし、4K配信だったらもう一回テレビを買い換えることになりかねません。うん、4Kだな。
さて、2016年に4Kのテレビを国内の量販店(というかヨドバシドットコム)で買うことを考えると、メーカーのチョイスは以下です。
- SONY
- SHARP
- Panasonic
- TOSHIBA
- 三菱
- LG
日本のテレビは海外勢によって、こてんぱんにやられたもんだと思ってましたが、こうしてみるとLG以外は日本のメーカーばっかり。世界的なシェアでいうと、圧倒的な1位はサムスンで、2位がLG、3位以下にずらっと日本メーカー・・・のハズなんですが、サムスンのテレビはなぜ日本では買えないのでしょう。よく知りませんが、まあ、いいや。パネルはサムスンだったりするんだろうし(よく知らないで言ってます)
で、いろいろ考えました。いろいろなサイトを調べました。SONYはAndroid TVという響きがイヤだったのでやめました。だってもっちゃりしそうだし、不可解なエラーにハマりそうだし。SHARPはハイエンドは素晴らしいけど普及帯はそうでもないと店員さんが言ってました。
Panasonicは今使っているレコーダーの設定系のメニューが最低(今でもおまかせ録画がなんで動いているのか全然わかりません。頑張って設定したらいつの間にか動くようになったんですが・・・)なので、もうイヤです。普通に録画を観たり全録したものを観たりするのは簡単だし、チャンネル録画と通常録画の設定の自由度とか最高なんですけど。何か、無理にメニュー体系を簡単にしようとして訳がわからなくなっているような感じです。このままそっと使い続けたい(笑)。
三菱はちょっと数が出てないので価格的に辛いみたいなことを店員さんが言ってました。ただし、赤はちょーきれいらしいです。ふむ。LGは有機ELは素晴らしいんですけど素晴らしくお高く、それ以外の製品がなんだか体系立ってなくて、なんだかよくわかりません。どういう型番の付き方なんだ・・・・。
というわけで、東芝にしました。折しもちょっと古いG20Xがお安くなってます。直下型LEDで55型でヨドバシドットコムで16万円ぐらい。やっす。納期が長いテレビ台を先に注文しましょう。テレビ自体はヨドバシドットコムなら注文して翌日には届いちゃうし。
と油断していたところ、いよいよテレビ台が明日届くよというタイミングでヨドバシドットコムを観たら、G20Xの取り扱いがなくなってました(笑)。うは・・・。他の入手手段ならまだ買えるけど、テレビ台が届くのはちょうどプロジェクト離任直後に取った短い休日のさなか。大量の配線作業はこの休みの間に片付けてしまいたい・・・うーむ・・・いいや。ここは奮発して東芝の今年も出るZ700Xにグレードアップしましょう。お値段だいぶ上がっちゃったので大きさは49型で我慢することにします。エリア駆動がつきました。わーい。タイムシフトマシンがつきました。いや、REGZAタイムシフトマシンをすでに持っているからいらなーい(笑)。そもそも、地上波をずっと録っても観たい番組ないんですよね。WOWOWをずっと録るとか、J-SPORTSをずっと録るとかしたいです。
さて、地獄のような模様替え(メタルラックを移動させたので)と再配線作業(レコーダー2台とホームシアターとWiiUとPS4の裏に全部RJ45とHDMIが挿さっていてだな・・・)を終えまして、無事、テレビがつきました。今回、録画機能はまったく使ってません。地デジを見ている限りは・・・うん、大して変わらないね。画面の大きさの変化はほとんど意識に上りませんが、大きくなった分だけ少しネムい印象の絵になったかな。まあ、ドット密度が上がった結果かも。普通に使っている限りはまったく4Kの恩恵なし。ただ、画面は全体的に明るくなったし、やっぱ画質は良い気がします。あと、番組表はさすがに超細かく表示できてびっくり。これは完全に4Kのおかげです。
ちなみに設定メニューは非常に常識的な構成で扱いやすいです。用語とかはよくわからないですけど、それは調べれば済むことで、こんなの簡単にすることないんですよ。おっけー、おっけー。
そして、いよいよNetflixに加入して4Kコンテンツを視聴。よくデモなんかで使われているものと同じだろう「日本の四季」を再生してみたところ、これはもう別世界の解像感。紅葉が美しい。すげぇ。4Kすげえな。でも、まあ、紅葉観ててもそんな面白くもないな(笑)。でも、圧倒的にキレイなので、こういうBGV的なコンテンツがいっぱいあってもいいかもしれません。いやあ、これでスタートレックが観られたらいいなあ。
というわけで、今のところ大してライフスタイルの変更をもたらしていない4Kテレビの導入なんですが、これを機会にテレビ視聴を一気に配信へ振ってもいいなあと思う今日この頃です。
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