F12016#10 イギリスGP
今年は全然F1の感想を書いてませんけど、楽しく観てはいます。
まあ、もうF1はオワコンだというのは変わらないですが、それと私が好きで観ているのは別の話ですから。今年も例年と変わりなくF1は面白いです。
とはいえ、今年はインディ500マリルもル・マン24時間も、歴史に残るとんでもないレースになってしまい、そっちの感想を書けよって感じですけど。インディはラスト3周になっても誰が勝つのかワケがわからないという超ドキドキのレースで「おもしろかった!」しかないです。ほんと、インディは運ゲー。
ル・マンは、あの衝撃のラストから立ち直るのに1週間ぐらいかかりました。25年以上モータースポーツを観てますけど、あんな可哀想なレースはみたことないです。まだシリーズ戦ならあんなことがあっても次にがんばろうって言えますけど、ル・マンは本気で1年に1回しかないですから。WECの次戦で勝っても、たぶんなんの慰めにもならないでしょうね。心が痛すぎて、何にも言えません。
さて、前置きはそのぐらいにしてF1ですが、皆様にお知らせです。
今年のチャンピオンが決定しました。ルイス・ハミルトン、三連覇おめでとう。
思えば私、去年は開幕戦で当選確実を出しましたから、今年のロズベルグはずいぶんと頑張った方です。ハミルトン11勝、ロズベルグ5勝でその他のチームが3勝と予想してますね。実際は10-6-3だったので、おおよそ予想通りだったといえるでしょう。
ところが、昨年の最終戦以降、今年の開幕4戦目まででロズベルグは7連勝。F1を長く観ていますが、7連勝してチャンピオンになれないドライバーがいるとか考えられません。考えられないんですが・・・どうも「今年はロズベルグだね」とは言えない感じ。そして、第9戦の最終ラップで無様にトップを奪われるロズベルグを観て、ああ、今年も結局はハミルトンなんだねと悟りました。
あんな負け方するドライバーはチャンピオンになっちゃいけません。チャンピオンたるもの、ポイントリードをしているときにあのようにアウトからチャレンジされたら、がつんとクラッシュして2台まとめてリタイアするぐらいのスピリットがないとだめ。ポイントリードされているドライバーはクラッシュしてノーポイントに終わるのが一番痛いんですから、あそこでアウトから並んでくるなんていうのは舐められている証拠です。あれはダメだ。
というわけで、ホントのところはオーストリアGP終了時点での当確です。イギリスGPはもうロズベルグはまったくいいとこなしでした。ありゃりゃ。
ロズベルグは残り11戦で2つか3つぐらい勝つかもしれませんが、もうハミルトンでキマリです。今年は面白くなるかと思ったのに、ホントにがっかりです。
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