2016冬アニメ1話感想 そのよん
[ブブキ・ブランキ]
サンジゲン10周年記念作品。なのに濃厚に漂うボンズ臭(笑)。でも、オリジナルをやるのは素晴らしい。
1話は前日譚なのでちょっと判断が難しいんですが、あんまり設定を丁寧に説明するタイプの作品じゃなさそう。不親切な感じで、えーっと、ドラクエやりながら観てると訳がわからなくなっちゃいそう。いや、ちゃんと観ろって話なんですけどね。そういう作品もちゃんとあるべきだと思うし。これは、2話以降を見てみないとなんとも言えないなー。
[昭和元禄落語心中]
前々から評判の高かったマンガが原作。原作未読です。ちょっと絵柄が苦手で。いや、読めると思うんですけど。なんかちょっと「うさぎドロップ」を思わせる絵柄ですよね。古いタイプの少女マンガを起源に持つんだと思うんだよな。
1話はたっぷり1時間で、かなり物語の芯の部分までやった感じがします。うん、奥深くていいお話です。オトナのアニメですねぇ。
あと、やっぱり落語のシーンが問題になるんだと思うんですよ、普通は。いくら役者とはいえ、どうしたって本職の噺家のようにはいかないんだから。でも、非常に巧い演出で「これは天才の落語なんですよ」という物語のお約束を上手く作り出しています。それに、関智一、石田彰が主人公とその師匠、そして師匠の若き日の盟友の娘を落語好きでCDまで出している小山ゆう。さらに脇を山寺宏一と林原めぐみが固めてて、いや、この人たちは非常に巧い!
これも腰を据えて観なきゃいけない作品で、今期は大変だわー。
[Dimension W]
ビッグガンガン連載中の漫画が原作。原作未読です。なんだよ、こんな面白そうなマンガを見逃してたのか。
エネルギー問題を解決する発見の陰に隠された闇・・・テクノロジー批判であったりより直接的には原発問題であったりが暗喩されるワケですが、その大嘘を中心に様々な問題が絡み合っていてこれは面白い。主人公がアンダーグラウンドのプロって設定もいいです。ロボ子も可愛いし、2話で登場した子連れのライバルもいい。これは期待大です。
ちなみに今期のナンバーワンキャラソンはこのOP。曲も格好いいですし、おっさんがダンスするアニメもいい。オープニングディレクターとして梅津泰臣さんがクレジットされていて、さもありなんな感じですな。
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