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NHK「漫勉」、次回は藤田和日郎編!。

すっかりアニメ以外のテレビはNHKしか見なくなりました。

レコーダーの全録対象チャンネルをNHK4CHだけにして、毎日その4CHの番組表だけ観て気になったモノを観ています。その他の地上波は別の全録機で全部録画してるんですが、なにかあったときにニュースを確認するだけになってますね。最近、それもあんまりないですなあ。

というわけで、これもまたNHKしか作れないだろうなあ、あるいは民放で作ったらひな壇の芸人がすごーいだの、えーっだの言って台無しにするんだろうなあという素晴らしい番組、「浦沢直樹の漫勉」。

漫画家の浦沢直樹さんが、漫画の執筆現場の密着映像をその被写体である作家さんと共に観ながら、漫画談義をするというもので、プレシーズンとして、「天才柳和佐教授の生活」の山下和美さん、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじさんがゲストのバージョンが去年放送され、ついに、先週からシーズン1の放送が開始。1回目は「海月姫」の東村アキコさんでした。

なんていうか、浦沢さんはマンガも素晴らしいけど、でも、あのマンガの素晴らしさは、このホスピタリティから来てるのかも。なんてサービス精神の旺盛な人。そのサービス精神からくる探究心によって、浦沢漫画の凄みが出てるんだろうなというのが3人のゲスト分を観て、よーくわかりました。誰にでもできる番組じゃないですよ、これ。

そして、次回、9/11の放送は、あの富士鷹ジュビロ、もとい、藤田和日郎さん。否応なく盛り上がること間違いなし。

藤田さんは自身の漫画の後書きや、お弟子さん(藤田さんは「アシスタントはみんな漫画家として独立していって欲しい」という方針の人)の言動で、漫画に対する熱い思いがあることは伝わってきます。さらには、椎名高志さんや島本和彦さんがわざわざ藤田さんをモデルにしたキャラを自作に出すほど濃い人物であることはファンはみんな察していたわけですが、さすがに週刊連載を持っている漫画家さんがそんなメディアに出てくることはないわけで、限られた機会(NHK「れんまん」の島本VS藤田編や、「うしおととら」のTVアニメ化に伴う監督との対談動画など)でしか、「動く藤田」を目にできなかったわけです。

いやあ、全藤田ファン注目ですよ。お見逃しなく。

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