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F1GP2015 #5 モナコGP

予選でレースの8割が決まると言われるF1モナコGP。事実だと思います。要するに、決勝レースは大抵、つまんない(笑)。

今年のレースも非常に退屈で、もう予選でログベルグをハミルトンが打ち負かした時点でもうほとんど決定だったわけです。ラスト10周までは。

いやあ、怖いね。確実にハミルトンは超お怒りだったと思います。ハミルトンはもともと感情の起伏が激しい人ですから、見ているこっちとしてはチェッカー後にトンネル前で車を止めたときには「おおっ、もしかしてセナみたいに家に帰っちゃう?」と心配しましたし、3位のポジションに車を止めるときには、停止位置を知らせる看板にゴーンとぶっつけてましたし。

でも、表彰台やインタビューのハミルトンのコメントや態度は立派だったと思います。デビューからもう10年近くになって、2度のチャンピオンを経験して、ハミルトンも大人になったんだなあ。むしろ、長年のつきあいでハミルトンの性格をよく知っているロズベルグが結構気を遣ってるなーという言動でおかしかったですね。

ホンダとしてはやっとこの初ポイント。モナコでそこそこの結果が出るということは、システム全体の完成度はそれなりになったんでしょうね。ここからもう一度パフォーマンスに重点が置かれるみたい。次のカナダは全然ダメだと思うので、試金石になるのはシルバーストーンですかね。

さて、この週末は大変で、モナコもありましたが岡山でスーパーフォーミュラ(SF)の第2戦、ドイツでフォーミュラE、そしてアメリカではインディ500が開催中。いろいろとレースイベントは沢山ありますが、フォーミュラばっかりこんなに重なるのは珍しいですよね。

フォーミュラEは微妙でしたが、SFはついに可夢偉が覚醒。マシン性能に差がある訳じゃないから、基本はセッティングと腕の差になるわけですが、とりあえず、ブレーキングの技術が凄いことは一目瞭然。まあ、カーボンブレーキになれているってこともあるかも知れませんが、一人だけ奥でブレーキングを開始しても吹っ飛ばずに止まっているのはすごいなあ。苦労人の石浦が徐々に可夢偉に追い詰められていくのを見て、「可夢偉すげえなあ」と思いつつ、ここは石浦に勝たせてやりたい・・・と思っていたので、石浦初優勝に一安心。いやあ、どのカテゴリーでも初優勝を見るのは微笑ましいですね。

インディ500はなんと1週目で琢磨がクラッシュし、インディ500ならぬインディ5で終わるかと思われましたが、3週遅れから13位まで持って行く大健闘。しかし、どうもホンダにはいずれにせよ勝ちの目はなかったようで、まさかのモントーヤが15年ぶりの優勝。すばらしい。

しかし、最終局面でストレスでレースを見ていられずにつぶしたペットボトルを囓りながらうろうろするウィル・パワーの奥さん(美人)と、その映像に「メカニックさん、早く奥様に換えのペットボトルを!」とコメントする松浦孝亮、「いろはす、とかつぶしやすいのがいいよね」と受ける松田さんに爆笑です。インディの中継は村田アナも含めて和気藹々としてて良いね。インディは、翌週のデトロイトでダブルヘッダーの2戦目に琢磨が今期初の表彰台に立ったのもよかったですね。しかし、雨のインディはほんとギャンブルだ。

さて、次は伝統のカナダGP。モナコと違って凡レースになる可能性が低い、大好きなGPですが、放送が明け方になるので見るのは辛いです。エンジンパワーが大事なのでメルセデスが強そうですが、ブレーキにも厳しいので何がおきるかはわかりません。楽しみです。

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