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VIVA LA ROCKの3日目に行ってきた

すっかりアニメソングしか聴かない私ですが、nacがまたイベントに誘ってくれたのでついて行きました。いやあ、ありがたいです。フェス楽しいよね。全然知らないアーティストに触れられるし。

というわけで、今年から始まった新しいフェス、VIVA LA ROCKの3日目に参加してきました。場所はさいたまスーパーアリーナ。去年まで住んでいた武蔵浦和からならすっごい近いんですが・・・。久しぶりにさいたま市へ向かいました。いや、去年は毎日通ってた経路だけど、遠いね(笑)。

さて、3日目のメンツはこんな感じです。

Vivalarock0505

・・・実はあんまり知らないセレクションかも(笑)。それならそれで知る機会だからいいですけどね。

Nothing's Carved In Stoneは、「絶園のテンペスト」のOPだった"Spirit Inspiration"がものすごく格好良くて気になったのがきっかけで、アルバムもちゃんと買ってます。私の中ではアニソンシンガーなんだな。それ以外は、まあ・・・サカナクションぐらい?

と、予習もたいしてせずに出かけたわけです。

さいたまスーパーアリーナは、大きなスタジアムサイズの会場を区切って2つにして使うことができます。で、大きい方がSTAR STAGE。こちらはスタンド席もあって、だらーっと観たければ3階席に行ってくださいねというモード。これはいいですね。区切った小さい方にはスタンド席はなくなっちゃうので、オールスタンディング。こっちがVIVA! STAGEで、それでも軽く1000人ぐらいは入れそうな感じ。そしてCAVE STAGEはなんか奥まった控え室みたいなところで、ステージとお客さんがフラットな感じでやってました。ここってもしかして、昔、ジョン・レノン・ミュージアムだったところ?

さて、今回はnacとその同僚のANDさんと3人で行ったんですが、会場に入ったら基本的に単独行動。開幕は3人でSTAR STAGEにいて、Special Othersを堪能。インストバンドで始まるってのもなかなかいいものです。

2人はそのままSTAR STAGEに居残りましたが、私は名残を惜しみつつVIVA Stageに移動。tacicaを観に行きます。tacicaは「宇宙兄弟」のOPをやってましたね。はい、この人もアニソンシンガー認定です(笑)。ギター・ドラム・ベースの3ピース構成で、ギターロック好きの私は大変堪能しました。MCは木訥とした感じで、「知っている人も・・・いるだろうけど・・・、先月、ドラムが・・・やめちゃって」・・・あらま(笑)。

違和感を感じたのが、前の方でノッてる人達が、よく水樹奈々さんのコンサートで見かけるような(といっても、映像でしかみたことがないですけど)、手を上に上げて大きく回して節と一緒にゆっくり下ろしてくるような動きをしていること。んー、ロックのコンサートといえばヘドバンしている人みたいな時代錯誤な偏見を持っているおっさん世代から観るとすごーく違和感・・・つか、ノリづらくないですか?tacicaさんも「うちら、そういうバンドじゃないんだけどな・・・」みたいなことを言ってましたよ?いや、イマドキはヘドバンもしないと思うけども。

tacicaでノリノリに体を動かして早くも疲労気味のアラフォーですが、CAVE STAGEの様子も見に行ってみることに。The fin.をちょびっとだけ聴けました。いや、人がいっぱいで姿が見えるところまでは近づけませんでして。音だけ聴いていると、なんかPET SHOP BOYSっぽくて好み。まだメジャーアルバムを1枚出しただけみたい。帰り道にさっそくiTunes Storeで購入しました。

The fin.が終わって、すいてる方向へ向かって退出すると、なぜかそのまま外に出ました。時間もちょうどよかったので、nacたちと合流してお昼ご飯。外のイベントスペースには屋台がいろいろあってフェスっぽいご飯が食べられました。会場を出てご飯を食べたり、ゆっくりしたりできるスペースがあるのも、このイベントのいいところですね。バーベキュー施設があって普通に肉を焼いてる人たちもいたけど、あれはたぶんフェスとは関係ないんだろうなあ。

腹ごしらえをして、3人でダベっていたらすぐに時間は過ぎます。感性は近そうなのになぜか生理的に合わないサンボマスターはスルーして、POLYSICSに間に合うようにVIVA STAGEに戻りました。POLYSICSは、ちょいちょい見かけるのでどういう音楽をやる人たちなのかは知ってますが、ちゃんと聞いたことはなかったので興味津々。お客さんは一番ハードだったなあ。私たちはスタンディングエリアの後ろ半分で観ていたんですけど、前半分の方ではまるで水族館のイワシみたいにぐるぐるとファンが回っていて、「お、おぅ、でんじゃー」と思いました。あれ、大丈夫なのか?

そこからしばらくはVIVA STAGEに居残りました。後ろ半分エリアの前のフェンス際に陣取って、ceroとNothing's Carved In Stoneを。ただ、ステージのインターバルが長いんで、いささか退屈しましたけど。でも、nac期待のceroさんたちは「念入りなリハやりまーす」なんつって、インターバルで1曲やってくれました。いい人たち!

そして、一番期待していたNothing's Carved In Stone。ファンも一番ごりごりした感じで、飛んでる歓声もほぼ男(笑)。ベースが格好いいんだわー。"Spirit Inspiration"では踊り狂いました。MCで「今日はロックバンドしか出てないぜ!アイドルとか、いらねぇだろう?!」と煽っていて、「うわー、頭悪そう」と微笑ましい。あとで、サカナクションの登場の場面(メンバー全員で卓の前)を観て「うむ、トリがロックバンドじゃなかったな!」とか思いましたけど(笑)。

という具合で、ここまでで完全に力を使い果たし、このあとは完全に沈没。STAR STAGEの3階スタンドで椅子にへたり込んでました。星野源さんのゆるめのステージをぼーっと座ったまま眺めました。私と同じように電池切れた人は沢山いて、スタンドの入り口に近いステージに向かって左側のエリアは空いている席を探さないといけないほどでした。反対の右側のエリアは大半が空いてるんですが、疲れてるで3階でへこたれているわけで、もうあそこまでも行きたくない(笑)。隣には友達と分かれたのか中学生ぐらいのおしゃれした女の子が一人、爆睡状態に陥ってました。いや、それなりに音でかいんだけどな。

そして、nacはフィッシュマンズを観にVIVA STAGEに戻り、ANDさんはサカナクションのファンなので果敢にアリーナへ向かったわけですが、私はそのままダウン。星野源ちゃんが終わった後、サカナクションが始まるまでは、スタンドで村上春樹の新作を読みながら、だらーん。ううー、ねむむむ。

そして、トリのサカナクション。ステージの完成度はすごく高かったです。レーザーをステージ側から客席側へ飛ばすギミックとか、すごく派手で格好いいけど実際にやろうとしたら凄く面倒(だって、ちょっとずれて本当に客席に飛んだらお客さんの目がつぶれるかもしれないからね)なハズだけど、果敢に挑戦してるし。以前、ワールドハピネスで観たときには「今年の文化祭には生徒会もバンドとして参加するよ!」みたいなバンドだなあと思ったものですが、その生徒会バンドがそのままプロデビューしていったようで、きまじめさは相変わらずですなあ。さらに、MCでこのフェス主催者の音楽ジャーナリストさんとの思い出話で「初めてのインタビューで遅刻してきたのでむっとした」みたいなことを言ってました。まっじめー(笑)

そんなまじめバンドですが、いまや押しも押されもしない日本を代表するバンドなわけで、会場の盛り上がりは凄まじく、3階から眺めるスタンディングエリアは人が波打っていて「うわー、なんかキケン」・・・ANDさんは無事だろうか。・・・うとうと。

というわけで、終了は21時。疲れた!ホスピタリティ十分のイベントでした。続いて欲しいですね

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