顔面がけいれんしたので、MRIを撮ってもらった
自分のためのメモ
10月の上旬ぐらいから、時々、顔の左半分がけいれんするようになりました。疲れたときなどにまぶたが自分の意志とは関係なくぴくぴくと動くことは多くの人が経験したことがあると思いますが、あれがまぶたから唇の端までの範囲にかけて起こるような感じです。
ただ、そんなに大きな動きでもないので、面と向かって話をしていても相手は「なんかこいつしかめ面してるな」ぐらいにしか思わないようです。毎日一緒に仕事をしているプロジェクトメンバーは、私の症状に誰も気がついてませんでした。
でも、何か悪い病気の前兆ということもあり得ます。いろいろとWebで情報収集してみたところ、あまり深刻になる必要はないようですが、早めに医者に相談するに越したことはないようです。診てもらうなら、脳神経外科らしいです。
といっても、脳神経外科なんてあまり身近にありません。これまたクリック力を全開にして探してみたところ、家から自転車で行けるところに専門の病院があることがわかりました。
電話で予約を入れて、診察に伺ったのが10/21。
先生が仰るには、目の周りのけいれんの場合には眼科の管轄なんだけど、顔全体の場合には顔の神経が原因だと。で、顔の神経というのは、耳の後ろあたりから頭蓋骨の内側に入り、脊髄へ繋がっています。一方、脳へ血液を送る動脈は脊髄の中心からまっすぐ脳へと通じてます。
ただし、首のあたりでこの動脈が蛇行している人がいて(可動部だからたるませてあるんですかね?)、その向きによって先程の顔の神経とこの血管が接触し、拍動が神経へ伝わってしまうことがあるんだそうです。
高血圧の人がなりがちだそうですが、測ってもらったところでは上が130ぐらいでそれ程高い訳でもない。何か原因となりそうなことで思い当たることはあるかと聞かれたんですが・・・ないですねえ。
症状が酷い場合には手術して、血管と神経を離してやればたいていは治るんだそうですが、デリケートな部分なので程度問題だそうです。酷い人では顔が引きつって目が開かなくなるようなことがあり、そういう場合には手術するんだけど、そうでもなければやめておくべきだろうとのこと。なるほど。
そんな説明を一通り聞いたところで、「まあ、何かよくない病気の前兆であることもあるから、MRI撮りましょう。今、機械開いてますが、今日、時間大丈夫ですか?」とのことなので、撮ってもらうことに。
というわけで、ベッドに横たわり、頭を固定されて、その上からごつい籠のようなものをかけられて、機械の中に押し込まれます。「大きい音しますけど、驚かないでねー。動かないでー。むしろ寝ちゃっていいですから」とのこと。
頭を固定されて顔の前を覆われて機械に押し込まれると、なんとはなしに圧迫感を感じます。ちょっとどきどきしてきて、「あれ?私って閉所恐怖症なのかな?」と思ったり。機械が動き出すと、「がおーん、がおーん、がおーん、がおーん、ぶぅいー、ぶぅいー、ぶぅいー、ぶぅいー」と音がします。これは、ちょっと眠れないかも・・・と思ってましたが、一定のリズムで音がしているので、むしろ眠くなりました(笑)。
その後、レントゲンもとって、この日は終了。
10/25に診断結果を聞きにいきました。
レントゲンからもMRIからも異常は見られず。MRI画像を見ながら、「これが血管、これが神経。たぶん、ここで触ってて」と説明を受けました。このMRI画像は3000円払うとビュアーソフトとともにCD-Rに焼いてもらえるのですが、家に帰ってもう一度診てもさっぱりわからず。お医者さんってすごいですね。
治療としては、飲み薬を試してみることになりました。1ヶ月飲み続けてみて、飲んでる間止まれば飲むのを止めても止まったままになる人が多いそうです。
処方されたのはフェノバールを1回30mg、1日2回。「眠くなりますから、車の運転とかは気をつけて下さい」と言われたので、眠くなる副作用があるのかと思ったら、そもそも不眠症のお薬でした(笑)。成人男性それも体重が100kg級に処方するには少なめの量らしいですが、「様子をみて」とのことです。それでも飲むとやっぱり眠いー。
飲み始めて数日。けいれんが全く出なくなったわけではないですが、症状は軽くなりました。はてさて、どうなりますことやら。
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