F1GP2013 #6 モナコGP
伝統のモナコGP。みんなが注目するモナコGP。そして、間違いなくレースが1年で一番つまらないGP、それがモナコ(笑)
というわけで、最近、感想が(別に誰かが待ってるわけでもないけど)遅れがちなので、手早く・・・というか、外出していて放送までに戻ってこられず、テレビを点けたらちょうど赤旗だったので大して書くこともないというか。
さて、前回のスペインは「やべぇ、普通の車ならアロンソが勝っちまう」という感じでしたが、モナコはまた一転。フェラーリはダメダメでした。
モナコとモンツァは例外的なサーキットですから、ここでメルセデスが勝つことは十分予想されてましたし、この勝利をもってメルセデスがチャンピオン争いに絡んでくるとも思えません。なので、大喜びのニコはひとまずおいて、チャンピオンシップに目を投じれば、終盤の展開は「レッドプル1-2にライコネンとアロンソが続く」という展開だったわけで、これはベッテルを追う二人にとっては厳しい感じです。いい加減、ベッテルV4もつまらないなあとか思ってる私にとっても微妙な展開(笑)
ところが、この微妙な展開をさらにぶち壊したのがペレス君ですよ。まあ、アロンソはさすがですよね。もう、相手にしてないもん(笑)。「よけとこう。どーせぶつかるよ」ぐらいの話で、まさにその通りなんだもん。インタビューで「このグランプリで大事なことは、マッサが無事だったこと、ニコが優勝したこと、そしてペレスがラスカスで止まったこと」って言ってたぐらいだから、腹には据えかねてはいるみたいですなあ。ライコネンと当たって「スペースを残してくれなかった」ってぶーぶー言ってたけど、じゃあ、お前はシケインのイン側空けて回ったのかと。
だいたい、ライコネンは今年すでに1回ペレスにコース外に押し出されてるわけで、それを表彰台前の部屋で散々ぶーぶー言ってた彼が大人しく譲るわけがない。それに、ストレートエンドでフロントウィングとリアタイヤが当たって「スペースが」もくそもないわー。せめて横に並んでから文句言えよと。そして、あの終盤にタイヤ交換して10位に戻ってくるライコネンって何事・・・。ともあれ、復帰以来の入賞記録が続いてよかったですな。
というわけで、アロンソの思惑通りにペレス君は止まって非難轟々。ポイントもバトンの半分に留まってどんどん肩身が狭くなってます。が、テルメックスがいる限り、シートは安泰ですけどね。あ、ホンダがくるとわからないか・・・エンジン代いらなくなるしなあ・・・。まあ、どこかでは乗れるでしょう。
それにしてもモナコは残酷なサーキットで、未熟なドライバーはみんな餌食になります。ペレスだけでなく、マッサは予選、決勝ともに壁に張り付き、グロージャンも川井ちゃんに「今週、ノーズいくつこわしたんだろうねー。小松さんに『お疲れ様』って言っちゃった」といわれる始末。マルドナド師匠もクラッシュしたし。ただ、マルドナドは巻き込まれだし、ちょっと「一皮向けた」感はありますけど・・・その分、驚くような速さには陰りがでたかなあ?
さて、次は年によっては1年で一番面白いGPになったりするけど、時差の関係で見るのがつらいカナダGPです。生でみるのはムリだからなあ・・・。タイヤが厳しいので、ここはライコネンが来そうですが、雨がらみもありえます。はてさて、どうなりますやら
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