F1GP2013 #4 バーレーンGP
みなさんお疲れ様の開幕フライアウェイ最後となるバーレーンGPです。
なんですが、まずはおめでとう、琢磨!
インディカー第3戦ロングビーチで初優勝です。おそらく琢磨としては2001年のマカオF3以来の表彰台の真ん中なんじゃないかと。うれしいだろうなあ。そして、数々のドライバーが挑戦してきたアメリカン・トップ・フォーミュラでの初めての日本人優勝者です。快挙です。いやあ、うれしい。GAORAの実況・解説陣も3人で「ばんざーい」ってやってました(笑)
これで1ヶ月後に迫ったインディ500にも期待が高まります。いや、「勝てるマシンに乗っている」ことと「勝てる」ことは全然違いますけど、それでもこれまで勝てるポジションに日本人がいたこともなかったわけですから。いやー、楽しみだー。去年の雪辱を晴らして欲しい。まあ、去年は去年ですごく琢磨らしかったですけどね(笑)
そして、バーレーンですが、なんと表彰台が去年とまったく同じ顔ぶれになったのでした。それも、めったに表彰台にあがらないミサイルさんを含めてなので、不思議なものです。
中国GPでは少々出来の悪い車ぐらいはいいハンデじゃんぐらいの活躍だったアロンソは、DRSがぶっ壊れてフラップがひっくり返るというかなりレアなトラブルで後退。そんなことがおきてもスピンもせずちゃんと戻ってくるところや、DRSが使えなくなった状態で走りきってちゃんと入賞してしまうあたりでアロンソはまたさすがではあったんです。が、トラブルのしょーもなさと対応に手間取ったあたりはフェラーリチームのミスといっていいでしょう。セパンで壊れたフロントウィングを交換せずにリタイアさせてしまったチョンボとあわせて、開幕4戦で2回のミスはいただけない。ちょっとハンデが付きすぎの印象です。
そして、なんとなく噛み合わない雰囲気のレッドブルにかかったもやもやは、ベッテルが無理やりに払ってしまいました。これぞチャンピオンの仕事。
さて、この記事を書いてアップしないうちに、琢磨はサンパウロでも2位に入り(最終ラップの最終コーナーまでトップだったんですが、なんというか、琢磨らしい^^;)ポイントリーダーでインディ500を迎えるという大活躍。一方、トヨタはWEC第2戦ではなんとか1台だけ13年モデルを投入するもマイナートラブルでリタイアし、またも表彰台をアウディに独占される体たらくでル・マンを迎えるという大低迷。そして、F1は第二の開幕戦であるスペインGPの後、いよいよモナコGPを迎えます。世界3大レースが立て続けに開催される初夏を楽しみましょう。
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