2013 春アニメ1話感想 そのに
[デート・ア・ライブ]
ラノベ原作。没落の富士見ファンタジア文庫です。原作小説のTVCMをちょいちょい見かけたので、プッシュされてる作品なのだろうと期待してましたが、あいててて・・・て感じ。巻き込まれ主人公の個性の無さは気持ち悪いし、ぶりぶり→高慢に意味無く変貌する妹もどっちらのバージョンも気持ち悪いし、テンプレ無口キャラも気持ち悪い。
もちろん、こういう決まりきったフォーマットを逆手にとって新しいことをやろうとしてるのかもしれないんですけど、1話を見る限りは志の低さだけが見えてしまいます。ギャグも滑ってるしねー。90年代なら許されたけど2010年を過ぎてこのレベルは、ないなという感じ。
ある意味、90年代なら「ふつー」って言いながら見たような気もするから、アニメ全体のレベルは上がったなあと。
[惡の華]
マンガ原作。未読です。苦手な絵柄なんですよねー。
全編ロトスコープ(実写映像から絵をおこす)で作られているそうで、ぶっちゃけほぼ実写です。その結果、演出もあいまって退屈な邦画の見本みたいな映像になっちゃってます。う、うーん。実写ドラマとしても及第点をあげられないし、まして、それをアニメにする意味がわからない・・・。まあ、心象風景的な映像が入るのでそれは意味があるのかな・・・。やるなら、全部ロトスコープにせずに、ロトスコープにそれっぽい手書きのうそを混ぜていくのがいいんじゃないかと。
OPはなかなか味がある感じ。「宇宙人」というスターチャイルドのアーティスト+の子らしいです。EDはASA-CHANG&巡礼。ワールドハピネスで見たことあるな!
[断裁分離のクライムエッジ]
女の子の髪の毛が切りたくて仕方が無いという頭がおかしい主人公と、どんなハサミでも切れない髪の毛を持つがゆえに引きこもってる頭髪がおかしいヒロインが出会って、おかしな成り行きの末、たまたま主人公が持っていた呪われたハサミで無事に髪の毛は切ることができました。めでたし、めでたし。
そして、これが恐ろしい事件の幕開けだったのです!・・・って、いや、あのー、どこからツッコんでいいのかわかんないんですけど・・・。少なくともこれじゃあ2話を見ようという気にはならないですなあ。
[フォトカノ]
女の子の写真を撮って仲良くなってキャッキャウフフするギャルゲーが原作。いや、アニメが始まるまでゲームについては聞いたこともなかったので、どんなゲームかは知りません。まるっきり想像で言いました。たぶん、あんまり間違ってないと思いますけど。
主人公は父からお下がりのカメラをもらいました。そこまではいい。でも、それで校内の女の子を撮り歩いていたら明らかに友達がいなくなりますな。うーん、まあ、ギャルゲ以上でもなく、以下でもなく・・・
[絶対防衛レヴィアタン]
GREEのいわゆるソーシャルゲームが原作。
ちょっと前までは、パチンコアニメがたくさんありましたが、今はソーシャルゲームがらみがいろいろあります。お金があるってことなんでしょうな。
で、こういうアニメは両極端でして、宣伝なので手を抜かれまくるパターンと、宣伝してればなんでもいいんでしょうとばかりに制作陣が遊んでしまうパターンがあります。後者の場合、なまじ制作費に余裕があるので大化けしたりします。
が、これは・・・。ファンタジー世界を作っておいて、主人公の好物が「麦茶」って・・・やる気あるとは思えないな。前者だな(笑)
1話は、とにかく演出が噛み合ってなくて集中線を背負って叫ぶ登場人物の発言がギャグでもなんでもなく普通に流されるなど見ていて冷や汗がだらだら流れるレベルでした。うわぁ・・・。メインキャストに早見沙織、喜多村英梨、 竹達彩奈、花澤香菜という錚々たるメンツをそろえておきながら、まるでこの4人がドヘタに見えるという凄まじい出来です。なんだこれ、ひとりずつ抜き録りでもしたのか?作画的に見るべきものもないどころか、キャラの絵が不安定だし・・・。
昔の会社とは違うとはいえ、GONZOの名前が泣きますなあ。うむー
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