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今年の初場所は久しぶりに相撲をちゃんと見た

聖飢魔IIの信者でデーモン閣下のオールナイトニッポンのリスナーであった私ですから、もちろん相撲は好きです。いや、普通の人にはなんでそれがもちろんなのかよくわからないかもしれないですが、そういうものです。

ちょうど貴乃花は同世代(3つほど年上なのかな?)ですから、若貴ブームの頃は相撲をよく見ていました。相撲をちゃんと見始めた頃は、千代の富士、大乃国、北勝海、旭富士の四横綱時代で、その後、曙が横綱になるまでの不在時代、藤島・二子山部屋全盛時代は毎日取り組みを見るという程ではないにせよ、少なくとも誰が優勝したかぐらいは知ってました。贔屓の力士は貴ノ浪で、どう観ても不利な体勢から抱え込んで無理やり勝ってしまう独特の取り口が好きでしたねー。ただ、武蔵丸が引退してしまってからは少し見なくなってました。なので、最近の力士はあまり知りません。

しかし、いままで本場所は見に行ったことがありませんでした。府立体育館もないし、ましてや国技館には入ったこともありません。しかし、今は錦糸町のお客様へ通っているわけで、国技館自体は毎日見ているわけです。一度くらい、本場所を国技館で観てみたいものですなー。

という話をMilueにしたのが数ヶ月前、「チケットとったよー」と。聞けば、義父はかなりの相撲好きでそういうことならと誘ってくれたのでした。向正面の枡席ですよ。マジですか!しかも、成人の日で休日の二日目ですよ。相撲が生で観られる!

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・・・いやー、皆様御存知のとおりでございます。この日の東京は大雪。向かう電車が次々にポイント凍結で運転見合わせになっていく中、総武線を避けて大江戸線にスイッチするなどしながら、辛くもたどり着きました。まったく、誰の行いが悪いんでしょうか。

それはともかく、初めて入る国技館、初めて見る本場所の取組は非常に楽しかった。それもあって、今場所は楽日まで中継を録画して毎日見ました。毎日見てるとやっぱり流れがわかるので面白いですね。

今場所は横綱として初めての場所で5敗と苦渋を舐めた日馬富士が全勝優勝で鬱憤を晴らし、逆に無類の強さを誇った白鵬が3敗するなど時代が変わりつつあるようにも見えます。今場所、その他の上位力士が振るわなかったような印象はあるかもしれませんが、四大関時代ですから、横綱も含めて三役以上の力士で10人いるわけです。この中で負け越したのは新三役の松鳳山だけ。後はお互いがお互いの星をつぶしながら下には取りこぼすことなかったというのが状況で、およそ番付で期待された通りの成績だったのです。

そのことは、前頭上位の力士が軒並み負け越していることでもわかります。上位との取組がかならずある前頭4枚目までで勝ち越しているのは三大関を破った安美錦だけ。その安美錦ですが、それでも敢闘賞や殊勲賞が貰えなかったのは、要するに「安美錦はベテランで三役がふさわしい実力なので」ということでしょうから、まあ、順当のうちに入るんでしょう。

この状況をみると、この四大関の中から2場所連続優勝を果たして横綱になるのは至難の業でしょうねぇ。豪栄道の大関取りも上の6人に毎場所勝ち越すことを要求されるのですから、難しいですね。今年一年でこの勢力図が、どう変わっていくのか。また、勢や隠岐の海、高安あたりがどこまで伸びてくるのか、楽しみにしたいと思います。

いやー、しかし、15日間、毎日幕内の全取組を観る(もちろん録画で、仕切りは早見ボタンを押したりしてるわけですが)のはけっこうタイヘンですよねー

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