アストルティア報告 あるいは 初めての人(旅Lv.15)
エルフのスタート地点の村である、ツスクルの村へ来てみました。
しぐさの出し方を教えるためのチュートリアル的なクエストが各種族ごとにあって、さっそくエルフ流の挨拶を教わりました。が、その他のクエストはエルフだけのためなのでさほどすることもありません。しかし、世界の成り立ちを知る・・・というか、各種族で何が共通で何が違っているのか知るのはとても興味深い。
とりあえず、挨拶はコンプしたいね!
村の散策を終え、ついでに辺りのフィールドも色々散策しつつ、再びアズランを目指します。また木かげの村まできて、今度はゆっくりみてまわります。ウェディの30G宿屋にはないLv.7装備がここにはあってうらやましい。
ウェディの国には30G宿屋にお店がない。エルフの鉄道街にはギルドがない。世界はすこしずつ違うようです。
と、そばにソロのレベル上げをやっているエルフの魔法使いがいて気になりました。魔法を連打して、MPがなくなったら死んでキャンプの教会で復活し・・・を繰り返してます。宿に泊まるお金もないんでしょう。30G高いもん。
魔法使いのソロはかなり厳しいようで、また、エルフには魔法使いが多いみたいで
(というか、魔法使いで始めようという人は魔法を使いそうなイメージのエルフを選びがちなのか)こちらに着てから苦労をしているエルフの魔法使いをよく見かけました。この人はちょっと極端ですけど。
そういう種族による個性はなんとなく見られるもので、おそらく、オーガの国にいけば戦士が多いんでしょう。僧侶のレベル上げをするならオーガの国にいくのがいいでしょうね。
さて、あまりのゾンビアタックが忍びなかったので、今度は私から誘ってみることにしました。メニューを探り探りしながらなんとかパーティに誘うと、入ってくれました。そのまま、2人でしばらくレベルあげ。「楽だー、お金が増えるー」と喜んでもらえました(笑)。
もっとも、モンスターが落とすお金なんて雀の涙で、初期的な金策はフィールドにまれに落ちているアイテムを拾って売ることになるんですが、これはまだサービス開始3日目の話。誰もそのあたりのことはよくわかってません。
ひとしきりレベルを上げて、彼は時間だといって名残惜しそうに落ちていきました。今日はじめたばかりらしく、「みんなより出遅れてるのに・・・」と。でも、まだ土曜日じゃん(笑)。ネトゲは初めてだという彼に、先輩風を吹かせておきました。
「いやいや、ネトゲの先輩から言わせてもらえば『リアル優先』ですよ。大事なのでもう一度いいます。絶対に『リアル優先』。下手すりゃあと何年も続けることになるんですから」
「そりゃ、そうですね」
「年」という単位は考えても見なかったようでした。私もFFXIの時に大晦日に勝てなかったボスに、次の年の大晦日に挑戦するようなことになるとは思っても見ませんでした。
「確かに。では出かけてきます」と彼はログアウトしていきました。
この世界がどうなるのか、魅力ある世界に育つかどうか、来年も再来年もその魅力を保ち続けることができるかはわかりません。いや、ずっと続くのがいいことなのかもわからないんです。でも、このアストルティアが今よりずっと豊かな世界になった後でも、まだ始まってシステムも未熟だった頃を思い出して「初めてパーティーを組んだ人」として懐かしく思い出してもらえたらいいな。
KuutoとTambourineが、いまだにあの日の彼のことを覚えているように。
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