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情けは人のためならず

伊東乾さんが、「俺に依頼してくるなら、万年筆・自筆・記念切手でコイや」とうかつさんをけちらかせて話題です

「本当に大切な相手にまじめに何かを頼みたいのなら、必ず万年筆全文自筆の手紙を記念切手でお送り等するのが人間として当たり前」

面識もない偉い先生にメールで講演依頼して「返事ないんですけど」とか言っている段階で「縁がなかったね。10歳年とったらまた来ようね」という感じですわね。この先生に気に入られる記念切手のセンスが私にはわからないですが、まあ、たぶん普通の切手でも見てくれるでしょうよ。うむ。まあ、それでも断られると思うけど。礼節は最低限として、その上で、ものすごい熱意か、ものすごいメリットを提示しないと。ナイーブすぎです。

おごちゃんこと生越さんのコメントもいつものことながらすばらしい。みんな自分の都合しか考えなさ過ぎ。常に必要なのは想像力。

頼む側の論理頼まれる側の論理

それはさておき、togetter上に「情けは人のためならず」の使い方が間違っているというコメントが複数上がってます。伊東先生のこの発言に対してですな

ぞんざいに作ればぞんざいな結果になる。そのぞんざいな軌跡が残ればその人の人生そのものがぞんざいに彩られる。僕は自分の作品や演奏をぞんざいなものにはしない。だから、ぞんざいな考え方や行動のものとは、一線画してケジメさせてもらっています。情けは人のためならず。

「情けは人のためならず」の誤用というのは有名で、「情けをかけることは、相手のためにならない」と思ってしまうというのがそれです。本来は、「情けをかけることは、結局は他人のためだけでなく、自分のためだ」という意味です。小学生でも知ってますな。

それで、翻って伊東先生の発言ですが、こりゃ、どう読んでもあってますよね。他人に苦言を呈する(これが「情け」かっつー話もありますが、前後の文脈からいって、先生はそう言ってます)ことが、自分の環境を良くするんだって言ってるんですから。でも、「あってんじゃん」というコメントが見当たらなかったので、ここに書いときます。

せっかくことわざを知っていても、読解力がないと恥ずかしいという感じですかね。

ちなみに私は、万年筆を使ったことがありません。ジェルインキ最高。

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