ル・マンを何年かぶりに観て、しょんぼりした
ル・マン24時間レースといえば、F1モナコGP、インディアナポリス500マイルレースと並んで(ry)。そんなル・マンですが、ここ数年はずーっとアウディが勝っていて、日本ではあんまり注目されてませんし、中継も観てません・・・というかされてなかったのかな?
雑誌の記事で結果だけ観て、「はー、もう夏ですか(ル・マンは毎年夏至のあたりに開催されます)」と思うのみ。去年、ブノワ・トレルイエとアンドレ・ロッテラーという日本を代表する外人ドライバー(笑)が優勝したことで、「へぇー」って感じにはなりましたが、まあ、それまで。
ところが、今年はトヨタがハイブリッドのプロトタイプカーで参戦し、王者アウディに真っ向勝負を挑み、日産が賞典外ながらヘンテコなデルタ・ウイングという名前のウイングのない車で挑んだりと大きな話題。J-Sportsではばっちり12時間分の中継もあるとのことでわっくわくで観ました。まあ、スタートから3時間は画面だけテレビに移して音を消して、NHK-FMのアニソン三昧を聞いてましたけどね(笑)
トヨタはスタートから快調そのもの。一時はアウディからトップの座を奪う勢いを見せましたが・・・デビットソンが空を舞うわ、一貴はよりにもよって本山のデルタ・ウィングとぶつかるわ。なんというか、もう、しょんぼりです。よりにもよって、一貴と本山とかそんなのみたくなかったわー。とほほー。
というわけで、結局はアウディの横綱相撲。最後は出走した4台で隊列を組んでゴールという憎らしくもかっこいいシーンを見せつけられました。日本人的な慰めとしては、トレルイエとロッテラーがV2をやってくれたことですか。最後、マシンの上に箱乗りして表彰台下まで行くのはかっこ良かったです。
もちろん、アウディの4台も24時間の間、まったくノートラブルだったわけではありません。たとえ機械的なトラブルがなくても、コース上ではいろんなことが起こりえます。しかし、それを全部さばいた上で4台を1-2-3-5でゴールさせるんだからすばらしい。だって、ガードレールにぶつかってクラッシュしても、その片付けのためのセイフティカー・ランが終わる前に直してでてきちゃうんだもん。すごいですよね。
もちろん、トヨタがいきなり王者アウディに勝つとは思ってなかったし、本当のデビューレースなんだから最初の1時間でトラブルでリタイアしたって不思議ではないと思ってましたから、大健闘です。今から来年が楽しみ・・・なんだけど、なにも一貴と本山が(以下、繰り返し)
あーあ
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