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LAMY note

先日、新宿高島屋の文具売り場をうろうろしていました。ショーケースには1万円クラスのペンが並んでいて、ぼーっとそれを眺めていましたが、あまり印象的なペンはありません。そもそも、私はあまり高価なペンには興味がありません。良いデザインであるに越したことはありませんが、物にはそれにふさわしい値段があるべきですし、機能を越えたデザインは好きではありません。

それに、ペンなんて普段使いしていれば落としたり忘れたりするものです。なので、普段は気に入った数百円の水性ボールペンをたくさんまとめ買いし、自宅にも職場にも複数本置いて、そのうち1本をポケットに挿して持ち歩いています。忘れたらコンビニですぐに買えば済みます。使いもしないペンをたくさん買ってもったいないという人もいるのですが、「必要なときに手元にペンがない」というストレスが数千円で解消できるのであれば安いものです。

そんな私なので何の気なしに眺めていました。ちょうど進学シーズンだということもあって売り場はそこそこの繁盛です。その中でなかなかカッコいいデザインのペンに目がとまりました。

シンプルなフォルム、マットな表面仕上げ、遊びごころのあるクリップとノックの形状。きれいです。お値段は1,890円。

ん?1,890円?桁、間違えてない?周りのペンと違いすぎるんだけど。

紛れもなく1,890円でした。LAMYのnotoというモデル。ふつーの替え芯をつかうただの油性ボールペンです。後で調べてみると、何のことはない、デザインしているのはINFOBARを作った深澤直人さんだそうで、そりゃ私が好きなのは当然です。コンビニで買うボールペンの10倍の値段はしますし、あまり好きではない油性ボールペン(水性ジェルインキの書き味が好きなのです)ですが、これは買うでしょう。店員さんを呼び止めました。「すいません、

これ10本下さい。」

困惑気味の店員さんがバックヤードから戻ってきて言うには、白3本と黒2本しかないそうです。しょうがないなあ・・・。と、オレンジ色も取り出してきたりしました。それはなに?旧モデル?今のより安いの?オレンジもいいなあ・・・。ください。

というわけで、オレンジは赤の替え芯に変えて、白とオレンジ2本を楽しく持ち歩いています。

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