"文学少女"見習いの、卒業。/野村 美月
菜乃編も完結、心葉の卒業のお話です。相変わらず、「お前はコナンか?じっちゃんの名にかけるか?」というぐらいに血生臭いです。君らの周りは人が死に過ぎ。
それでも、本編ではもう迷いに迷いすぎだった心葉がシッカリと名探偵役をして、ラストではとてもカッコいいところを見せますし、井上ミウとしても次のステップに進んでいます。このお話までをもって心葉の物語がやっとひと段落したような、スッキリとしたキモチになります。
さて、今回のななせのコーナーです(笑)。うーん、出番は多かったし、カワイイんだけどいくらなんでも引きづり過ぎでしょ!いや、遠子がいなくなって妙に悟ったようになっちゃってて、ななせから見るとよけいにカッコ良く見えちゃってるのかもしれませんが、フラレて1年近くたってこの登場の仕方とは・・・。早く森ちゃんにいいオトコを紹介してもらいなさい。不憫過ぎるよ
さて、次の刊行は挿話集の4。そして、その次は・・・えええーっ。作家と編集者の話てまさか・・・
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