iPod nano(第6世代)
買いました!久しぶりに小気味よく私の心にヒットです。
iPodは何年かごとに素晴らしい製品がでますわ。
私とiPodの出会いは初代iPod miniでした。その小ささと取り回しの良さに大満足。青のiPod miniは本当に綺麗でお気に入りでした。つか、なんでAppleはMac Book Proも塗らないの?
そして、その青いiPod miniがデザインそのままに薄くなってしまった第2世代iPod nano。色は当然、青を買いました。基本的に、今でも使ってます。
その後、iPod nanoは動画が見られるようになったり(でも、あんな小さな画面で見ないし)、カメラが付いたり(でも、ケータイで取ってメールするでしょ、ふつー)、スピーカーがついたり(いや、うっかり音でたら困るんですけど)と、まるっきり私のハートをくすぐらない進化をしてます。いや、とにかくiPod nanoはたくさん曲が入って、電池が持って、できるだけ小さいのが大事。
そういう意味で、第2世代iPod shuffleは「iPod nanoがもっと小さければいいのに」という私の期待に添う製品でした。発売日に2個買いです。ちょうど、iPod nanoのホイール部分だけ横に切り取ったようなデザイン。素晴らしいセンスです。
ただ、このiPod shuffleは意外に使いませんでした。買ったCDをどれどれ?と思いながら通勤中に聴くには、再生してる曲名が全然判らないのはちとツライ。お気に入りの曲をランダムに放りこんでおくという本来のコンセプトに沿っているとは思うんですが、それだけではちょっとね。おそらく同様の意見が多かったので、第3世代ではVoice Overがついたんだと思いますが、欲しいのはそーじゃないんだなー。ついでに、ドックコネクタがないのもバッテンです。
というわけで、3年近くずっと同じiPod nanoを使っていたんですが、ついに、ついに来ましたよ。私にとっての後継機が。
iPod shuffleはiPod nanoのホイール部分を横に切り取ったコンセプトでしたが、今度のiPod nanoは液晶部分を横に切り取ってしまいました。
正直言ってその発想は無かった!
Appleのエライところは、成功した製品をキープコンセプトにして進めるところですよね。なるほど、タッチパネルを使えばホイール部分をカットできるわけだ。マジメに考えるとそうなるわ、確かに。素晴らしい。
というわけで、今度のiPod nanoは新しいiPod nanoであり、新しいiPod shuffleでもあるわけです。カメラや動画はすべてiPod touchに担ってもらい、純粋に音楽プレイヤーとしての理想が追求されています。偉いぞ!
で、iPod shuffleはデザインを素晴らしかった第2世代に戻して、新しい価格帯という新たな役割を負ったワケです。5000円は安い。iTunesエコシステムへ新規ユーザーを誘うための先兵として活躍することでしょう。新しくパソコンを買った人に特典として付けたり、人にプレゼントしたりするのに最適な大きさと価格でしょう。よく考えてるなあ。
というわけで、ライブラリを全部持ち歩きたい人に向けたiPod classic。音楽プレイヤーの枠を越えたiOS端末として先端を行くiPod touch。常に身につける音楽プレイヤーとして完成された魅力を持つiPod nano。最初のiPodとしてミニマムな構成のiPod shuffle。そして、それらを統合するiTunesと、ラインナップはここに完成の感ありです。これだけちゃんと全部考えてやってるんだから、そして、基本的にトータルコンセプトで発表会もするんだから、Appleってのはエライ会社ですね。実はこのラインナップは「ライブラリを全部持ち歩きたい」というコアな音楽ファンを満足させるのに、iPod classicがちょっと容量不足になりつつあります。ココが今、穴ですね。でも、おそらくAppleは承知のことでしょうから、次は、「ライブラリを全部持ち歩く」というコンセプトを実現するための新しいiPodが出てくるんじゃないかと思います。
ちなみに、使ってみての感想なんですが、使った瞬間からすっかり馴染んでしまったので、特に何の感動もありませんが、もう戻れません。iPhone/iPod touchを使ったことのないユーザーには目新しいかもしれませんが、私にはまったく違和感ありませんでした。
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