2010春アニメ
改変期から1ヶ月が経ちました。というわけで、今期見てるアニメの感想などとつらつらと。ちょっとアニメじゃないモノが混ざってます。
それにしても、今期は「これだっ!」というものがないですね。良作はわりに多いと思うのですが。もちろん、全部見てるわけではないですが、さすがに最近量が減ってきたのでおおよそ概観はできてるかなー
安定感
- GIANT KILLING
- おお振り
- けいおん!!
- クローンウォーズ
「GIANT KILLING」は原作を知らないので純粋に先を楽しみにしながら観ています。「おお振り」もそうですが、サッカーなり野球なり、そのゲームの戦略を見せることに重きを置いているのが特徴で、主人公が監督というのは良いですね。サッカーも真面目にアニメにしようと思ったら大変な題材のハズですが、ここまではメリハリの利いた良い演出でNHKらしい安定感のある出来だと思います。
そして、残りの3つのうち、「おお振り」と「けいおん!」は評価が高かった第2シーズンということで、文句もないです。「おお振り」はホントに前作の最後からはじまったので前のシーズンを観てないとさっぱり判りませんが、観てる人はみんな原作読んで来てるでしょって事なんでしょうか。「夏の大会編」ということなので、負けるところまでやるのかな?「けいおん!!」は第1話を観て、「ああ、これを作っている人達は何で第1シーズンがあたったのかよくわかってるんだな」と感心しました。「けいおん!」がヒットして「まんがタイムきらら」系というか「女子高生部室まったりもの」のフォロワがいくつかあったような気がしましたが、わかっていてちゃんと出来てるのはなかなかなかったですから。
そして、「クローンウォーズ」は米国の制作なので海外ドラマと同じように第2シーズンが普通に半年後に出てくるわけですが、もうこれがあんまり話題になっていないのが不思議でしかたない。スターウォーズのEp.1~3が公開されたときにいっぱいいたスターウォーズファンはどこに行ってしまったの?日本語で観ている限り、まったくもって実写を観るのと同じ感覚で観られます。私は毎週、大興奮です。
注目
- 荒川アンダー ザ ブリッジ
- 四畳半神話大系
不条理アニメが並んでしまいました。なんとなくこの二つ、かぶってます。どちらもヒロインが坂本真綾だったり、どちらも主題歌をやくしまるえつこ(相対性理論のボーカルの女の子ね)が歌っていたり。その二つともが不条理の記号?(笑)
「荒川UB」の方はマンガよりテンポが良くて面白くなってます・・・というか、こういう間の笑いをやらせたら世界一上手いというような豪華声優陣なので、何たる贅沢。神谷さん、子安さん、杉田さん、藤原さんの4人の掛け合いだったら、たぶん台本がなくても面白い<をい
「四畳半」は・・・森見さんの小説自体がかなり人を選ぶと思うのでなんとも言えませんが、森見さんのファン的には嬉しい出来。いやあ、ダメ主人公がしゃべるしゃべる(笑)。絵柄もよくあってると思うし、作画も頑張ってる・・・なんていうのは失礼。というか2chで「作画崩壊?」とか書いてるアホは湯浅政明の名前を調べてからにしろよな。
判断保留
- HEROMAN
- Angel Beats!
「HEROMAN」は夕方放送できる「忘念のザムド」って感じ。ボンズのいつもの雰囲気をアメコミ風味付けとベタな展開に持っていって、お子様への入り口を広げた感じ・・・ですが、このままお子様アニメなら私が観る必要はないです。ただ、それは罠って感じもするんですよね。つまらなくて観るのが辛いってこともないので、様子見。
「Angel Beats!」はどうも注目作らしいです。ただ、ギャルゲーやらないもので麻枝准の名前も知らなかったり。いや、「Kanon」と「CLANNAD」ぐらいはやるべきかとも思うんですが・・・。1話を観た感じは「ほぉー、こういうハルヒのパクリ方もあるのか」でした(笑)。これって、「閉鎖空間に閉じこめられたハルヒが、同じように閉じこめられた人達とSOS団を結成」+「ライブアライブ」みたいな話ですよね。この設定は確かにゲーム的で如何様にも展開できるし(つか、この設定で5人分のシナリオ書くようなプロなわけで)、興味深く見てます。
そして、今期の主題歌No.1は「けいおん!!」を押さえて、こっちでしょう。OP、EDともいい曲!え?まりん+やくしまる?知りません。
好きな人はどうぞ
- いちばんうしろの大魔王
- トランスフォーマー アニメイテッド
- WORKING!!
- 閃光のナイトレイド
- さらい屋五葉
「大魔王」は正統派半裸アニメ(笑)。こういうのばっかりでも困るけど、まあ、いいんじゃないでしょうか。あ、もう一つ「一騎当千」があるか。どっちかでいいですが、ばかばかしくて好きです・・・が後回しになって録画が溜まってます。
「トランスフォーマー」はアメリカ制作の方。なんかパワーパフガールズみたいな作画です。実写映画の影響か、コンボイでなくて、オプティマス・プライムなんですな。完全に出来てる作画にアフレコなので、アドリブがのびのびと楽しそうです。お好きならどうぞ。私はもちろん好きです・・・がコレも後回しになって録画が溜まってます。
「WORKING!!」はMXが見られないのでAT-Xに加入しました。いや、それほどのもんじゃないですが。案の定、4コマの切れ味がなくなってビミョウな出来に・・・。でも、伊波さんが動いてしゃべるだけで生きていけます。みんなは山田(仮)待ち?
「ナイトレイド」は「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」がコケた後のアニメノチカラ枠の将来を占うものなので頑張って欲しいです。2話まで見た感じでは面白そうなんですが・・・溜まってます。
初の2本立てになったノイタミナ枠のもう一枠が「さらい屋五葉」。女性に多いというオノナツメファンを当て込んだんでしょうか?原作読んでないので普通に先が楽しみに見てますが、地味ですね。
見なくても大丈夫
- 会長はメイド様!
- 迷い猫オーバーラン!
うん、詳しくは言わないけど、大丈夫だと思うよ!(笑)
ただ、「迷い猫」は謎の毎回違う演出家ローテーションなので、すごくアタリの回があるかもしんない・・・けど、まあ、いいでしょう。
アニメじゃない!(ZZのアレの節で)
- MAG・ネット
- 大魔神カノン
- 三代目明智小五郎
ネトスタの後番組という扱いの「MAGネット」。いろいろ討ち死にしまくっているNHK-BSの数少ないサブカル番組です。ネトスタの内輪受け的な状態より、かなり開かれた構成になってますし、テーマの拾い方も上手い。ここまで「ラブプラス」「初音ミク」「マンガ大賞」「マイマイ新子」「ガンダムUC」「東方」と、オタクのドメジャーだけどなかなかきちんと取り上げられないテーマをきちんと掘り下げてます。ただ、テーマが先細りしていきそうなヨカンは・・・
「カノン」は、「クウガ」の高寺プロデューサーが手がける「大魔神」のリメイク。といっても、さすがに元の「大魔神」がどんな話なんだか判らない・・・。とりあえず、毎回特撮モノ的な見どころは入れつつ、特撮ヒーロー的お約束にまったく収まらない構成は見事。お話も丁寧だし、演出も頑張ってるし、特撮もいい。もっと話題になっていいと思うんですが、まあ、地味かな(笑)
「三代目明智小五郎」は、ホントに普通のドラマ。なんだけど、完全にギャグ。毎回主役がアバンタイトルで死んで生き霊になって推理するというスタイルも面白いし、とぼけた演出もハマってる。というか田辺誠一がすごく上手いのよ!毎回ゲスト俳優が来て、その人が犯人だっていうのも決まっているので推理の楽しみはないんですが、30分番組でそれをきちんとやるのは無理なので、割り切っちゃってていいかも。小林少年ならぬ小林少女の小池里奈さんも可愛いし!そして、怪人20面相がラーメンズの片桐仁だというところで、もうこの番組の方向性はカンペキに固まりました。お勧めです
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