日本でF1がもっとも輝いていた時代
シーズンオフにフジテレビCSで放送されていた昔のF1中継に、今宮さんが後(いつ収録してるんだろう)の視点から詳細な解説をいれたシリーズのDVD化されました。私がF1を見始めたのは1991年以降のDVDが今年出ました。93年まで、3年分を買いましたよ。
やはり、見始めた頃ということもあって、この頃のグランプリには強い思い入れがあります。また、日本全体がF1に取り憑かれていた時代でもありました。このブームは94年にアイルトン・セナが事故死することにより急速に醒めていくわけですが、その最後のほとばしりを見ることが出来ます。
このころのグランプリの思い出ならいくらでも出てきます。
91年。セナの開幕4連勝。初のインテルラゴスで6速ギア以外を全て失いながらの絶叫の優勝。プロストの雨のサンマリノでのフォーメーションラップでスピンの大ポカ。夏のウィリアムズFW-14の圧倒的なスピード。スパでのシューマッハの電撃デビューと次戦でのいきなりのトップチーム移籍劇。鈴鹿でのファイナルラップ最終コーナーでのドラマ。タイヤバリアに突き刺さったティレル020と中嶋悟。モデナ・ランボルギーニ(笑)
92年。圧倒的強さのFW-14B。怒濤のマンセル開幕5連勝。それが止まったモナコでの大逆転劇。片山右京のデビュー。フェラーリF-92Aの奇抜で格好いいスタイルとジャン・アレジの熱走(でも遅い)。後の最強チャンピオン、シューマッハのデビューの地、スパでの初優勝。B192は後のフェラーリ黄金時代まで続く、ハイノーズ、高ハイトサイドポンツーンのろりー・バーンのマシンの先駆け。後の最弱チャンピオン、デイモン・ヒルのブラバム・ヤマハとデーモン閣下のロゴ(笑)。ホンダ・ラストランを飾るベルガーの勇姿。
93年。出戻りプロストと、カーナンバー0番のヒルの駆るFW-15Cの速さ。雨のドニントンでの伝説のセナの1ラップ目のごぼう抜き。新人バリチェロの雨での凄まじい走り。後にどえらい発展を遂げることになるバージボードがはじめて付いたマクラーレンMP4/8の軽快な走り。アクティブサスを搭載したGPでいきなり予選でセナの真横に付けた鈴木亜久里とフットワーク無限ホンダ。伏兵デイモンの夏のハットトリック達成。チャンピオンを決めて引退を表明するプロフェッサー。最終戦、アデレードの決勝終了後のガレージでそれまで表彰台でも目もあわせなかったプロストへ手をさしのべるアイルトン・セナ。
いや、まさに至福。
そして、この至福の時を得て、盛り上げた気分で作るのが、コレ!
フジミの1/20 マクラーレンMP4/6ですよ!この夏休みに作るぜ! ・・・いやエンジンがいきなりメッキパーツで萎えた(T-T)。メッキはぐのメンドクサス
というわけで、DVDを観ていて全然製作は進んでないのでした。むぅ。
でも、次はFW-14だよね?ねっ?>フジミさん
「スポーツ」カテゴリの記事
- 最近のF1はつまらないのか(2019.06.29)
- 稀勢の里と照ノ富士について思うこと(2018.12.01)
- F1.2グランプリ 2018前半戦(2018.08.02)
- トヨタのル・マン優勝の意義(2018.06.24)
- F1GP 2018#1 オーストラリアGP(2018.03.26)
Comments