新型インフルエンザから何を守るのか
神戸市内における今回の新型インフルエンザについては、一区切りがついたと考えています。
この声明を出さなければいけなかった神戸市長には理解を示します。
ただし、今回の新型インフルエンザは終わってはいません。そのことを理解せずに「あ、もう安心なのね」と思ってはいけないのです。そう思った人は、今度は別な場所で集団感染が起きたときに「もう安心って言ったじゃない!」と怒り出します。
でも、絶対に起こります。
現時点で日本からこのウィルスがいなくなったとしても、日本が夏の間南半球で増え続け、冬にまたやってきます。
以前のアーティクルでも書きましたが、今回の新型インフルエンザが恐ろしいのは罹ったら重篤な状態になるからではなく、パンディミックにより社会が機能不全に陥る可能性があるからです。
だから、ちょっと患者が出たぐらいで
- 学校は全部休みになったり
- 海外渡航が制限されたり
- 大きなイベントが取りやめになったり
- 関西に出張できなくなったり
などなどの社会機能不全をわざわざ起こしては
なんの意味もないんだってば!
とにかく、一斉に全員が罹患してしまうことが恐ろしいので、その為の対策と、実際にそうなってしまったときの対策は必要です。
ですが、何度も書きますが
間違いなく日本人全員が罹患します
何年先かは知りませんけどね。相手はインフルエンザです。んなもん、うがいと手洗いやワクチンで防げるんなら毎年毎年流行るわけがないじゃないですか。
それを判った上で、急激な拡大を抑えることと、そして、人口の何%かが風邪で寝込んでいても問題なく社会体制を維持し続けることが大事なのです。
それを、たかが数百人が罹患しただけで風評で莫大な被害を出してたんじゃどうにもなりません(笑)
とにかく、この新型インフルエンザとは年単位のお付き合いになるんですから、落ち着いて、慎重に付き合っていくしかありません。
とにかく考えるのは、罹ったらどうするのかです。罹ったら外に出てはいけません。それでもあなたは2週間の間、生活を維持できますか?
- 食料は足りていますか?
- 生活必需品(トイレットペーパーなど)は足りていますか?
- 体が弱ってはいませんか?
- 動けなくなったときに助けに来てくれる人はいますか?
- その人に移さないための準備(マスク、消毒薬)はありますか?
準備した上で、落ち着いて自分の番を待って下さいね。
必ず、あなたも罹ります。必ずです。
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