毬江がテレビに出なかったわけ
と学会の山本会長のブログで以下のような話が
毬江がテレビに出なかったわけ『活字倶楽部』2008年秋号の有川浩ロングインタビューの中で、アニメ版『図書館戦争』のこんな裏話が披露されていた。
有川 (中略)例えばアニメで、小牧と毬江のエピソードが地上波で放送されなかったのは、毬江が聴覚障害者だという設定だったか らなんです。毬江のエピソードはTVではできません、ということがアニメ化の大前提だったんです。それを了承してもらわないと『図書館戦争』はアニメ化で きません、と真っ先に言われたことがとても衝撃的でした。(後略)
やはり。原作では印象的なキャラクターである毬江がテレビに出てこなかったのは、そういう裏があるのではないかと思っていたのだが。
「活字倶楽部」って聞いたことないです。えっと・・・
う、うーん・・・こりゃまた、なんというかアヤシげ・・・いやいや、趣のある雑誌ですな。坂木司の特集もあったりして。
★特集「坂木司」
坂木と鳥井、ふたりの青年が出会う切なくて優しいミステリ<ひきこもり三部作>で人気を博した坂木司。デビューより覆面作家として活躍中の作家の正体に迫る!?
「正体に迫る」んなら興味津々だけど、!?がついてるから迫らないんだろうなあ(笑)
それはともかく、山本さんと違い私は素直に「12話しかないんなら、郁と堂上の話に絞った方がやりやすいからかなあ」と思っていたんですが、こんなことがあったんですね。いや、もともと扱っている題材からしてテレビでは扱いづらいネタだとは思っていましたけど。上の引用以下に、実際に山本さんが「神は沈黙せず」で受けた「事なかれ」圧力の話が出てきます。読んでるとホントにまるで図書館戦争のエピソードみたいですね
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