とらドラ!を最新刊まで読んだ
1巻は爽やかな読了感でほのぼのっとさせてくれた「とらドラ!」だったんですが、「なかなか面白いじゃん」と読み進めているうちに4巻でやられました。
なんか頭がおかしいキャラだった実乃梨が内に秘めた想いを少しだけ垣間見せます。だめ。こういうのに弱いのよ。亜美も素直じゃないながら深謀を巡らし始め物語は動き始めます。
しかし、私はここに宣言しよう
いや、だからなんだってことはないんですけど(笑)
というわけで、ここからは一気。最新刊の9巻まで、一気に読み切りました。9巻で大河・実乃梨・亜美の3人の想いは明らかになるんですが、最後でまた大河に主人公ががーんと戻ってきて新展開です。いやあ「まあ、このキャラ配置ならこうなるんだよね」ってところへストーリーは着々と向かっていて、よくよく考えるとなんの意外性もないんですけど。それでもこれだけ読ませるってのはすごいですね。7巻の大河と熊さんのシーンは、恥ずかしながら胸がぎゅーっとなりました。なるほど、このラノ2位も納得です。アニメも先週がちょうど4巻の海の話の後編。先を知ってると実乃梨の表情や、亜美のまなざしが気になっちゃいます。この先も楽しませてもらいましょう。
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