スターウォーズ クローン・ウォーズ
ふつーの人にはかなり評判悪いだろうなーというような絵柄のアニメ版のスターウォーズ。エピソードIIとIIIの間。アナキン・スカイウォーカーが本当に銀河の英雄だった頃のお話です。
驚かされるのは、このソフビ人形みたいなキャラが出てこない、クローン兵とドロイドのシーンやメカのシーンの出来です。薄目で見れば実写のスターウォーズと変わらない・・・っていうか、もともと実写もその辺りは全部CGなわけで当たり前と言えば、当たり前なんですけどね。
おそらく人間も実写と見まごうばかりにやろうと思えば出来ちゃうわけです。が、それをするといろいろと権利的にマズいわけですよ。で、こういう、いかにもなキャラデザインになっているわけです。
ぶっちゃけ、すぐ慣れちゃうしね
むしろ、本編との大きな違うのは、その雰囲気。クローン兵達はかなり人間味あふれてるし、ドロイドもなんだか可愛い。よちよちのジャバ・ザ・ハットの息子も面白い。それに、あんまり深い陰謀とか心の闇とか暗黒面がどーのとかそういう話はないです。今回の悪役さんたちはいつものメンツなんだけど、悪巧みをして失敗して、「ええい、次はみておれー」な感じで帰っていってめでたしめでたし・・・ぐらいのゆっるーい感じです。字幕版で観たんですが、アナキンのパダワンになるアソーカがはすっぱな感じの女の子でアナキンの事を"Skyguy"って呼んだりするんですが、字幕が「スカぴょん」になってたりとこちらもゆるーく作ってあって楽しいです。
かっちょいいジェダイたちの大暴れを観る分には、あったまカラッポで観られて楽しいし、やっぱり、あのタイトルが出て、テーマが流れて・・・と心は振るわされまくり。ファンなら見ておいて損はないですし、どちらかというと夏休みの子供映画として最適な感じです。先入観なしに観ることをオススメしますよ。
早くも続編が噂されてますが、先にいくにしたがってやっぱり暗い話になっちゃうんでしょうね。気軽に観られる外伝第1作は、素直に楽しんじゃいましょう!
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