F1GP #12 ヨーロッパGP
初開催の公道サーキット、バレンシア。割と高速で面白そうなレイアウトかと思ったんですが、広い割にオーバーテイクしづらいサーキットだったようです。うーむ。でも、橋を渡るF1マシンの絵は面白かったんで、いいかな
さて、今回のポイントは・・・
- マッサリベンジ。
- やる気ないのか、ライコネン
- ルノーの低迷とトロロッソの躍進
てなところでしょうか。
そんなわけで、なんだかんだ言ってここしばらく好調を維持しているマッサ。前戦もエンジントラブルが出るまでは快調でしたし。マシンの性能的にはやはりマクラーレンが一歩リードしてる気がするんですけどね。コバライネンのタイムを考えると、このGPはフェラーリにあっていたのかもしれません。
それにしても、ここ数戦、ぱっとしないのがライコネン。モチベーションの低下が囁かれて引退説も言われてますが、もともとあんまりやる気ががつーんと前に出ないタイプですからよくわかりません。でも、ライコネンがマッサにこれほど遅れをとるというのも不思議な話。給油ホースが繋がったまま、ピットアウトしようとしちゃうなんて珍しいミスです。テレビ解説で塩原さんも右京さんも「ロリポップマンが・・・」って言ってましたが、フェラーリはドライバーの前に信号があるんですよね。車載カメラから見ると、ライコネンは2つめのライトが点いている状態で発車してしまっています。うーむ・・・、セットアップに迷ってるんですかねえ
そんなライコネンと比べものにならないほど低迷しているのがアロンソ。そもそもスペインで年2回のGPが開催されるのはアロンソ人気をあてこんでのこと。しかし、アロンソがどうのというより、ルノーのマシンの戦闘力が伸びてきません。まあ、すでに来年のマシンに注力してるのかもしれません。反対に、躍進してるのがトロロッソ。
しかし、よくよく考えてみれば、ルノー↓ トロロッソ↑ そして、レッドブル↓ということになれば、これはフェラーリエンジンとルノーエンジンの差に他ならないわけです。うーん、エンジン開発凍結規定を真面目に受け取って経費節減したルノーが、抜け道を探して開発しまくってるフェラーリに差をつけられているってことなんでしょうね。それが証拠に、2線続けて、こんどはライコネンのエンジンがブロー。他のチームのエンジンはここ何ヶ月もブローなんてしてないですもの
さて、次戦はすっかり魅力の薄れたスパ・フランコルシャン。チャンピオン争いを白熱させるためにも、ぜひライコネンの奮起に期待します
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