マクロスF
1話は特別編をバンダイチャンネルで観て、2話を録り忘れ、3話を観ました。
素晴らしい
ロクに今までのマクロスシリーズは見ていないのにこんな事をいうのも何ですが、どうもいままでのマクロスは、私が観たいものと違っていたんですよね。我慢して観てればそれなりにハマったのかもしれませんが、次を観たいと思えなかった。しかし、今度のマクロスFはいいですね。こなれたCG、カッコいいロボットアクション、熱い登場人物たちはロボットアクション好きの心を揺さぶります。いや、正直言って戦闘シーンはSW Ep.3を軽く抜き去ってると言っても過言じゃないと思います。これを観ると、「いやあ、しょせんアメリカ人にはこれはできんでしょう。日本人は板野サーカス観て育ってきてるんじゃい。コレでも食らえ」と、人のふんどしでナショナリズムバリバリな爽快感がありますよ(笑)
で、マクロスだから歌は欠かせない。でも、ぶっちゃけ今まで歌の部分が恥ずかしかったんですよね。もちろん、そのズレた部分もマクロスのセンスだし、ここでガンガンにカッコイイしゃれた歌を書けちゃうとどうもマクロスっぽくない。マク+とかマク0とかって、その「俗っぽさ」がないところが逆にイマイチだったりする。でも、今回のシェリルはいいな。「私の歌をきけぇ!」にはニヤリとさせられるし、戦闘シーンも気合いが入ってるけどコンサートのシーンも素晴らしい。ちゃんと主人公のアルトがどういう人物かわかる描写をここで入れて、ヒロインのランカとも出会わせて、シェリルとも関係を作るという物語的な必然と絡めているところもいいし、何と言っても「未来のコンサートはこんな感じ」って仕掛けとそこから少し飛びだした映像の演出の巧みさがカッコいい。「射手座☆午後九時 Don't be late」って曲もアイドルっぽいような、アニソンっぽいような、でも少しヘンな。さすが菅野よう子。そして、サビで「持ってけ~」って歌詞にしてるのは狙ってるんですよね、佐藤さん?タイトルに☆入ってるしね(笑)
そして、やっぱあの「にゃんにゃんに~はおにゃん」も狙ってますよね?ウケてるしなー
そういう意味で、「今、マクロスをやるなら」っていうところもちゃんと意識して、かつそれで遊んでいるところも志高いんじゃないでしょうか。ファンになっちゃいました。
3話でいよいよ主人公がバルキリーに乗るまでの経緯が語られたわけですけど、ストーリーも王道とはいえ、無茶な感じがしないのは見事。2話がどうなってたのか気になるけど、見逃してもバンダイチャンネルで観られるのもナイス。でも、コイツは配信より地デジでちゃんと観たいかもしれないな!
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