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"文学少女"と慟哭の巡礼者/野村美月

ついにラスボス登場です。

主人公のトラウマの原因となった少女、美羽が再び主人公の前に姿を現します。そこへ、既刊の主役達が絡んできて・・・1巻、2巻で感じた「まだまだ本気じゃない感」がここへ結実します。あー、すっきりした。

実際には、まだ「"文学少女"の正体」という、このシリーズ最大の謎が控えているわけですが・・・この美羽のラスボスぶりの前にはそんなのは軽く霞んでしまっています。ななせちゃんもせっかく恋がかなったのに・・・こんな男に惚れたばっかりに酷い目に(T-T)。まあ、これだけしっちゃかめっちゃかになって、最凶のヒロインが傍若無人に暴れ回っても最後にはきっちりとまとめてみせるんだから、野村美月は大したものです。やはり、この話の為に"文学少女"シリーズはあったんだと思うし、この巻が出てから評価急上昇なのも納得です。

さて、今回のモチーフは「銀河鉄道の夜」。これまた読んだことありません。そうだなー、青空文庫にあるし、ワーズギアに入れてみるかなー

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