F1GP #15 日本GP 公式予選
さて、すっかり有名になってしまったようですが(笑)、私も自分の見聞きしたことを書いておきましょうか。
とりあえず、何が起こったのか。便利な時代になったものですな。ま、現場にいた者としては笑い事じゃないんですけど、なんも知らないという方は以下のリンクを見て笑ってくださいな
- 観客のことを第一に考えてほしかった(「サーキット便り」2007)
- F1 日本グランプリ in 富士スピードウェイ 2日目:地獄絵図([の]のまのしわざ)
- トヨタの富士スピードウエィF1グダグダ運営
- 富士F1観戦組の戦い
初日と同じく8:30に三島へ到着。雨です。今日もバスはほとんど待つことなく乗り込め、出発。渋滞とは無縁でサーキットまで到着・・・したんですが東ゲート入り口で停滞。サーキットの中へ入り、バス発着場へ行くまでに30分以上かかってしまいました。うーん、なんだかなあ・・・
バスを降りて、リュックの上から昨日買っておいたルノーのポンチョを着込み、同じく買っておいたトロロッソのキャップを被ります。去年の経験から雨の観戦になったらキャップとポンチョは必須アイテムであることはわかってました。なので、人が少ない(ホントにすくなかった)初日のウチに買っておいたのです。去年に引き続き、ルノーのポンチョになってしまいましたが、やっぱりルノーが一番センスが良かったんだもの。キャップは、トヨタの関係者ばっかりの席に座ることがわかってたのでトヨタのキャップを被ろうかなと思っていたんですけど、どうにもダサいのでやめました(笑)。というわけで、いろいろ見て回った中で格好良かったトロロッソとスパイカーを購入。見事に3日間を通じて私の他に被ってる人を見かけませんでした。なんでよ、かっこいいのに。
てな感じで、グランドスタンドに10:30に到着。雨も上がりました。11時からフリー走行の前にグランドスタンド裏で焼きそばとビールを購入して、着席
・・・寒い!
だって、昨日暑かったから、Tシャツに半袖の上着なのよね。というわけで、せっかくの屋根付きグランドスタンドなのにまたポンチョを着込みます。
というわけで、ピットFMを耳に突っ込みフリー走行の開始を待ちます・・・が、なんだこのすごい霧は。1コーナーが見えませんよ?
というわけで、天候の回復を待ちつつ、どんどんディレイ。途中、一度セッション開始になったんですが、5分ほどで赤旗。フリー走行3回目は事実上のキャンセルとなってしまいました。
午後の予選もどうかなあと心配になりながら、ブリヂストンブースで土屋圭一さんとブリヂストン浜島さんのトークショーを聞いたりして、ウロウロ。
予選はなんとか時間通り開始。日本勢は残念でした。Q1に進んだバトンとベッテルが偉い。それにしても、Q1の最後2分というところでピットインしてニュータイヤに履き替え、アタックラップに残り20秒で突入。そのたった1周でスーパーラップを決めてポールを奪ったハミルトンはすごい!何者だ・・・こいつは。このプレッシャーのかかる場面でそれができるってのはすごいなあ。ともかく、明日もスタートは雨が予想されてますから、ウォータースクリーンと無縁でスタートできるポールポジションの価値はとてつもなく高いです。この瞬間、このグランプリの流れは大きくハミルトンに向かったように思います。
さて、この後、ポルシェカップも見終わって、トヨタブースのトークショー、ホンダブースでのスーパーアグリのトークショーを見て、ロコモコ丼を食い、18時。そろそろ空いてきた頃かなとバス乗り場へ向かったら・・・なんじゃこりゃー。
どう考えても1時間やそこらでどうにかなりそうな雰囲気はありません。まったく状況がわからなかったという人も多かったようですが、私が並んでいた三島行きの列の後ろの方では
「崖崩れがあって、バスの供給が滞っていましたが、今は復旧しています。順次捌けて行きますので落ち着いてお並び下さい」
と叫び回っている係員がいて、「なんかトラブルらしい」というのは伝わっていました。それにしても、バス発着場はサーキット内のゴーカート用ショートコースなので、満足な照明もなく、また雨も降っているので暇つぶしの方法がないんですよね。まあ、こんな時はケータイしかないなということで、先のエントリを上げたり、丁度出たばっかりの「るびま」の最新号を読んだりして暇を潰しました。
それにしたって新幹線の時間が気になります。幸い、名古屋ではなく浜松まで帰ればよかったので、最終電車は22:39。スムーズに行けば1時間弱で駅までたどり着くハズですが、21:30頃に乗れなければかなりピンチ。どうなることやら・・・と思いましたが、なんとか3時間待ちで21:00にバスにのって22:00には三島に着きました。
いやあ、酔狂度が高い健康な三十路オタクの男性なのでまあ耐えられますが、これはちょっと普通の人、特に、婦女子には無理です。急に冷え込んだ気温が13℃ぐらいで、雨に打たれて、歩いてたどるだけで20分ぐらいかかるような列をひたすら待っていたわけですから。こんなところへ彼女を連れてこようもんならいきなり二人の関係は危機ですよ(笑)。上のリンクによれば、もっと酷いことも沢山起きていたようです。いやあ、暴動や急病による死傷者がでなくて本当によかったと思います。実際、救急車は来てましたけど。大事がなければ良いのですが・・・
私も普通なら「空いてくるまで待ってるべ」と列を離れるところですけど
- 最後になったらホントに帰らせてもらえるかわからない。少なくとも三島駅で途方に暮れるのは確実
- 列を抜けたところで、雨を凌ぐ場所すらなく状況がここに立っているのと変わらない
鈴鹿なら、なんとか歩いて駅までたどり付けますし、車できていれば渋滞がなくなるまで車の中でDVDでも見ているか、寝てればいいことです。でも、少なくとも三島は普通にバスで走って1時間かかることがわかっているわけで、歩いていくわけにも行きません。うーん、これはキツイですよ
というわけで、ホテルに0時前に帰ってきました。それからヴァナいってPM進めたわけですけど(笑)
「スポーツ」カテゴリの記事
- 最近のF1はつまらないのか(2019.06.29)
- 稀勢の里と照ノ富士について思うこと(2018.12.01)
- F1.2グランプリ 2018前半戦(2018.08.02)
- トヨタのル・マン優勝の意義(2018.06.24)
- F1GP 2018#1 オーストラリアGP(2018.03.26)
Comments