F1GP#13 イタリアGP
イタリアが誇る昔ながらのサーキット、モンツァ。イモラで開催されていたサンマリノGPがスケジュールから落ちて、今では唯一のイタリアでのGPになりました。考えてみれば、私がF1を初めてみた91年にF1を開催していたサーキットで、今も変わらずに開催されているところってかなり少ないです。シルバーストーンもホッケンハイムもかなり変わってしまいましたし、鈴鹿もなくなっちゃいましたしね。
そんなモンツァは今やF1で最もレス・ダウンフォース仕様のグランプリ。マクラーレンのリアウィングがまるでオーバルでのインディーカーのようになっちゃってます。ここでウィングをあの大きさにできるということは、やはり空力的に優れた車なんでしょうなあ。
というわけで、もうリアウィングを見ただけで想像出来る通り、マクラーレンの圧勝だったわけです。これで、フェラーリドライバーのチャンピオンの可能性は風前の灯火。連続開催のスパ・フランコルシャンもおそらくはあまり変わらない結果になるでしょう。今回、リタイアしたマッサはほぼチャンピオンレースから脱落でしょうね。あー、まあ、スパウェザーってどんでん返しもなくはないかな?
そして、なぜかホンダが躍進。どうしちゃったんでしょう。高速コースで速いってこと?こっちはむしろシャシーの不出来をエンジンパワーで補えちゃうってことなんでしょうか?それとも何かを見つけたんでしょうか。なんだかよくわかりません。でも、ここで速いとスパ、富士と光明が見えてくるような気も。でも、毎年、ホンダは日本グランプリに鈴鹿スペシャルを入れて、信頼性でコケてるような気もするんだけど(笑)
あとは、ここのところディビットソンにやられっぱなしの琢磨が気になります。
さて、レースは正直退屈でしたが・・・今週はスパですから、楽しみにしましょう。
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