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F1#2 マレーシアGP

ああ、マッサ・・・かっこわるいよ、マッサ・・・

予選は空タンクのQ2はアロンソ最速。Q3はアロンソとライコネンがほぼ同条件(?)、タンクを軽くした(と思われる)マッサがPP。2位のアロンソとのタイム差は約0.25秒

ということは、マッサの作戦は、ポールから飛び出して最初のピットストップまでに3,4秒のマージンを稼ぎ、ピットのロスタイムを相殺して逃げ切るってもののはず。この作戦はたぶん悪くない。

ところが、スタートでアロンソはおろか、ハミルトンにまで前に出られるマッサ。でも、まあそれはしょうがないとしようじゃないか。

Q3の時、マッサと4位のハミルトンのラップタイムの差は約1秒。これは決勝スタート時もほぼ同じはず。しかし、1秒の速度差がありながら、2戦目の新人ハミルトンにブロックし続けられるマッサ。ハミルトンは確かに巧かった。でも、明らかに自分のマシンのほうが速いのに押さえられ続けるマッサ。サイドバイサイドにまで持ち込みながら、コーナー出口で新人に抜きかえされるマッサ。そして、再度のアタックで突っ込みすぎ、グラベルへ飛び出すマッサ。

そして、5位に落ちて結局BMWを抜ききれずにライコネンの後ろまで戻って来られないマッサ。

ダメだ、こいつじゃ格が違う・・・

マッサもねー、決して遅いドライバーじゃないと思うんですけど、ザウバー時代からそんなに目立ったとも思わないんですよね。ライコネンやアロンソって、たとえザウバーやミナルディに乗っていたとしてもやっぱ違ったものが見られたじゃないですか。今、走ってるメンバーで言えば、ウェバーやリウッツィ何かの方が光るものがあるような気がするんだけどなあ。

結局、ライコネンはしょぼしょぼマッサの後ろについたことで、2位を逃すことになるわけですよ。おそらくスタートでマッサの前に出られていれば、ライコネンはハミルトンにみすみす押さえられるようなことはなかったはずだし、そもそもマッサがとっととハミルトンを追い抜いていればよかったはず。

ハミルトンについては、まだ2戦みただけだし、判断保留。いきなりトップチームからデビューする場合は、実力ってよくわかんないよね。

しかし、とりあえず言えるのはアロンソVSライコネン対決は、いまのところ「セカンドドライバーの実力の差でアロンソ有利」ですな。誰だよ、シーズン開始前に「俺はセカンドドライバーじゃねえ」とか言ってた人は!(笑)

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