時をかける少女
やっと観ることが出来ました。映画の「時かけ」です。もうね、胸苦しい程いい映画。この下にうだうだと想いのたけ、書きますけど、結論は先に書いときます。
絶対、公開しているウチに一人で観に行って、思う存分号泣しなさい!
目下全力で口説いてる女の子を誘ってとか、子供連れとかで行っちゃダメ。それじゃ思い切り泣けないでしょ。男も一人で行きなさい。涙堪えたら、なんというか、ソンした気持ちになりますよ。
アニメマニアのはしくれとして、公開前から注目はしていました。アニメスタイルでもかなりプッシュされてましたしね。「ゲド戦記」観に行く奴は、素人のアニメマニア。通は「時かけ」よ!と。嫌ですね、マニアって(笑)
ところが、やっぱりいいものはちゃんと評価されるんですね・・・というか、いくらなんでも東京で単館上映ってのはヒドすぎるっていうか(笑)、連日の大入り満員。ホントはこの前に「太陽」を観たのは、その日、もともと「時かけ」を観に行くつもりだったのが、ちょうど口コミで火が点き始めた頃で、立ち見がでていると聞いたからだったんです。いやあ、そうでもなければ「太陽」なんて観に行かないわけで、それはそれで結果オーライ。
細田監督がどういう人かは、アニメスタイルの記事をざざっと読んでください。作画もよし。背景も素晴らしい。良く練られた脚本も見終わった後、噛みしめるとホントに頭が下がります。声優さんも素晴らしい。タイムトラベルものとしての出来もSF的にOK。特に、主人公の真琴役はいい!
でもね、とにかく演出がイイ。演出が!えんしゅつがぁっ!
オープニングの桃の美しさとか、物語のキーとなる踏切にまつわる仕掛けとか、二人乗りの自転車での微妙な姿勢と間とか、お調子者の真琴の動きっぷりと号泣するシーンの対比だとか。詳しく言うとネタバレになっちゃうから書けないもろもろやら(笑)
素敵な映画です。ほんと、あと2回ぐらい観たい。映画の日に1000円で観ちゃいました。すいませんって感じです。
ちなみに、本も、昔の映画も未見です。SF者として、それでいいのかと思うので、読もーっと。魔女おばさんのヒミツがわかるはず
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Comments
あっれ いっぱんじん のフジコちゃんの方が先見てますよ!
なんとなくしてやったり気分
みくし9/20日記より
つぎはモトヅラッガーだ!
Posted by: fujiko | October 04, 2006 10:03 PM
うむ。今回は出遅れた
Posted by: Tambourine | October 05, 2006 05:54 PM