F1開幕!
ついに、今年もF1が開幕しました。なんだか年々ギスギスして世知辛くなっていくF1の世界ですが、そういうゴタゴタもいざ、グリーンシグナルが点けばそこにはいつものF1があるわけです。・・・そういえば、スタートにグリーンシグナルが点かなくなって、ずいぶん経ちますねえ
さて、今年のF1の話題といえば
- エンジン形式の変更(V10 3.0リッター -> V8 2.4リッター)
- ノックダウン式予選
- シューマッハの「今年ダメなら引退」宣言
- 鈴木亜久里の無謀な新チーム
てなところでしょうか。とりあえず、昨日の開幕戦を見る限り、V8化とタイヤ交換の復活はバトルを増やす効果があったようですし、フェラーリ、ルノー、マクラーレン、ホンダあたりの実力は拮抗しているようで、なかなか楽しいシーズンになりそう。ノックダウン方式の予選は、なんだかイマイチ、ピンと来ませんが、今までの予選方式だとカラタンクのアタックが見られなかったので、それはよかったかなあと
あと、なんと言っても、亜久里の挑戦は凄い。凄いっつーか、正直、今のF1にそこまでする価値があるのかどうかは疑問。そもそも、参加するための供託金としてとりあえず56億円もってこいというヤクザな世界ですからねえ。で、○も×もモズレーの一声で決まるという、そんないい加減なところへ金を捨てるのに、みんなほいほいと出すわけないわね。
ホンダやトヨタのようなバックボーンがあって、ある程度、裏の世界でも力を奮える(んじゃないかと勝手に想像する)チームじゃないと、今のF1はちょっとどうにもならないんじゃないかなあ。その辺りの不透明さというか、前近代的な部分ってのは、F1の暗黒面として広くみんなが知るべきだと思う。亜久里がどういう種類の挑戦をしているのか、それに価値があるのかどうかは各々が判断すればいいと思うんだけど、少なくとも速い車作って持っていくだけでは(それも、とてつもなく難しいことなんだけど)、今のF1は走らせてもくれないってことをわかってあげて欲しいね。なんとも言い難いんだけど、心意気は立派。応援してるよ、亜久里さん!
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