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ジャンルを愛するということ

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小川 うーん……。これは後日、話数が進んだところでまた話しましょうか。というところで、長々と喋ってきましたけど、どうですか、全体を振り返って。

藤津 パスもしたけど、そうした作品も含めて観ているわけですよ。それはアニメという山のかたちを確認したいからなのね。そういう衝動ってあるでしょ。

小川 あるねえ。

藤津 ひとつだけ捉えても山の中の位置みたいなものは捉えられない。好きなものだけ見ていても、幸せにはなれないんじゃないかと思うんですよ。最近、アニメにハマっているというあるマンガ家さんと話していたらね、自分の好きな作品も観るんだけど、その作品がどんな立ち位置か知りたいので、他のアニメも観るんだって。それは物作りをする人の発想だなあ、凄いなあと思ったんですよ。上手く言えないけど、好きなアニメだけ観ていると、それは「好きなアニメだけ」で終わっちゃうんだよね。それは「アニメ」そのものとはあまり関係がなくなってしまう、というかさ。……だから「アニメ評論家宣言」でも書いたんだけど、アニメを好きでい続けるのが大変な瞬間ってあるんだよね。

うーん、大事な視点である。普通の人は「山のかたちを捉えたい」もんなんでしょうか?私は捉えたいですね~

 

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