DSC第3話 支配する者(Context Is for Kings)

叛乱の罪で、バーナムは終身刑。護送中のシャトルがトラブルに巻き込まれ、収容されたのが・・・やっと出てきましたUSS ディスカバリー。

7話まで公開されていて、6話まで視聴済みという段階で思い出しながらこれを書いているのですが、3話は何がなんだかよくわからないという印象の回でした。もちろん、バーナム自身も状況がわからないというシチュエーションなのでそれで正しいんですが、今、振り返ってみてもかなり謎・・・。USS グレンでは何が起きていたのか。クマムシはどこから来たのか。グレンにいたクリンゴン人はどこから来て、何をしていたのか。

オープニング2話はシーズンプレミアだけあってかなり大規模な話で、さながら劇場版のような雰囲気でしたが、3話は一転して暗い雰囲気。2話の段階から劇中でどのぐらいの時間が経ったのかよくわからないんですが、完全に戦時下となっているようです。そして、これまでの正史で今回舞台となるUSSディスカバリーが表立っていないのは、この船がかなり人道にもとることも含めて行う科学調査船だったからということみたい。とにかくクリンゴンに勝つための新兵器を開発しなければならないというプレッシャーに晒されています。

うーん、DSCってこういう話なのかな。確かにここまではかなり面白いし、スタートレックの新シリーズが観られるのは嬉しいと思うものの、これまでと同じものをやっても仕方が無いというのもわかる。うーん、でもこっちかー・・・という感じでした。6話まで観た今では少し感想が変わっていますけど。ロルカ船長がとにかくガミガミだし、副長になって現れたサルーもギスギスだし、保安主任のおばちゃんも怖いし、期間主任のスタメッツもピリピリだし。バーナムも腫れ物に触るように扱われるのに怯えて余裕ないし。

さて、結局何が起きたのかよくわからなかったこの第3話で大きなポイントは、そもそもUSSディスカバリーが(および姉妹艦のグレン)は何のために作られた船なのかということが明らかになったことです。胞子ドライブ実験船だったんですね。ディスカバリーのデザインが発表された直後は、真円の円盤部に角張った第2船体はとても古くさく感じて好きになれなかったんですが、2重の輪になった円盤部が逆方向にジャイロのように回転して(意味があるのかどうはおいといて)胞子ドライブによるジャンプをする絵はなかなかに格好良くて気に入りました。

まーね、1話の「ドヤ顔で足跡でのメッセージを軌道上から見つけてもらうアイデアだされても」に引き続いて、宇宙生命体が持つ未知の高次元ネットワークってアイデアも新しくはないし(スタートレックで言えば、生命体8472とか、「マクロスF」のヴァジュラとかね)、全体に醸している雰囲気に比べてSF設定が安直かなというという気はするんですけどね。まあ、その辺りは若い人はたぶん気にならないんだろうし、良いかなという気はします。

ともかく、ここまでのところ、キャラクターの誰も好きになれない感じのディスカバリー。それを覆すキャラ達が徐々に出てくるんですが、それは次回のお楽しみ。というわけで、どんどん感想を書かないと^^;;;

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DSC第2話 連星の戦い(Battle at the Binary Stars)

これもNetflixで配信されている本編放送後のバラエティー番組「After Trek」から察するに、1話と2話は連続で放送されたんでしょう。実質的には前後編の後編にあたる第2話です。

みどころはやはり艦隊戦でしょうか。時期的にはすでにUSS-1701エンタープライズがパイク船長の下で就航していても不思議ではないんですが、集まってくる艦の多くは見慣れない形のもの。この時代に集まれる位置にこんなに連邦の艦がいるとは思いませんでした。

そして、クリンゴンも艦隊が大集合。不意打ち気味の攻撃を受けて連邦は手ひどくやられます。2話のサブタイトル「連星の戦い」は後でこの戦闘に名付けられた名称です。

しかし、バーナムが主張するように先制攻撃をしていたとしても、その直後にクリンゴンの各名家の船が到着してぼっこぼこにやられていた可能性が大きいわけで、バーナムとサレクは何がしたかったのか・・・。そして、謎のテレパシーで交信してたけど、でも何を相談していたのやら。

クリンゴン側の人間模様もよくわからないところ。各家が群雄割拠して統一した動きができていないところに、トゥクヴマが「カーレスのビーコン」で各家を呼び出したというのはわかるんだけども、その「カーレスのビーコン」の持つ意味がわからない。なかなかそろわないメンバーを集めるだけの権威が「カーレスのビーコン」にはあるんでしょうが、それをトゥクヴマが使えたのは何故なのか。あの船の特質?そして、トゥクヴマが連邦への交戦を主張してそれに乗った家、乗らなかった家がありますが、トゥクヴマが死んだ後は誰かが指揮をしているのか、どうなのか。この後の話で、連邦とクリンゴンは全面交戦状態になっているという描写があるんですが、誰かが指揮をとらないとそうはならないでしょうが・・・どうなったのか。トゥクヴマ家をコール家が乗っ取る形で全体を動かしているのかな?

最後、トゥクヴマを殺しては名誉の戦死になってクリンゴンが勢いづくから、捉えて不名誉を与えて求心力を下げなければとバーナムが主張して、船長と副長が2人で敵艦に乗り込みます(非常に23世紀らしい(笑))。が、まあ、以下にミシェル・ヨーがカンフーの達人だとはいえ、女2人でクリンゴン艦に乗り込んでも作戦は成功せず、結局、トゥクヴマを殺すことには成功するものの、ジョージャウ船長も死んでしまいます。図らずも、バーナムが懸念したとおりになったんですが、でも、トゥクヴマはやっぱり大した扱いをされてないみたいで、どうもバーナム/サレク組の情勢予測は当たってないような感じです。バーナムはともかく、大丈夫かサレク。

ちなみに、今、調べて驚いたんですが、ジョージャウ船長役のミシェル・ヨーは、ミハエル・シューマッハを要してF1でフェラーリの黄金期を築いた、現FIA会長ジャン・トッドの奥さんだそうです。まじっすか。

さて、別に戦争になったのは全然バーナムのせいじゃないと思いますけど、いろいろやらかしたのは確か。哀れバーナムは終身刑を宣告されましたが・・・というところで2話は終わりです。

うん、ここまでU.S.S.ディスカバリー出てこない。

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DSC第1話 バルカン式の挨拶(The Vulcan Hello)

というわけで、ネタバレを気にせずにスタートレック・ディスカバリー(DSC)について、むにゃむにゃ語る記事です。観た方だけ、どうぞ。

冒頭から見慣れぬ異星人が登場・・・なんですが、しゃべっているのがクリンゴン語(そうなんですよ、ファンは聞いたらそれがクリンゴン語かどうかぐらいはわかるんですよ)なので、おそらくこいつらはクリンゴンなんだなと察しはつきます。

いきなり脱線するんですけど、このクリンゴンという種族はスタートレック世界では大変に重要な種族で、地球人以外ではダントツにたくさんの登場人物が出てくる、いわば「異星人と言えば、クリンゴン」みたいなそんな存在なんですが、にもかかわらず・・・というか、だからこそ・・・なのかよくわかりませんけど、見た目が結構変わります。TOS(最初のシリーズのことっす)のころと、もっとも有名なクリンゴン人であるウォーフがメインクルーとして登場するTNG(ピカード館長が出てくる一番人気のあるシリーズっす)のころでは全然違います。まあ、それはメーキャップ技術の進歩(と予算^^;)の問題です。

で、しばらくはこのTNG型で安定してたと思うんですが、今回のシリーズはいきなり見た目が変わってます。しかも、登場するクリンゴンは特殊メイクが違うのと同時に、着ているものや船の内装なども相当違う。しかしながら、台詞ではクリンゴンの習慣や宗教観などがちゃんとこれまでのシリーズの蓄積の上にあることがわかるので、新シリーズを作っている人たちが無知ってことはないはず。ちょっと意図がわからないんですよね・・・。

「まあ、新しいシリーズだし、TNGも30年前の番組だし、こだわらずに新しくしたらええんちゃうの」というのも、アリといえばありです。特に、宇宙艦隊のユニフォームについてはコロコロと変更されてます。これは現実の組織ではたぶんあり得ないと思うんですが、あんまりうるさくいう人はいません。今作も、時代設定的にはTOSの10年前ぐらいらしいんで、例の黄・赤・青のTシャツみたいなのを着ているはずだと思うんですが、見た感じはENTだけどもっとぴっちりしたものを着てますね。あ、でも、Beyondでこんな感じのベスト着てたりしたかな。

ま、ともかく、今作のクリンゴンはこれらしい。

で、どうやらクリンゴンは今はバラバラらしい。TNGの時代でも「クリンゴン帝国」といいながら、最高権力者が「評議会総裁」だったりする政治体制ですが、この時代はまだその評議会自体が存在しないわけですな。で、そんなクリンゴンをまとめて連邦と戦わせようとする奴が登場。

本作の主人公はそんな企みにのせられてしまう連邦の宇宙艦USS.シェンジョウ(神舟)の副長、マイケル・バーナム(マイケルという名前だけど、女性です)。幼い頃にクリンゴンに両親を殺され、バルカン人に引き取られて、バルカンのアカデミーを出たという変わり種。なんとなくバルカンっぽい考え方をするけど、感情には溢れてます。ちなみに、育ての親の名前がサレク。1話の段階ではまだ確定は出来ないんですが、後のお話で養母はアマンダという人間だと言っているので、つまりスポックのお家に引き取られているんですな、この子。

USS.シェンジョウの船長(TOSと同時代だから、艦長ではなく船長と訳すのが正しい。英語はどちらもCaptainだけどね)と砂漠の惑星で船と連絡が付かなくなり、歩いて足跡で軌道上のシェンジョウに連絡・・・ってそれは無理があるアバンでオープニングがスタート。凄ーく地味なOP。今までのテレビシリーズってどれも基本的には一話完結で希望溢れる話で、OPの曲調も明るく心沸き立つものが多かったのですがどうやらそういうお話ではないみたいです。

攻撃を受けた基地を調査しにやってきて、不審な構造物を発見。それが、クリンゴンの遺物(?)で・・・うーん、このクリンゴンたちはどうもクリンゴン内で不遇の立場にいるみたいだけど、何が行われているのか・・・よくわかりません。ともかく、クリンゴンと遭遇すること自体がとても珍しいことなので、どうしていいのかよくわからず。とりあえず、援護の艦隊は呼びました。

そんな中、バーナムはサレクにどうすべきか相談するんですが、サレクの判断は「その状況はヤバい。とっととやっちまえ」。え、マジですか。まあ、バルカン人がいうんだから筋は通っているんでしょうが・・・。

そして、バーナムは先制攻撃を進言するんですが・・・まあ、いくら23世紀のやんちゃな惑星連邦といえどもそんなことはしないわけ。バーナムにはそれを言うだけの根拠があるんでしょうが、「とにかくやべぇよ」といしか説明できないので相手にされない。まあ、耳がとがった人のいうことなんで、なかなか伝えるのが難しい・・・というか、まあ、先制攻撃はしないでしょ、そりゃ。

というわけで、バーナムはバルカン式格闘術で船長を気絶させ、船の指揮を奪い取って攻撃しようとするんですが、もちろんその企みは阻止されてあわれ独房へ。そこに、クリンゴンの大艦隊が到着して大ピンチというところで1話は終わりです。

クリンゴン側の情勢がよくわからないこと。そしてそのよくわからない情勢になんらかの状況判断で先制攻撃をバーナムが提案するけど、よくわからないので視聴者も賛同できないのでどうしたものかの第1話。クリンゴンと連邦が一触即発の状態ですが・・・まあ、このまま何も起きないわけはないので、当然2話では・・・というわけで2話に続きます。

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