Oculus Go

アーリーアダプター層には一通り行き渡った感があるOculus Go。私も買いました。

本家サイトしか買えない状態で「なんだよー、Amazonから買わせてくれよー」って思いましたが、英語で(というか、ローマ字で)住所を入れなきゃいけない以外はとても簡単。支払いもPayPalが使えるので、クレジットカード情報とか入れる必要ありません。オーダーして1週間もかからずに届いて、こりゃ素晴らしい。さすがっすね。

Oculus Goはざっくり言えば、VR用ヘッドセットにスマホを内蔵したものです。今までのVRヘッドセットは、プレイステーション4やパソコンに接続して、それらの機器で作った映像を観る機械でした。Oculus Goでは映像を作る機械もヘッドセットに入れてしまったので、ヘッドセットにケーブルを全く挿さなくても映像が見られます。素晴らしい。

で、何ができるのかですが、各レビューサイトを見てもらえば分かる通り、一番の売りが「寝っ転がってNetflixが見られる」なので、あんまり大したことはできません。うん。

とは言うものの、それ以前のVRヘッドセットは使うまでの準備があまりにも大変でした。PSVRも持ってますけど、流石にNetflixを観るためにPSVRを使おうとは思いません。言ってみれば、テレビに繋ぎっぱなしのゲーム機と、押し入れにしまい込まれているゲーム機ぐらいの差があります。これだとスポっとかぶるだけなので、毎日でも使うかも・・・。いや、常時スキューバダイビングするときのゴーグルつけるぐらいの違和感はあるので、暑くなってきたら辛いかもだけども。

なんだよ、そんなのNetflix観るだけならテレビでもパソコンでもスマホでもなんだっていいだろって思いますよね。違うんすよ。ソファーにリクライニングした状態で見られるんですよ。プラネタリウムを見に行ったと考えてください。あれって天井のドームに映像を写すのでおもいっきりリクライニングした状態で映像を観るじゃないですか。あの姿勢で映画見られるんですよ。これね、家でやろうと思ったらけっこう大変ですよ。当たり前だけど、テレビは水平位置にしか置かないから。

さて、ただのヘッドマウントディスプレイ(HMD)としてかなり使い勝手のいいOculus Goですが、せっかくなのでVRもちょっとだけ試してみました。ゲームはPSVRでやるからいいとして、OculusっぽいのはFacebook 360です。Facebookに上げられたVR動画や360°写真を見られるもので、海外のニュースサイトなどはかなり360°カメラを持っていっているみたいで、いろいろとあります。その中にF1の公式が上げている動画があって、今どきはF1マシンのノーズの上に360°カメラを載せていることがあるみたいです。

これはかなり楽しくて、前を見ていると視界いっぱいに広がるオンボード映像で、それはそれでかなり楽しいんですけど、後ろを振り向くとドライバーのヘルメット(と、その上にHALO)が見えます。おおぅ、これはセンセーショナル。クラッシュした瞬間なんかだと、どこにどうあたったのかが、はっきりとわかります。当のドライバーより。スペインのグロージャンと、モナコのルクレールのクラッシュが上がってます。F1ファンはこれを観るために2万円ちょい払ってOculus Goを買うのは、アリです。まあ、グロージャンのスピンは周りがタイヤスモークでまっちろなのでなんもわからんのですが、むしろわからないからすごーく怖いです(笑)。あと、VRは関係ないですけど、おんなじようにF1が提供している動画として、リアルタイムでドライバーズパレードのトレーラー上でのインタビューとか出てました。なんだよ、こんなところで見られるのか。英語わかんないけど。

他にも結構いろんなものがありますが、「その場にいる感じ」とか「決定的瞬間をいろんな角度から」みたいなのは総じて楽しいです。飛行機のアクロバット飛行とかずーっと見ちゃう感じです。逆にストーリーがあるものは難しいわけで、スターウォーズの外伝映画「ソロ」のプロモーションVR動画があって、それはランド・カルリシアンとハン・ソロがサバック(でいいんだっけ?要するに賭け事の一種です)をやっているシーンで、テーブルの真ん中にカメラがあるので、前を向くとランド、振り向くとハン・ソロが座っていて、私ごしに会話していると。落ち着かんわ(笑)。

あとは、VRチャットが評判いいみたいですが、これは友達がいないとできないので試してません。でも、VRチャットはちょっち怖いっすな。

いや、どういう意味かって言うとですね、当然、試してみるわけじゃないですか。アレですよ、アレ。dmmの肌色が多いやつっすよ。で、もうなんつーか、すっごい近いのですっごいんですけど、むしろ思いっきり近づかれると生理的な拒否反応があるんですよ。要するに気持ち悪いの。おっぱいが近づいてくる分には最高なんですけど、顔が近づいてくるのはちょっと嫌。で、ですね。女優さんだとある意味完全に「エロい対象」として精神性を切り離していられるんで逆に平気なんですけど、これ、かなり抽象化したアバターだったとしても、中の人がいると感じられたらやばいですよ。バーチャル空間で物理的に接近されたら、心理的な動揺はかなりあると思います。でも、そこの意識の差ってたぶん共通認識ができるまではかなりバラバラだから、トラブルになるでしょうね。

ネット上の人間関係ってそれでなくても結構難しいものですけど、VRチャットはそれをまた大きく違う次元に持っていく感じがしますな。リアルの肉体的距離感から心理的距離感のフィードバックされる感情の整合性の問題であるとか、リアルのノンバーバル・コミュニケーションの文法のうち、VR空間で可能なものと不可能なものの選別があるために、それがリアルの文法へも影響してしまう問題(例えば、頷くとか首をかしげるとか、VR空間で意識的にさせるモーションをリアルでも自分の肉体に意識的にさせ始めることによる仕草とその文法の変化とか)であるとか、新しいいろんなことがありえる気がします。

で、Oculus Goだと、まあVRチャットのためだけにでも買えないこともない値段で、おそらくは気の合った仲間でVR空間で遊ぶのはかなり面白いでしょうから(ワールドカップの試合を一緒にみるだけで相当面白いと思います)、いろんな出来事が起きるんじゃないでしょうかね。ま、でも試してみないわけにはいかない気がするので、周りで誰か他に買ったらちょっと試させてもらうと思ってます。問題は私のFacebookがほぼ死にアカウントだってことなんだけども(笑)

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飛行機の中で映画を観る

2月の後半は福岡に出張していました。

福岡となると、さすがに飛行機での移動となります。自宅から羽田空港は混雑しまくりの電車に揺られての1時間。苦痛です。一方、福岡は地下鉄で10分で天神まで出られて、あとはバスでどこにでもGo。最高です。通勤ラッシュはないし、食い物は旨いし、球場は近いし、最高だな、福岡。

で、土日は家に帰っていたので、足かけ3週間。3往復したわけですが、今回、機上では映画を観ることにしました。

飛行機の中こそ、去年、広告のお姉さんが可愛いからという理由で買った赤いSonyのノイズキャンセルヘッドホンの出番。で、どうせずっとヘッドホンをしているのなら、動画を観ていればいいかなーと。普段、録画消化を優先してなかなか観られない見逃してた映画なんかを観る時間にしようと思ったわけ。Amazon PrimeとNetflixはどちらもダウンロードが可能なので、iPadにダウンロードしました。ちなみにiPhoneはヘッドホンジャックがないのでこの用途には使えないです。iPadぐらいのサイズがあれば、機内で観るには十分過ぎる大きさでした。ずっと手で持っているのが辛いぐらい。

こんなもの観ました。

  • 「グランプリ・ドライバー」(マクラーレン・ホンダのドキュメンタリー)
  • 「ゴースト・イン・ザ・シェル」(実写)
  • 「イミテーション・ゲーム」
  • 「帰ってきたヒトラー」
  • 「バイプレイヤーズ」
  • 「攻殻機動隊 arise」
  • 「GODZILLA 怪獣惑星」

マクラーレンのドキュメンタリについては、感想を書きました。

「ゴースト・イン・ザ・シェル」については、押井さんや神山さんの「攻殻」についてのリスペクトはあるんだな・・・というか、あのアニメのシーンをやりたいんだなってのはわかるんですが、それ以外に出てくるセットやガジェットがあまりにかっこ悪く、そして、テーマは原作の思索のはーるか下のレベルに留まっていて、こりゃだめだ感が凄い。褒めるところがない。あ、ビートたけしのしゃべりが批判されてましたけど、普通に聞き取れましたよ?少なくとも吹き替え版では。

「イミテーション・ゲーム」は、面白かった。カンバーバッチはハマってはいるんだけど、「シャーロック」や「スタートレック」で見せた役とあんまり変わらない印象です。IT業界にいるものとして、もちろんアラン・チューリングの名前は、「チューリング完全」や「チューリング・テスト」などの言葉とともによく耳にするので、ぜひとも観ておきたかった映画で、観てよかったと感じました。

「帰ってきたヒトラー」は、これはなかなか難しい作品。「ヒトラーが現代に飛ばされてきて、『過激なコメディアン』としてドイツ人にウケたり、ウケなかったりする」というネタなんですが、おそらくこの映画を撮っている様子をそのまま劇中に使ってるんですよね。なので、すごくメタな作品だし、ドキュメンタリーっぽくもある。例えば、「ヒトラーが現代のナチ党を受け継ぐと評している政治組織を訪問して、お前らはなっとらんと叱咤する」というシーンがあるんですが、たぶん出演しているのは本物なんですよ。で、ヒットラーの格好した役者に「なっとらん」とか怒られるんですが、まあ、向こうも苦笑するしかないですよね(笑)。で、基本的にはギャグなんだけど、ものすごく深いところを慎重に突っついてます。これ、ドイツ人にしかわからんだろうなというネタもすごく多いんだろうと思うんですが、観て損はないです。

「バイプレイヤーズ」は大杉漣さんを偲んで。1話みたらそうとう面白かったので、Milueと一緒に観たいと思います。

「バイプレイヤーズ」の1話のあと、「攻殻arise」を1話観ました。面白いけど、難しい(笑)。以前、一度観ているんですが、レベル上げしながらみたら全然わからなかったのでもう一度観ました。これも機会を作って最後までみたいです。

虚淵玄つながりで、「怪獣惑星」も観ました。こっちはなんか普通にSF。エクソダスなSF設定がすごく面白くて、アクションもすごくて、満足。しかし、最初から最後まで状況が絶望的過ぎて、逆に登場人物たちに共感できない。こんな状況で「ゴジラやっつけよう」とか思うかな?

というわけで、飛行機もたまに乗ると良いものだし、数年前だったらけっこうめんどくさかった機内での映画鑑賞もすごく楽になったことが実感できて、有意義でした。

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良いコードとは何かを伝える

ずっとインフラ系のSEとして活動してきたので、システム開発プロジェクトでコードを書く用になったのは、ここ5年ぐらいのことです。私がやるからには、テストを書かないなんてあり得ません。というか、別に私がどうのこうのというような話じゃなくて、テストは書くよね、普通。

とはいうものの、「プログラム開発経験あり」という触れ込みの開発者をパートナーから集めても、実際にテストを書いたことがあるという人は極々、まれ。となると、教えねばなりません。教える方法としては、コードレビューしかありません。もちろん、ガイドとかそういうものも書くんですけど、しょせんはあるモデルケースに過ぎません。実際のところは書いてきたコードを、「こういう時はこうするのだ」と添削して返さないと本当の意味では伝わりません。

いやね、じゃあ私はそういう教育を受けたのかっていうと、そうじゃないんだけども。単に好きだから雑誌やら書籍やらWebサイトやらで得た知識が、渾然一体となったものなわけで。でも、それをみんなに求めるわけにはいかんからね。

で、そんな活動を今のプロジェクトで半年ぐらいにわたって続けてきたわけです。「一度はタンバリンにコードを突き返された奴しかコミット権限をやらないからな」と言って(笑)。その結果、年末の評価で言われたのが、「レビューを明確な基準がなく、主観的にやっている」という指摘です。ちゃんと基準を明確にして仕事せいと。お前の好き・嫌いで決めてるんちゃうんかと。

わからんでもないけども、どうにも納得がいかん。コードレビューと聞くと、あたかも私が合否の判定をしてるみたいに受け取られているみたいなんですが、目的は教育なんですよ。実際にやってみてもらって、そして、自分もやってみせて、ほら違うでしょ。こっちがいいでしょ、とやらないと伝わらないからやっているだけで。そーゆーことじゃねーんだよなー、理解されてねーなー・・・と上司からの評価を得られずにふてくされる日々。

そんなとき、ajitofmというポットキャストの第17回を聞いていて、ほぼ日でやっていた濱口秀司さんの対談について触れられているのを聞いて、腑に落ちました。

この対談、私も読んでいたんですけど、中で出てくる図が本当に秀逸なんです。

どういう図なのかは、是非対談を読んで欲しいんですが、教育ではこの4象限のそれぞれを全て伝えなければならないと。で、どのプロジェクトでもTODOリストやチェックリストなどの「文書化できるWHAT」と実装ガイドや操作手順書のような「文書化できるHOW」については準備するし、作って展開することについて一生懸命考えるんだけど、スキルとカルチャーについてはもの凄く手薄か、あるいはまったく考えてないことが非常に多いのです。

その理由の大きい部分は、プロジェクトメンバーが基本的には一期一会で、時間のかかる教育はコストパフォーマンスが悪いということがあるんですが、それでも半年とか、1年とかの期間があるのならば上の図の右半分をどうメンバーに伝えていくかを考えなくちゃいけない。そして、それをやる方法の1つがコードレビューだということです。

システム開発の現場におけるスキルやカルチャーの重要性は、わかっている人はすごくわかっているんですが、取り上げられることがあまりないトピックではあります。わかっている人はわかっているので、例えばアジャイル開発宣言では「自己組織的なチーム」という言葉でそれを取り上げてますし、スクラムマスターはチームのカルチャーを醸成することに非常に腐心することになります。

となると、「コードレビューを明確な基準の下で行え」という指摘は、私のやろうとしていることとまったく相容れないことだってことです。だって、明確に文書化できないものを伝えることが目的なんだもん。やっていることは「良いコードとは何か」ということを、「私の価値基準」で伝えていることだからです。そりゃどんなコードが良いコードかってことを文書で書くことはできる(出来るから、その文書を通じて私が学べたわけだし)けれども、やったところでそれはもうあるし。要するに「リーダブルコード」ぐらい読んでからプロを名乗れよってことなんですけどね。

例えば、ある条件A(cond_a)とB(cond_b)があって、その組み合わせによって違う処理をするというコードを、チームメンバーがこう書いてきたりするわけです。

if(cond_a) {
    if(cond_b) {
        // AかつBのときの処理
    }else{
        //AだけどBじゃないときの処理
    }
} else if(cond_b) {
    // AじゃないけどBのときの処理
} else {
    // AでもBでもないときの処理
}

コードを書き慣れている人なら、気持ち悪いですよね。

if(cond_a) {
    if(cond_b) {
        // AかつBのときの処理
    }else{
        //AだけどBじゃないときの処理
    }
} else {
     if(cond_b) {
         // AじゃないけどBのときの処理
    } else {
        // AでもBでもないときの処理
    }
}

こうなっていて欲しい。ただ、条件Aや条件Bの性質によっては上のコードが自然な場合もなくはない。たぶん。これを「同じ条件はおなじインデントの位置で調べろ」とかいうルールにすることはおそらく間違っていて、もっとメタな視点からの指摘じゃないとダメなわけです。しかしまあ、上みたいなコードを書いてくる人に読みやすいコードを書くように指導することは、正直、どうやったらいいのかわからないんですけどね。読みづらいって思ってないかもしれないし。となると、「良いコード」を浴びせまくるしかないのかなと思うわけで、レビューしかないぞと。

どうやって、プログラマのスキルやカルチャーを育成するかはホント難しい話なんですが、これがないとどうにもならんので、評価はされないけどこういう活動を続けていくしかないと信じてます。

でも、評価されてないと続けらんないんだけどね。うむー。

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最近はいろいろと高い・・・という感覚

30歳手前ぐらいの若手から中堅に入りかけたぐらいの男の同僚と40もとうに過ぎた私で昼飯を食いに行って飯を食っている途中に「最近、いろいろと高いですよね、食い物とか」と言われまして。

物価の変動ってふと足を止めて考えてみないとよくわからないものだし、地方によっても差があります。しかし、およそ外食費を考えるとまったく高くなっている印象はありません。だいたい、ここ20年ぐらい、外でランチをとれば700円から1000円弱。確かに今の職場は高めについてると思いますが、東京日本橋界隈を標準と取って良いとも思えません。

安くですませようと思えばコンビニのお弁当やファーストフードもあります。コンビニ弁当なんてどんどん安くなって、どんどん美味しくなってるし、むかしはランチの後、喫茶店でコーヒーを飲んで300円とか400円とか払ってましたが、それより旨いコーヒーがコンビニで買えてしまう世の中です。

おそらく、ウチの会社の現地の本拠地がある場所だと、米国本社はもちろん、欧州のどの国でもたぶん外で1000円を下回る額でランチは取れないと思います。上海はご飯は安かったけど、猛烈にコーヒーが高かったしね。

という感覚なので、「えー?そうかなあ」というと、「絶対そうっすよ。マックとかめっちゃ高くなったじゃないですか。吉牛とかも」と。

いやいやいや、やっすいじゃん、マクドナルド。オレら子供のころは、お昼にマクドナルドで食べるって言ったら大喜びだったよ。ビックマック、普通に今より高かったし。吉野家も、「キン肉マン」見てどんな食い物なんだろうと夢膨らませてたころ、普通に400円ぐらいする食い物だったからなあ・・・。「いや、タンバさん、オレら学生の頃、ハンバーガーとか60円すよ。だから食ってたんすよ」

そうか、それがマクドナルドのイメージになっちゃってるのか・・・吉牛も300円以下のイメージがついちゃっているのね。価格を下げるって怖い。そして、やはり価格の基準の持ち方が年齢が10年違うと大きく違っていて、今の30歳ぐらいは日本の物価が最も下がりきった頃にお金を使い始めた世代なので、今のこの状態でも「物価は高くなって、生活は苦しくなった」と思ってしまうものなんですな。

同じように日本を生きてるつもりでも、意外と見えてる世界って違うもんなんですねぇ。

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eRemote

相変わらずAmazon Echoでリビングの照明を付けるのに四苦八苦しています(笑)

で、リビングの照明を全部Hueに変えて(高かった)、他に何をさせようかと思っても、ナニモできず。とりあえず、Fire TVの対応待ちなんですよねぇ・・・。Googleさん方面はChromecastに繋がるらしいですよー(チラッ)。まあ、いいですけど。

で、飽きてきたので、今度はeRemoteというものを買ってみました。これはスマホで制御する学習型リモコン。この学習型リモコンというものも私は昔から好きです。

で、今回のポイントはこれをAmazon Echoから制御するってこと。ところが、今は制限があって、Echoで制御でからいうのは、照明のみ、らしい。

もっとも、学習型リモコンですからどんな機器のリモコンだって覚えられます。要は、「ON/OFF/UP/DOWNの4つのコマンドセットのみのテンプレート」だけを制御できるってことです。なので、電源のON/OFF程度の制御でよければ何でもかんでも「照明」として定義してしまえばいいということ。

で、テレビをつける・消す、エアコンをつける・消すはできるようになりました。夜寝るときに照明も含めて一気に消せるので便利・・・さて、あとこの部屋にリモコンで制御できる機器は何かな。AV機器のリモコンは複雑すぎて声で操作するには向かないし。うーん・・・

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Milueのお誕生日ディナーは、「あてなよる」コピー

最近はNHKの番組しか観ていません。NHKは面白いですなあ。スピード感が全然違うんですよね。民放は大したことない番組にわんさか出演者が出て、話がもっちゃりもっちゃりしか進まないので退屈しますが、NHKはプルンと密度の高い番組を作ってくれます。いやあ、民放の番組がスピード感でNHKに歯が立たない状況がやってくるとは、時代は変わったものです。

そんなNHKの番組の中で、面白く観ているもののひとつが「あてなよる」。「きょうの料理」でもおなじみの大原千鶴さんがテーマを決めて酒の肴、いわゆる「酒のあて」をつくり、そこにソムリエの若林英司さんがワインだけではない、様々なお酒を添える。そんな番組です。毎回、美味しそうなんだ、これが。

それはともかく、1月14日は相方であるMilueの誕生日。お祝いは何が言い、どこかレストランでも予約しましょうか・・・と言ったところ、正月なんやかんやで食べ過ぎたし、別にいいよと。なんかあなたが美味しいもの作っておくれよ・・・とこうきました。

とは言っても、やってみたい料理のネタってのももうあんまり無いんですよね。大概のものは作れるようになりましたし・・・と、そこでMilueが「あてなよるのつぶつぶの会で、あられを衣にした海老フライがあったじゃない?あれが食べたい」と。なるほど。

それ、おもしろいね。むしろ、「あてなよる」の1回分、まるっとやってみましょうか。

というわけで、レシピのページの「第十二夜  つぶつぶで呑(の)む」 を観ていただきたい。これをやりますよ。

とはいいましても、なかなかその通りにはいきませんが・・・

一品目は、「焼き豆腐たらこバターのせ」

レシピだとエンドウ豆を焼いてのせることになってますが、好みで塩ゆでした空豆に変更。豆のサイズアップに伴って、豆腐も大分大きく切りました(笑)。たらこバターは、もう何に付けて食べても美味しいと思います。

お酒は

一代弥山スパークリング。まあ、泡は合わせやすくて良いですな。

二品目は、「海老のあられ揚げ」

海老と、こんにゃくの炊いたものにお茶漬け海苔に入っているようなあられを衣としてつけて揚げたものです。案外しっかりついてます。口に入れると感触が面白い。

お酒は川越が誇るCOEDOビール。IPAスタイルの伽羅です。酸味はほとんど感じず、ぐっとくる苦みが旨い。

三品目は、

塩すき焼き。レシピでは山菜でということでしたが、時期的にも地域的にも手に入る見込みはないので、ブロッコリーとアスパラでやりました。その2つと牛肉とトマトの組み合わせは鉄板なわけで、まずいはずがないです。

お酒は、鳳凰美田のWINE CELLというワイン酵母で作ったお酒。弥山とはうってかわって華やかな甘み。美味しいです。

四品目は「あていちご」

水切りしたヨーグルトに柚子胡椒をいれたディップでいちごをいただきます。レシピ通りだとちょっと物足りなかったので、クリームチーズとオリーブオイルを少し足してます。お酒は、ほぼ日の生姜シロップと芋焼酎を合わせたものの水割り。炭酸水買ってくるのを忘れました(笑)。

最後は失敗。「餅チーズ」

レシピでは串に刺して炙れって書いてあったんですが、串がなかったので、アルミホイルの上に油を引いて、チーズを包んだ餅をのせてトースターで加熱したところ、見事に破裂しました(笑)

あわせるお酒は、アルザスのゲヴュルツトラミネール。実は、前日の残りです(笑)。

いや、なかなか面白かった。面白かったけど、材料と開封された酒が大量に余りました。これはちと贅沢な遊び過ぎますな。へたしたら、ちょっとしたレストランに行くよりも高くついてるかもしれん・・・

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附高吉本教官特別授業が開催されたのである

私の母校、大阪教育大学附属高校平野校舎の理科室が改築(なの?よくわかってない^^;)されることになり、とっくに退官された恩師の吉本和夫教官が同窓会の場で「片付けて」と言われたと。まだ私物置きっぱなしなのですか?(笑)

で、後輩の21期生が手伝いに行ったそうなんだけど、その時に「せっかくだから無くなる前にこの教室で授業をしてもらえませんか」と頼み、「そらおもろいがな」と先生も受諾。我々が現役の頃に若手の理科教官だった方(バスケ部の顧問をしていただいてた、あの方です。いや、別に名前を伏せることもないのかもしれないが)が現在の副校長ということもあり学校からも許可をいただけて(ありがたいことです)、開催の運びとなりました。お正月に(笑)。

吉本先生から、「生物部のOBにも声をかけてやってくれるか」と言っていただいたため、私にも連絡が来ました。遠方に住んでいることもあって、生物部のOB会にも全然参加できてないんですが、正月なら帰省も兼ねて出られます。それに、同窓会はまたあるかも知れないけども、私が吉本先生の授業を聞く機会は間違いなくこれが最後でしょう。万難を排して参加しましょう。実は正月に実家帰るの珍しいのよ、あたし。なんせもう小学4年生になった姪にお年玉渡したの、今年が初めてだったからね(笑)。

吉本先生は、附高を退任後に阪大院の理学研究科と協力して、高校・大学の連携実習などをやっておられるそうです。吉本和夫でググると、Z-sceという団体のサイトが引っかかるので、興味がある方はご覧下さい。そういえば、以前、吉本先生とばったりあって聞いたことはあったなあ・・・えーっと、うわ、10年前のことか。ブログに書いておくって大事だなあ。

そんなわけで、2018年1月3日、天王寺でまろくんとかずやくんと待ち合わせて、平野へ向かいました。教育実習以来かなあ。20年ぶりだ。懐かしい生物室や準備室を見たりして、いよいよ授業開始。集まった(元)生徒は50名以上。教室は満員です。14時に始まって、17時まで。吉本先生、しゃべくりまくりです。

実は授業に先立ち、アンケートを取られています。テーマは「生きる力について」。んー、なんだろう。えーっと、スターウォーズの新シリーズの完結を楽しみにしてまして、再来年の年末までは生きていようと思っていますけども、そういうこと・・・ではないですよね?

アンケートの段階ではよくわからなかったんですけど、授業のテーマは「生きる力」について。最近の生徒さんは、生きる力がないんですと。いやいや、生きる力って何ですか。実は、学習指導要領に定義があるんだそうです。文科省のサイトを見ると、指導要領の理念がまさに生きる力の育成だそうですけど、上手くいってるようには思えないと。で、文科省のいう生きる力はいくつかあるんですけど(サイト見て下さい)、ここで問題にするのは「思考力」。問題発見能力であったり、問題解決能力であったり、そういうもののことです。

なんかね、思考が楽しめないんですと。考えることは辛いことなんですと。全身の8割が理屈っぽさで出来ている(残りは脂肪)あたしには「思考することが辛い」って言われても、さっぱり理解できません。でも、確かに仕事でそういう傾向について感じることはあるんですよね。

よく、新人さん(だけと言い切れないところが辛いところですが)から、「丹原さん、○○って△△じゃないんですか?」という質問のされ方をします。そもそもなんで"isn't it?"の形で聞いてくるんだよってのもあるんですけど、そういうことを聞かれた場合、基本的には私は「どうして?」と聞き返します。すると、「違うのか・・・」という顔をして帰っていってしまうんですね。そういう態度を取ったら、そこから丹原さんの説教タイムが始まるわけですが(周囲からは「またやってるわ・・・」という顔をされてるんですけど)、こういうのは訓練の問題なのでやらざるを得ない。

そもそも、仕事の場合は正解がない質問であることも多いわけで、「丹原さん、○○を△△にしたいのですが、どうお考えですか?」と聞いてこいという話です。その場合も私の返事は同じで「どうして?」と聞き返し、当然「かくかくしかじかで、△△が適切だと考えるからです」「うん。妥当な考え方だと思う。同意する。それで進めてみてくれ。何かおかしなことになったら教えてね」と仕事は進むんですが、こういう当たり前のやりとりで思考のプロセスをちゃんと話せない奴がかなり多いんです。

基本的に、私たちより新人の方が総じて優秀であるはず(そうでないならば、私たちが入ったことにより会社は没落したということになるわ)で、能力は感じるんですが、単に言葉遣いの問題というレベルではなく、ものを考える習慣がないんじゃないかと感じるんです。ウチらの仕事はよりにもよってコンピュータを使う仕事ですから、バルカン人並みに耳が尖るぐらい論理的でないと困るんですが、「論理的でないと困る」ということ自体を理解できてない感じすらあります。

私の属するプロジェクトは微積分や行列演算ができないと困るという職場ではないですが、三平方の定理の証明をきちんとした日本語で書ける程度の数学力は必要です。だって、プログラムを書くって、ロジックを書き下すことだから。プログラミング言語の文法を覚えれば誰でもプログラムを書けると思ったら大間違いで、日本語で書けない奴はプログラミング言語を使っても書けないか、ロクでもないものを書いて足を引っ張るかのどちらかです。

じゃあ、私はなんでそれが出来るのかといえば・・・附中、附高時代の授業やその他の活動できちんと教えられたということもあるだろうし、もちろん、大学院時代は研究室で「論理的じゃないとフルボッコ」という環境で仕事をしていたわけで、その間に培われたものだと思うんですけど、正直、自分が受けた以外の教育って体験していないわけで、何故かはよくわかんないんですよね。なので、出来ない理由もよくわからない。

もちろん、そういった科学的な思考って誰にでもできるというわけではなく、むしろアメリカ西海岸ではITエンジニアの給料は高騰しまくっているし、広くSTEM教育(Science, Technology, Engineering and Mathematics)の重要性が認識されてることは、裏返せばちゃんとした思考力を武器に活動できる人材は日本もアメリカも限られていることを示しているんです。

じゃあその思考力、思考することを楽しいと思う習慣をどうやって付けていくかということを念頭に置いて行われているのが、Z-Sceが行っている「科学的キャリア教育」だと。実際、何をしているのかというと、高校生に3日間、のべ24時間以上かけて遺伝子組み換え実験をやらせるんですって。あー、大腸菌の形質転換実験ね。制限酵素のBamH1ね。懐かしー。やった、やった。電気泳動、L培地。懐かしいなあ。

まあ、よく考えたらそんなもんを物理系の私が懐かしいと思うのはなんでだっつー話なんですが、もちろん吉本先生の薫陶の賜です。要するに、25年前に附高でカリキュラム吹っ飛ばして高校生に分子生物学を教え、進路指導という名の下に課題への取り組み方、教え学びあう姿勢、向上と適正について生徒に取り組ませていた吉本先生は、退官後もやっていることは本質的には変わっていなかったということでした。大学受験の進路指導がね、いまや人生の進路指導になっております(笑)。

「とにかくね、実習をジャイアントインパクトと呼んでますけどね。衝撃をうけるわけですよ、高校生が。実験、めちゃむずかしいからね。考えてもわからない。周りは徐々に理解していくなかで自分がわからないと焦ります。夜寝られないっていう子もいますよ。わかったら泣く子もいるからね。で、阪大生のチューターと問答しながら考えて、わかったーとなったらすごい達成感よ。『生きてきてよかったです』いいよるよ。ホンマか、大丈夫かこれまでの人生、とんでもはっぷんやなってなモンけど、それぐらい衝撃なんですよ。で、そうやって変わっていく高校生を見て、大学生も目の色が変わります。理学部の学生っていっても最近は目が死んでますからね。でも、自分が人を感動させたってなったら、目が輝きます。たまらんよ、そら。その大学生をみて、高校生は『こんな先輩になりたい!』って勉強するんですわ」

懐かしいでしょ、この口調(笑)。

しかし、新人の数学的素養のなさに嘆いている我が身を振り返ってちょっと恥ずかしい感じはしました。吉本先生なら3日で変えられるって仰ってるわけですよ、要するに。それを「アカンな、最近の若者は」と言っているだけの自分が恥ずかしい。いや、もちろん吉本先生はプロ中のプロ。教育大附属の教官といえば教科教育法の研究者、つまり教師の教師みたいなものですから、比べるのもおこがましい感もあるんですが、それにしたって、じゃあ、お前の専門のIT技術やプログラミングスキルをテーマに同じことはできないのかといわれれば、生物で出来てプログラミングで出来ない理由はないし、17歳相手にできて23歳相手にできない理由もない。うーん、冷や汗がにじみます。

うーん、取り組み方を変えてみようかな。元旦に書いたアーティクルではしたり顔でプロジェクトメンバーのスキルについて「悩んでます」みたいなこと書きましたけど、「お前がどーにかせーよ」っていう話ですよ。しかし、どうしようかな。本気で数学の授業でもしようかな(笑)。

あ、ちなみに吉本先生が医学部の先生に、入試で数学の配点が多すぎる、もっと生物の力を見た方が良いのではないかという話をしたときに、「数学は入試の王様だ」という話をされたんだそうです。つまり、論理的思考の訓練ができているか。吉本先生流に言えば「論理的思考のシナプスができているかどうか」を測定するには数学の力をみるのが一番手っ取り早いと。逆に数学以外でどうやってその力を測定したら良いのか教えてくれと言われたんだそうです。なるほどなー、数学大事だよなー。数学で学んだことをそのまま活かすってことじゃなくて、ちゃんと勉強したことがあるか、同じような論理思考を学んで咀嚼して理解できる力があるか、が大事です。

ちなみに、「Software Design」という古くからある業界誌の2017年12月号の特集タイトルは「ITエンジニアと数学」でした。IT技術者がどんどん足りなくなるって言われてるんですけど、じゃあ、誰でもいいかというとそうじゃなくて、確実に必要なのは科学的思考力のあるエンジニア、ぶっちゃければ数学が出来るエンジニアなわけで、とにかく吉本先生がやっているような「科学的キャリア教育、つまり「科学的思考力を付け、目的意識を持った学習を通じて、生きる力に変える」教育って、すごく求められている現状があるのは間違いない。どうなんだろうなあ、この先。日本の教育変わるんすかねぇ・・・STEM大事だと思うよ。

その他、吉本先生のお話は様々に渡りました。授業で取ったノートはアップしておきますが、当日聞いてない人はなんのこっちゃわからないでしょうから、参加した方向けです。新年早々、いろいろと考えさせられる授業でした。うーむ。ともあれ、ひととき高校生に戻ったようで楽しかったです。幹事の21期生の皆様に感謝です。

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あけまろしく

ちょうど一年前はむっちゃくちゃなプロジェクトにいて、完全に腐りきっていました。

若い頃は腐ったプロジェクトにいてもそれなりに学ぶべきことはあったし、それなりに自分でテーマを持ってやっていけたんですけど、さすがにもう年齢も40を越えると無理でした。何にもないです。かといって状況を変えることもできず、変えることも期待されておらず、そんなクソみたいなプロジェクトでがむしゃらできるほどバカにもなれず・・・後で上司には「プロジェクトに対するコミットメントが足りない」と叱責を受けましたが、悪いけど「バカになれ」という指示に従うほど初心でもないわけで。まあ、それ以上のことを言われるなら会社を去るしかないですわね。

で、幸いというかなんというか、GW明けから入った新しいプロジェクトはこじんまりしたプロジェクトで、周囲の理解もいただけたのでまた「全てのクラス、メソッドにテストを書いて、それがグリーンであることを維持しろ」という体制にトライしました。「TDDでやれ」と言いたいところなんですけど、それではまったく理解できないレベルの開発者なので、まずはテストを書かせて「これではテストを作るのが大変だ」という理解をさせてからテストファーストへ持って行く形にしないと意義が理解できないわけです。

とはいえ、今回はJavaのプロジェクト。C#に比べて記述力の低いJavaでそれをやるためにはかなり楽をさせてあげないと早々に音をあげてしまいます。というわけで、Spockフレームワークについて勉強したり、他にもGradle、JMockit、Jenkins、GitLab、Slackなど、今更のものも含めて数多くのツールの導入に取り組み、また、コミュニティでの活動を通じてRust言語を学んだり、2017年はいろいろと勉強をした年でした。英語のドキュメントもたくさん読んだしね。昔に比べて、日本語ドキュメントがないもの(あっても古かったり)を普通に使うようになりましたねぇ。

また、このようなTech Leadとしての活動が増えてくると、メンバーのスキル向上にも頭を悩ませることに。正直言って、ソフトウェア開発はもう労働集約的な仕事では無くなってきました。一昔前の開発環境や言語では、プログラムを書くことにある程度の労力がかかっていました。そのため、スキルよりも人数で人を集めてしまい、それ故に品質が上げられないけど、プログラムの複雑度もそれほどではなかったので人月の力でどうにかなる・・・というプロジェクトが多くありました。しかし、プログラムが複雑化、高度化したものの、コードの記述量自体はプログラミング言語の発展により少なくなり、さらに良い開発環境のサポートが得られるようになると、それを使いこなしたスキルの高い人間が少人数いる方が生産力が高いという時代がきました。というか、プログラミング言語が高度化したので、わかってない奴が書いたプログラムは足をひっぱるだけの存在になってしまいました。

そういう状況で、少しでもメンバーのスキルを底上げしていかないと仕事は終わらないという事態に。今までのプロジェクトではコードレビューでそこをどうにかしていこうとしてたんですが、ここに来て、「ペアプログラミング」の可能性を意識してきました。ペアプロって単純にコードの生産量を半分にするのでどう考えても無理だろうと思ってましたが、ペアプロしないとレビュアの前に質の悪いコードが大量に積み上がってボトルネックになるだけで、それでは本質的な生産量は半分も出ていないってことになってます。いやー、なってますよ。

そもそも、プロジェクトメンバーを下請けから集めた場合、TDDでいうところのテストを書いたことがあるメンバーは10人に1人いれば良い方。その教育プロセスでテストの書き方なんてそもそもカリキュラムにもないし、必要性も感じたことがないわけだから、どうしようもない。じゃあ、全部教えるしかないんだけど・・・教えられる人数にも限界があるわけで。いやーどうしたらいいんだろう。正直、勝手に上手くなってもらえないとやってられないんだけど、そうすれば勝手にスキル上げてもらえるんだろう。書いてて思うけど、そんなの多分無理よね。

というわけで、会社的にはAIだのブロックチェーンだの新しい技術云々言われるわけですけど、受託開発における競争力って話のわかる営業がいることでも、格好いいアーキテクチャを設計でいるアーキテクトがいることでも、金勘定の得意なPMがいることでもなく(いや、どれも居ればホントにありがたいんだけども)、本質的には高い生産性を誇る開発チームで、それが利益に直結するファクターなはずなんだから、そこの向上を自分なりのテーマとして2018年、研鑽していきたいなと思ってます。

まずは自分が3割打って、残りの7人の打率をどう上げるのか。地味だけど、それが今年のテーマかなあ。

プライベートの方は、特に何もないかな(笑)。ともかく、2017年は自分なりに技術に正面から取り組んだ年だったので、この方向性を維持して、いろいろ勉強したいかなと思っております。

というわけで、皆々様とも、本年もよろしくお願いいたします。

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ソニー WF-1000X

初代のEARINではじめて左右分割ヘッドホンを使用して、その有効性に感動しました。

一番大きな利点は片方だけで使えること。移動中にラジオのエアチェックやPodcastを聞いていることが多いので、外の音を遮断していい音で聞くというよりは、周囲の音も聞き取りながら暇つぶしを流したい。なので、特に歩いている時などは片耳だけにしていることが多いです。普通のイヤホンだとぷらぷらしちゃうし、ネックストラップ型だとぷらぷら問題はそれほどないですが、音がもれちゃうのは致し方ないですし。

他にも、誰かと片耳ずつ使って情報を共有できるのも便利だし、絡まる心配がないので常にヘッドホンをポケットに入れておけるのもGood。必需品です。

ただ、初代のEARINはよく右耳から音が出なくなることがあり、そのたびにケースにしまって、また取り出して・・・とやらなければいけなかったり、充電ケースにうまくはまっていなくて充電されていなかったりと、ちょっと不便に感じることがあったのも事実です。

そんなところに登場したのがAppleのAirPods。もともと用途的に外音を遮断されたくないのでカナル式ではないヘッドホンが好みだったこともあり、完全にAirPodsに乗り換えました。作りの高級感。蓋をあけただけでiPhoneでキャッチできる利便性。電話会議の時にMacにすぐに接続先を切り替えられること。Bluetoothの接続先の切替はすごくめんどくさいので、ヘタしたら接続機器ごとにヘッドホンを用意しようかと思うぐらいですが、AirPodsはApple IDを使う機器を使うかぎりは最高です。

そして、さらに真打ち登場。Bluetoothヘッドホンでは抜群の信頼感を持ってるSonyが左右分離式を出してきました。AirPodsに特に不満はないんだけど、他のメーカーのBluetoothヘッドホンがゴミクズだった時代からちゃんと安定して使えていたSony(ソニエリも含む)のヘッドホンは是非とも試しておきたい。というわけで、WF-1000Xを購入。試して見ました。

で、使ってみた感じはさすがの満足度。使い勝手も接続性も安定感もこれならAirPodsから乗り換えてもよいと感じるだけの完成度です。目玉機能のノイズキャンセル(NC)は、まあ、有効になっているのはわかるかな程度。でも、NCが本領を発揮するのは新幹線や飛行機での移動時なので別にいいかなと。しかし、これ、飛行機の中では使えませんね。

ソニーのNCヘッドホンはMDR-100ABNも持っていて、寒い時期の通勤中はこれをしている(しかもピンクです)んですが、NCの効きはこっちの方が上で、かつ、このヘッドホンは有線ケーブルを挿すと電波が止まるように作られているので、飛行機の中でも使えます。先日の九州出張の時は重宝しました。しかし、WF-1000Xはさすがにそういうわけにはいきません。新幹線では良さそうですね。

で、AirPodsから乗り換えるかというと・・・ケースがね、デカいんですよ。AirPodsはジーンズのポケットに入れて持ち歩けるんでとりあえず使わなくてもポケットにいれておくかって鳴るんですけど、WF-1000Xのケースは十分小型なんですけど、ポケットには入らないです。この差は大きい。というわけで、これはMilueにあげました。新幹線に乗るような出張のときだけ、交換してもらうことにします。


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長野に五嶋龍を見にいった

Milueがお客様から誘われて、8/10に行われた関西学院大学のオーケストラの公演を見てきました。長野まで。

「拉致被害者を忘れないで」 五嶋龍さん、長野市でコンサート

拉致問題のチャリティで、五嶋龍さんが出られるのが目玉・・・ぐらいの認識でした。もちろん五嶋龍さんはテレビでよく見かけるので知ってはいますが、私にバイオリニストの善し悪しを判断する能力があるはずもなく、「すごく人気がある人らしい」ぐらいの認識。Milueに新幹線と宿を手配せよといわれ用意はしたりという準備はしたんですが、特に事前の知識も得ることなくお出かけしました。

オープニングはオケをBGMに講談師の旭堂南鷹さんが、横田めぐみさんの事件を講談として演るという異色の演し物から。講談なんて七井コム斎(旭堂南半球)さんのガンダム講談しかみたことないし、まあ、客席の大多数の人も実際の講談を聞くことなんてほとんどないだろうと思いますから、ちょっと意表を突かれました。

ただ、ド頭でこのチャリティの意義(拉致問題を忘れさせてはいけない)をかなり直球でぶち込んで目的を達成してしまうことでこの後は普通のイベントとして安心して楽しめたし、南鷹さんがプロのMCとして司会進行をやってくれたことでイベントを退屈せずに見られました。学生オケなので全員がずっとステージにいるわけではなく、かなりメンバーが入れ替わり立ち替わりするんですが、その間をうまくつないでもらって、イベント自体の完成度は高かったですね。

そして、2曲目で五嶋龍さん登場。チャリティだし、学生オケとの共演だし・・・といこともあるんでしょう、すごくリラックスされていて、本気を60%も出してない感じでした。別にスポーツじゃないのでそれは全然構わないわけで、逆に、もう何百回も演奏しているだろう曲を自然体で演奏する様に圧倒的な雰囲気がありました。なんというのかなあ、演奏の合間にあて布を翻す様、袖をまくる様、ソロで演奏しながら自然に踏むステップ、ソロの途中からオケが入ってきた時に嬉しそうにする表情そのすべてが格好いい。きっちり決まっているわけでもないけど、ずっと毎日やっていることだから自然と型が決まって、シュッとして見えるといいますか。それこそ相撲の所作とかにも通じるような。聞けば、五嶋龍さんは空手をやっていたらしく、その辺りも影響してるんですかね。外国人にどう見えるのかはわからないですけど、ものすごく格好良く見えました。いや、そりゃ人気出るわ、この人。

ここまでで1部完。後半は指揮者も演奏者も入れ替わりながら、小作品をいろいろと取り混ぜて。4回生の指揮者の方が司会進行をしてたんですが、前述の通り旭堂南鷹さんと2人でやっていたのでものすごく安心感のあるMCだったんですが、まあ、おそらく南鷹さんは台本通りには進めてないだろうから、付いていくのは大変そうでした。でも、イマドキのオーケストラ、それも地域に密着したオーケストラとしてやっていくならただ演奏だけすればいいってものじゃないのは当然。プロのMCをお願いするか、座付きのMCを用意するようなことも当然考えなければいけないでしょうし、指揮者は演奏者に自分の意図を伝えるだけでなく、観客ともコミュニケーションを取れないとだめでしょう。クラシックに限らず、いや、むしろミュージシャンに限らず、直接ユーザーとコミュニケーションを取らなければいけない職業は増えているのかも。やっかいな時代ですね。

演奏の善し悪しはわからないので、コンサートの感想はここまで。

夜は、一緒に行っていたるいもさんと焼き肉を食べ、一泊しました。ホテルメトロポリタン長野というところにネットで予約して泊まったんですが、遅めについたこともあって「本日、スイートのお部屋に空きがありまして、こちらにアップグレードなさいませんか」と格安でのアップグレードの提案を受けました。喜んで行ってみると、こんな部屋でした。うーん、一泊だけで寝るだけなのがもったいない。つか、ここに住みたい(笑)。

12時のチェックアウトで時間の余裕もたっぷりあったので、翌朝は長野駅のお土産物屋でいろいろと買い込んで、職場に持って行くお土産物を検討しました。

私的長野土産品評会(togetter)

昼から善光寺まで歩いてみることに。長野バスターミナル会館の「草笛」でくるみそばを食べ、善光寺門前の八幡屋礒五郎で万願寺アイス(辛い)を食べ、お隣のワインのお店で長野ワインを買い、お参りをして帰って参りました。1泊だけの短い旅行でしたけど、楽しかったですわ。

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