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沢田研二を反射的に批判してはいけない

沢田研二さんがコンサートをキャンセルした件、いろいろな声があります。

が、皆さん覚えておいた方が良いことは、「頭のいい人は安易に批判しない」ということです。あー、すっげージュリーのファンとか、ジュリーのライバル(誰?)のファンとか、そういう人はまあ、カッとなるからしょうがないかも。あと、批判したりコメントしたりしてお金もらっている人とか。そうじゃないのに批判している人は、総じて頭が残念です。少なくとも、私はそう思います。身近な人がそうしていたら「この人は残念」マークを心の手帳に付けます。

考えてみましょう。沢田研二さんがコンサートをキャンセルすると何が起きるのか。100人とか200人とかじゃないんですよ?何千人という人のチケットを払い戻します。つまり、(もうすでに赤字かもしれないけど)何千万円というレベルのお金を損するわけです。黙ってステージに行っとけば、もともとひどい有様の収支(想像です)を少しでも助けることが出来る。絶対に周囲からそう言われたはずです。

でもキャンセルした。よっぽどのことです。むしろ、「我が儘なジジイ」ということでこれをしたなら相当あっぱれです。でも、芸能界に長く居る人です。仮に自分にはなかったとしても、ガラガラの箱でコンサートをするはめになった知り合いには事欠かないでしょう。よっぽどのことがあったに違いありません。そりゃそうですよ。いろんな人の生活がかかってるんですよ?

あくせく働くサラリーマンの想像力なら、これはイベンターがやらかしたんだろうなと思います。それも1度や2度じゃなく。見込みの甘いプランを立てて、残念な売り上げしか立てられなかった。それでも興業はやってもらえる、中止にはしまいと舐められているようだ。がつんとお灸を据えるか。これはよっぽど怒られてる案件です。

ん?チケットを買って楽しみにしているファンのことを1番に考えろ?まあ、客商売ですしね。でもここで、たった1万円程度の金額でしかこの事案に関わっていない人の優先度が高いわけないだろうと考えるのが大人です。そらそうですよ。キャンセルになって払い戻されれば後は気持ちの問題だけです。そんなのね、どうせ来てるのはファンなんだから、どうとでもなります。サービスで新曲1週間早く聞けるURLでも伝えとけばいいんですよ。元手タダでいくらでもフォローできる。何百万、何千万というレベルのお金のフォローに比べれば、どーってことないです。

サラリーマン脳をフル活用して邪推すると、キャンセルに対して保険がある可能性もありますね。この業界でそういうことが行われているのかはまったくの門外漢ですからわかりませんけど、想定に対してお客さんが少なすぎて、キャンセルした場合の保険の保障額を売り上げが下回ってしまった場合、「沢田さん、お願いです。沢田さんの都合で公演をキャンセルしたということに出来ませんか」ということは考えられます。まあ、その場合「風邪です」とかにすると思うので、違うと思いますけど、可能性としてはなくはない。

・・・と、まあ、ぼんやり考えるだけでいくらでも「何が起こったのか」という可能性は思いつくわけです。え?ジュリーが「客が少ないからキャンセルした」って言ってるって?そもそも、それをそのまま鵜呑みにするかどうかってところから始めないと。騙され易すぎるでしょう。ニュース見て、記者会見している人の言葉を全部鵜呑みにする人はよっぽどおめでたいひとですよ。そう思いませんか?残念でしょう、そんな人。

昔から残念な人はいっぱいいました。しかし、ネット時代は残念な人が目立つので、残念な人を拡大再生産しがちです。ガキのころはみんな残念なんですよ。でも、周りの大人の言動や考え方に触れて「オトナー!!」と思い、だんだんと自分も大人な考え方を身につけていくものです。しかし、どうも周りの大人よりネットの残念な人に感化されてしまい、自分も残念な人になってしまう人の割合が増えているようです。ほんと、残念です。

というわけで、この国の残念さ加減を減らそうと思ってこの記事を書きました。皆さんも自分が残念な人である表明は子供たちにも悪影響を与えますし、自分も損なのでやらないようにしましょうね。

何かを見聞きしたら、まず、自分の頭で考える。安易に物事を信じない。反射神経でしゃべらない。あったりまえのことですが、よろしく頼むよ。

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