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DSC第1話 バルカン式の挨拶(The Vulcan Hello)

というわけで、ネタバレを気にせずにスタートレック・ディスカバリー(DSC)について、むにゃむにゃ語る記事です。観た方だけ、どうぞ。

冒頭から見慣れぬ異星人が登場・・・なんですが、しゃべっているのがクリンゴン語(そうなんですよ、ファンは聞いたらそれがクリンゴン語かどうかぐらいはわかるんですよ)なので、おそらくこいつらはクリンゴンなんだなと察しはつきます。

いきなり脱線するんですけど、このクリンゴンという種族はスタートレック世界では大変に重要な種族で、地球人以外ではダントツにたくさんの登場人物が出てくる、いわば「異星人と言えば、クリンゴン」みたいなそんな存在なんですが、にもかかわらず・・・というか、だからこそ・・・なのかよくわかりませんけど、見た目が結構変わります。TOS(最初のシリーズのことっす)のころと、もっとも有名なクリンゴン人であるウォーフがメインクルーとして登場するTNG(ピカード館長が出てくる一番人気のあるシリーズっす)のころでは全然違います。まあ、それはメーキャップ技術の進歩(と予算^^;)の問題です。

で、しばらくはこのTNG型で安定してたと思うんですが、今回のシリーズはいきなり見た目が変わってます。しかも、登場するクリンゴンは特殊メイクが違うのと同時に、着ているものや船の内装なども相当違う。しかしながら、台詞ではクリンゴンの習慣や宗教観などがちゃんとこれまでのシリーズの蓄積の上にあることがわかるので、新シリーズを作っている人たちが無知ってことはないはず。ちょっと意図がわからないんですよね・・・。

「まあ、新しいシリーズだし、TNGも30年前の番組だし、こだわらずに新しくしたらええんちゃうの」というのも、アリといえばありです。特に、宇宙艦隊のユニフォームについてはコロコロと変更されてます。これは現実の組織ではたぶんあり得ないと思うんですが、あんまりうるさくいう人はいません。今作も、時代設定的にはTOSの10年前ぐらいらしいんで、例の黄・赤・青のTシャツみたいなのを着ているはずだと思うんですが、見た感じはENTだけどもっとぴっちりしたものを着てますね。あ、でも、Beyondでこんな感じのベスト着てたりしたかな。

ま、ともかく、今作のクリンゴンはこれらしい。

で、どうやらクリンゴンは今はバラバラらしい。TNGの時代でも「クリンゴン帝国」といいながら、最高権力者が「評議会総裁」だったりする政治体制ですが、この時代はまだその評議会自体が存在しないわけですな。で、そんなクリンゴンをまとめて連邦と戦わせようとする奴が登場。

本作の主人公はそんな企みにのせられてしまう連邦の宇宙艦USS.シェンジョウ(神舟)の副長、マイケル・バーナム(マイケルという名前だけど、女性です)。幼い頃にクリンゴンに両親を殺され、バルカン人に引き取られて、バルカンのアカデミーを出たという変わり種。なんとなくバルカンっぽい考え方をするけど、感情には溢れてます。ちなみに、育ての親の名前がサレク。1話の段階ではまだ確定は出来ないんですが、後のお話で養母はアマンダという人間だと言っているので、つまりスポックのお家に引き取られているんですな、この子。

USS.シェンジョウの船長(TOSと同時代だから、艦長ではなく船長と訳すのが正しい。英語はどちらもCaptainだけどね)と砂漠の惑星で船と連絡が付かなくなり、歩いて足跡で軌道上のシェンジョウに連絡・・・ってそれは無理があるアバンでオープニングがスタート。凄ーく地味なOP。今までのテレビシリーズってどれも基本的には一話完結で希望溢れる話で、OPの曲調も明るく心沸き立つものが多かったのですがどうやらそういうお話ではないみたいです。

攻撃を受けた基地を調査しにやってきて、不審な構造物を発見。それが、クリンゴンの遺物(?)で・・・うーん、このクリンゴンたちはどうもクリンゴン内で不遇の立場にいるみたいだけど、何が行われているのか・・・よくわかりません。ともかく、クリンゴンと遭遇すること自体がとても珍しいことなので、どうしていいのかよくわからず。とりあえず、援護の艦隊は呼びました。

そんな中、バーナムはサレクにどうすべきか相談するんですが、サレクの判断は「その状況はヤバい。とっととやっちまえ」。え、マジですか。まあ、バルカン人がいうんだから筋は通っているんでしょうが・・・。

そして、バーナムは先制攻撃を進言するんですが・・・まあ、いくら23世紀のやんちゃな惑星連邦といえどもそんなことはしないわけ。バーナムにはそれを言うだけの根拠があるんでしょうが、「とにかくやべぇよ」といしか説明できないので相手にされない。まあ、耳がとがった人のいうことなんで、なかなか伝えるのが難しい・・・というか、まあ、先制攻撃はしないでしょ、そりゃ。

というわけで、バーナムはバルカン式格闘術で船長を気絶させ、船の指揮を奪い取って攻撃しようとするんですが、もちろんその企みは阻止されてあわれ独房へ。そこに、クリンゴンの大艦隊が到着して大ピンチというところで1話は終わりです。

クリンゴン側の情勢がよくわからないこと。そしてそのよくわからない情勢になんらかの状況判断で先制攻撃をバーナムが提案するけど、よくわからないので視聴者も賛同できないのでどうしたものかの第1話。クリンゴンと連邦が一触即発の状態ですが・・・まあ、このまま何も起きないわけはないので、当然2話では・・・というわけで2話に続きます。

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