« July 2017 | Main | October 2017 »

長野に五嶋龍を見にいった

Milueがお客様から誘われて、8/10に行われた関西学院大学のオーケストラの公演を見てきました。長野まで。

「拉致被害者を忘れないで」 五嶋龍さん、長野市でコンサート

拉致問題のチャリティで、五嶋龍さんが出られるのが目玉・・・ぐらいの認識でした。もちろん五嶋龍さんはテレビでよく見かけるので知ってはいますが、私にバイオリニストの善し悪しを判断する能力があるはずもなく、「すごく人気がある人らしい」ぐらいの認識。Milueに新幹線と宿を手配せよといわれ用意はしたりという準備はしたんですが、特に事前の知識も得ることなくお出かけしました。

オープニングはオケをBGMに講談師の旭堂南鷹さんが、横田めぐみさんの事件を講談として演るという異色の演し物から。講談なんて七井コム斎(旭堂南半球)さんのガンダム講談しかみたことないし、まあ、客席の大多数の人も実際の講談を聞くことなんてほとんどないだろうと思いますから、ちょっと意表を突かれました。

ただ、ド頭でこのチャリティの意義(拉致問題を忘れさせてはいけない)をかなり直球でぶち込んで目的を達成してしまうことでこの後は普通のイベントとして安心して楽しめたし、南鷹さんがプロのMCとして司会進行をやってくれたことでイベントを退屈せずに見られました。学生オケなので全員がずっとステージにいるわけではなく、かなりメンバーが入れ替わり立ち替わりするんですが、その間をうまくつないでもらって、イベント自体の完成度は高かったですね。

そして、2曲目で五嶋龍さん登場。チャリティだし、学生オケとの共演だし・・・といこともあるんでしょう、すごくリラックスされていて、本気を60%も出してない感じでした。別にスポーツじゃないのでそれは全然構わないわけで、逆に、もう何百回も演奏しているだろう曲を自然体で演奏する様に圧倒的な雰囲気がありました。なんというのかなあ、演奏の合間にあて布を翻す様、袖をまくる様、ソロで演奏しながら自然に踏むステップ、ソロの途中からオケが入ってきた時に嬉しそうにする表情そのすべてが格好いい。きっちり決まっているわけでもないけど、ずっと毎日やっていることだから自然と型が決まって、シュッとして見えるといいますか。それこそ相撲の所作とかにも通じるような。聞けば、五嶋龍さんは空手をやっていたらしく、その辺りも影響してるんですかね。外国人にどう見えるのかはわからないですけど、ものすごく格好良く見えました。いや、そりゃ人気出るわ、この人。

ここまでで1部完。後半は指揮者も演奏者も入れ替わりながら、小作品をいろいろと取り混ぜて。4回生の指揮者の方が司会進行をしてたんですが、前述の通り旭堂南鷹さんと2人でやっていたのでものすごく安心感のあるMCだったんですが、まあ、おそらく南鷹さんは台本通りには進めてないだろうから、付いていくのは大変そうでした。でも、イマドキのオーケストラ、それも地域に密着したオーケストラとしてやっていくならただ演奏だけすればいいってものじゃないのは当然。プロのMCをお願いするか、座付きのMCを用意するようなことも当然考えなければいけないでしょうし、指揮者は演奏者に自分の意図を伝えるだけでなく、観客ともコミュニケーションを取れないとだめでしょう。クラシックに限らず、いや、むしろミュージシャンに限らず、直接ユーザーとコミュニケーションを取らなければいけない職業は増えているのかも。やっかいな時代ですね。

演奏の善し悪しはわからないので、コンサートの感想はここまで。

夜は、一緒に行っていたるいもさんと焼き肉を食べ、一泊しました。ホテルメトロポリタン長野というところにネットで予約して泊まったんですが、遅めについたこともあって「本日、スイートのお部屋に空きがありまして、こちらにアップグレードなさいませんか」と格安でのアップグレードの提案を受けました。喜んで行ってみると、こんな部屋でした。うーん、一泊だけで寝るだけなのがもったいない。つか、ここに住みたい(笑)。

12時のチェックアウトで時間の余裕もたっぷりあったので、翌朝は長野駅のお土産物屋でいろいろと買い込んで、職場に持って行くお土産物を検討しました。

私的長野土産品評会(togetter)

昼から善光寺まで歩いてみることに。長野バスターミナル会館の「草笛」でくるみそばを食べ、善光寺門前の八幡屋礒五郎で万願寺アイス(辛い)を食べ、お隣のワインのお店で長野ワインを買い、お参りをして帰って参りました。1泊だけの短い旅行でしたけど、楽しかったですわ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

ゲーマーズ!/葵せきな

「生徒会の一存」シリーズの葵せきなさんの新シリーズ。出ているのは知ってましたけど、様子見してました。

ちょっと様子見が長すぎたようで、既刊はすでに8巻。今クールにはアニメも始まってます。1話は見ました。何だろうね、この古くさい素敵な演出は。ぴったりだわ(笑)。

というわけで、このシリーズ。「生徒会の一存」はキャラの口を借りたネタトークが魅力で、ゲラゲラ笑って楽しめるものの、バックストーリーが意味不明にシリアスになってノリについていけないというようなところがありましたが、今回は本人達は深刻でも所詮高校生の恋愛模様なのでそんな深刻になることもなく、おバカな会話の応酬と誤解が誤解を生むコントのようなストーリー展開を十二分に楽しめます。1巻からその時に出ていた7巻まで、ゲラゲラ笑いながら一気に読んじゃいました。

いやー、どの子も可愛い(男も含めて^^;)し、「めんどくさいオタクたち」の描写が上手いなあ。この筆者の魅力を出すには、変に奇をてらった設定とか要らないです。いや、それじゃ売れないってのはわかるんですけど。今のラノベ業界で「ゲーマーズ!」なんてタイトルで本を平積みしてもらえるのは「生徒会の一存」の実績あってこそだと思いますしね。でも・・・嫌な言い方すれば、この人って2次創作で一番栄えるというか、「普段はこういうこと言わない○○ってキャラが、こんなこと言い出したら面白い」というようなものを書かせたら日本一ってタイプなんで、安心してゲラゲラ笑えるネタを書いてくれたら嬉しいなと思います。

というか、1巻の人物配置は凄く面白かったと思うんです。けど、主人公達が良い子ばっかりで、途中から人間関係が動かなくなってきていて、7巻はすごくトリッキーなことになっちゃってます。最新刊の8巻はそのお片付けなんですが、無理してやりたかった方向へなんとか持って行けていて、やれやれって感じですか。こういう、「いつまで続けて良いかわからない話」ってのも大変だと思うんですよね。突然「次巻で終わりです」って言われるかもしれないし、あと10冊書かないといけないかもしれないし。ま、とにかく8巻も掛け合い漫才は超面白かったので、大満足です。

しかし、この8巻、校正が・・・。読んでいて、結構な勢いでミスに当たるんですよ。

  • P51 花憐のモノローグで「雨野」と呼び捨てにしてる
  • P162 「サービスをした強要した」→「サービスを強要した」
  • P201「ゲーム部に影響を受けた天道の影響」→「ゲーム同好会に影響を受けた天道の影響」
  • P239「ゲーム同好会五人に、コノハさんが加わって、五人ですね」雨野、算数は大丈夫か。
  • P268「ぐいっと彼の腕に絡みつき・・・」からの6行。「・・・歩き始めるあたし。センパイは・・・並んで歩き始めた。・・・あたしを引きはがしにかかるセンパイ。あたしは・・・隣を歩き始める。センパイは・・・歩き始めた。・・・二人、・・・無言で歩き続ける」何だこの2人、何回歩き始めるんだ?(笑)

たまたまなのかもしれませんけど、こういうのって結局お金のかけ方に依るところもあるんで、やっぱラノベ界厳しいんだろうなと思ったり。担当編集は今頃たぶん落ち込んでると思うので、たくさん売れて増刷がかかって直せたらいいですね(笑)

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

スプラトゥーン2

発売になりましたなー。もうね、発売の前の週の前夜祭から楽しくって仕方ないです。

塗ってるだけで楽しい。敵をキルできればもっと楽しい。上手いプレイヤーにスカボコにぶっ飛ばされてムキーってなってもそれも楽しい(最初はすごく悔しかったけど、もう達観しました)。なんなら起動してMiiverse(がなくなったから、自前実装なんだけど、あの画像投稿機能はなんと呼べば?)の職人芸を見ているだけで楽しい。言っちゃえば実況動画見ているだけでも楽しい(?)21世紀最高のゲームが帰ってきました。

いや、「帰ってきた」もなにも、Wii Uのスプラトゥーンは別にどこにも行ってないんだけども(笑)、なんせハードがもう買えないのでこれ以上プレイヤーを増やすことが出来ないんだから仕方ない。正直言って、遊んでるプレイヤーの感覚としてはステージが変わろうが、新ブキが加わろうが、シオカラーズがテンタクルズに変わってBGMも変わろうが、何にも変わってない。びっくりするぐらい変わってない。なんてったって、Wii U自体の機能だったMiiverseまでわざわざSwitchに実装してしまうぐらいに変わらないことを頑張ってる。移植作って言っても良いぐらい。

いや、全部新しくなっているとも言えるんですよ。ありとあらゆることが新しくなっている。でも、ゲームとしては何も変わってないんです。そうだね、おっさんゲーマー向けに説明すれば、「スーパーマリオブラザーズ」と「スーパーマリオブラザーズ2」の関係みたいなものです。ステージもギミックも変わっているけど、ゲーム性は全く変わってない。それでいて、1のプレイヤー向けの難易度調整というわけでもない。2で遊んだ後、「あーおもしろかった」といっておもむろにWii Uを起動して1をやっても、そのまま楽しく遊べちゃうぐらいの感覚です。

それでもまあ、前作から2年経ってますから、新しいお布施と環境のリセットは必要です。ホントはむしろもっと戦略に変化を持たせてもいいと思ったぐらいですが、まだ2作目ですからね。1が大評判で興味はあったけど、いまさらWii Uは買えないしと思ってた皆さんががつんと参入してくるタイミングですから、飽きちゃった人向けの変わったルールとかは3でやってもいいです。ともかく、映画でもなんでも、ヒットシリーズがホントに盛り上がるのは2作目だから。発売日直後はまだしも、どんなに面白くてもスプラトゥーン1をWii Uを持っていない人に勧めるのは難しかったんですが、今なら問題なし。Switchを買って、ゼルダは買わないで(買ったら面白すぎてスプラできないよ!)スプラトゥーンをやりましょう!!

と、言いたいところなんですけど・・・買えないんですがな、Switch。私は前にも書いたとおりに諦めて転売ヤーから買いましたけど、「評判のスプラトゥーン、ちょっと興味はあるんだよねー」って人にプレミア価格で買えとは言えませんからな。5月に4万で買っておいて良かったよ。スプラ発売前後は5万円超えましたからなあ。スプラの発売週に10万台売ってますが、このペースで出荷できるのかどうか。早くみんなに届くといいですね。

あと、2からスプラをはじめようと思っているけど、ガチ勢になぶり者にされるのではないかと不安な方に。心配しなくても大丈夫。確かにされますよ。ボッコボコにされます。でも、3分経てば違うチームだし、そんなにみんな強い人ばかりじゃありません。そして、大事なことはヘッタクソだったとしても塗っている限り価値はあるのです。それは回線エラーなどで1人落ちたらまず間違いなく勝てないことで全員が理解してます。素晴らしい絶妙のゲームバランス。撃ち合いはヘタだけど塗ってくれるメンバーを守れなければチームに勝ち目はないんだから、上手い人ほどちゃんとフォローしてくれますし、人のせいにはしません。文句言う手段もそもそもないしね。安心してオタオタしててOK。上手くなったらそれはそれでOK!まったく気にせずに楽しんでください。あと、下手な人ほどガチマッチを敬遠する傾向にあるんですが、逆にガチはエース級とは当たらないんでおすすめですよ。今はまだランキングが安定していない時期なのでランクCに超絶プレイヤーが現れたりしますが、時期に落ち着くので気にしない気にしない。

と、基本的に文句の付け所もWii Uの頃からなかったスプラトゥーンは、2になっても相変わらずの完全無欠ゲームなんですが、ずっと遊んでいると左手の親指の付け根が腱鞘炎になることと、

スクイックリンがまだ使えないこと

だけが残念です。はよ、はよ!

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

« July 2017 | Main | October 2017 »