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November 28, 2016

今日のひとこと(11/28)

「これからは、一切、緊張しました、とか  緊張してます、とか言わないように」と書いた。  緊張してるとかしたとか、だれにとってもどうでもいい。  それを言うことで、なにかの言い訳になってしまう。  言わないぞ、と決めればいいのだ、緊張していてもね。  「それをやせがまんするだけで、一皮むけるぜ!」

糸井重里(ほぼ日 2016年11月26日の「今日のダーリン」より)

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F1GP 2016#21 アブダビGP

ついに2016年のチャンピオンが決定しました。ニコ・ロズベルグ、おめでとう!

とはいえ、やはりハミルトンは凄いなと印象づけられる終盤戦でした。マレーシアGPで絶望的なエンジンブローがあって、ハミルトンはいったんはチャンピオンシップを失うことを受け入れたんだと思います。しかし、その状態から「それでもできることはすべてやるんだ」と思いを新たにして最後の4戦。すべて勝つ以外にチャンスはない状況でほんとにすべて勝つというのは並大抵のことではありません。やはり、この人は凄い。

そしてそれができてしまうチームメイトに対して、「すべて2位ならチャンピオン」という条件を成し遂げるロズベルグの精神力も十分にチャンピオンに値します。ハミルトンとロズベルグではやはりハミルトンの方が抜きん出た力を持っていることはもう証明されたことです。しかし、純粋な能力で劣るからといってチャンピオンになってはいけないわけではありません。むしろ、能力で劣るにも関わらず、訪れた千載一遇のチャンスを逃さずに栄冠を勝ち取ったなら、そんなに素敵なドラマはでしょう?もちろん、年間21戦も戦っているのだから、1度や2度の幸運ではダメなわけです。フロックでのチャンピオンはありえない。ロズベルグはF1で歴代2位の優勝回数を誇るグレートドライバーとまったく同じクルマに乗って、3回に1回はチャンピオンになれるほど凄いドライバーです。これは皮肉でもなんでもなく。

そして、この最終戦の終盤に2位でついてくるロズベルグの順位を下げるべく故意のペースダウンをするハミルトンの走りを見て、「ああ、やはり、チャンピオンになるドライバーは違うなあ」と思いました。自分が勝つためならばたとえチームからの信頼を失おうとも、子供の頃からの友情を失おうとも何とも思わない。勝つことが人生の目的になっているんです。アイルトン・セナもミハエル・シューマッハもそうでした。そう思っているからこそ、すべてを捧げて非人間的なまでの努力もでき、無類の強さを身につけることが出来たわけですから。

そもそも、全く同じ状況で後ろを走っているのがロズベルグではなく、セナやシューマッハ、ハミルトン自身だったらどうなっていたか。簡単です。このような戦いを仕掛けられたらすぐに頭のモードが切り替わり、もっともスローなコーナーでまったく曲がれない速度で強引にインに飛び込み、もろともリタイアしてチャンピオンを決めていたでしょう。そんなシーンを何度も見ました!だから、ハミルトンのスローダウン戦略はロズベルグ相手だから成立しているだけで、本来はあり得ない戦い方なのです。

ロズベルグのチャンピオンは、そんなことをしないまともな男がまともじゃない男から奪ったという意味で価値があります。デイビット・クルサードやマーク・ウェバー、ルーベンス・バリチェロやジャン・アレジといった複数回優勝するだけの力があり評価も得ていながらチャンピオンになれなかった偉大なドライバーたちは、みんな真っ当な人間でした。F1のファンは伝説のチャンピオンたちももちろん好きですが、速く勇気があり素敵な1流ドライバーたちももちろん尊敬しています。その中の一人が、いろいろありましたが現役でありながらすでに伝説のドライバーとなった男を同じマシンで破ったんだから、こんなに痛快なことはないのです。

よくやったぞ、ロズベルグ。あなたは偉大なドライバーの中でも、最速の男の一人であり、最高にナイスガイだ。賞賛に値する。おめでとう!

そして、ハミルトン。あなたは本当に伝説のチャンピオンに相応しいドライバーへと成長した。現役最強ドライバーは、アロンソでも無くベッテルでも無く、ルイス・ハミルトン。この男、おそるべし。

さて、来年は長かった09規定マシンががらっと姿を変えます。あんまりレースが面白くなる方向だとも思えないんですが、変わることは間違いない。さて、どこのチームが真っ先に新しい環境の正解の位置を突き止めるのか。2009年のホンダ/ブラウンGPのような番狂わせはあり得るのか。エイドリアン・ニューウェイはいまだに魔法使いなのか。お家騒動のマクラーレンにホンダを満足させる車は作れるのか。フェラーリはまたお家騒動なのか。長かったエクレストン時代はいよいよ終わりを告げるのか。

2月のテスト開始まで、短いシーズンオフですが、皆様、お疲れ様でした。

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November 13, 2016

誕生日だから肉を食べる

Milueが、「Tamの誕生日には、お肉を食べに行こう。予約しておくね」と。

しばらく前から篠崎に行きたい焼き肉屋さんがあると話していたので、すっかり焼き肉気分だったんですが、出かける段になって「ジャケットぐらい羽織ってね」といいます。

え?焼き肉にジャケット着ていくのかい?

「違うよ。今日はもうちっとだけおしゃれ」

というわけで連れて行かれましたのは恵比寿ガーデンプレイスのロウリーズ・プライム・リブ。アメリカンなサイズのローストビーフをアメリカンな付け合わせと共にむしゃむしゃと食べ、アメリカンなデザートとカプチーノを飲む場所です。ならば、食べきれるかどうかの不安を押し殺して「定番」とメニューに書いてあるロウリー・カットをオーダーすべきでしょう。食べきれなかったらお持ち帰りにもしてくれるしね。

そして、ワインもカリフォルニアワインをチョイスすべきでしょうね。といっても何の知識もないので、「カルフォルニアらしいワイン、できれば葡萄の種類はあまりメジャーじゃないものをトライしてみたいです。あまり、タンニンが強すぎない華やかな印象のものがいいなあ」とオーダーしたところ、お店の人が進めてくれたのがBERINGERのZINFANDEL。

ナパヴァレーの老舗ワイナリーで、アメリカらしい品種・・・らしいよ。ジンファンデルという品種は初めて聞きました。確かにあまり飲んだことのない味でしたが、アタックのある風味で、けっこう好みかも。

いやー、食べた食べた。充実の「肉食った」感です。さすがに結構大きいですが、なんとかかんとか食べきれる量でした。料理の味は、なんというか良くも悪くもアメリカンなのですごく美味しいというわけではないですが、ずっしりとした質感で暴力的に満足させてくれます。

肉汁したたるたっぷりのお肉にこれでもかと盛られたマッシュポテトにコーン。んふふふ。快楽というのはこういうものですなあ。

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November 06, 2016

YOGA BOOK

変わったキーボードが好きです。

プロジェクトルームにはMicrosoftのエルゴノミックキーボードを持ち込んでいて、変わり者扱いされています。こんなの、別に変わったキーボードのうちに入らないと思いますけど、そもそもノートパソコンに別にキーボードを繋いでいるという段階で変り者なんですな。

変わったキーボードといえば、古くはM式とか片手チョイとかもっとおかしなキーボードを持っていた(日常で使うのは流石に無理でした)ものですが、最近は物欲をグビっとくすぐるナイスなキーボードが見当たりませんなあ。

と思ってたところに、来ましたね。Lenovo YOGA BOOK。キーボードなのにキーがなくて全面がペンタブレットだけど、ボタンひとつでタブレット表面にLEDでキートップが浮き上がります。なんて未来。なんて使いづらそうなキーボード!

欲しい!!

え、キーボードじゃないんですか?2 in 1 PCなの? いくらですか? LTEモデルで6万円? iPadより安いぐらいかなあ。買わない理由が思いつかないね。

使い道も思いつかないけど。

というわけで、この文章は東急東横線の車内でYOGA BOOKを普通のクラムシェルPCスタイルで使いながら書いています。キーボードに触れた瞬間に入力されてしまうので、ホームポジションにずっと指を置いておくことができません。そのため、どうしてもミスタイプは増えるし、打つスピードは遅くなってしまいますがWANにつながる10インチクラムシェルPCはあればなかなか便利な代物だし、カッコよさでは抜群なので、これはこれでなかなか可愛い奴です。

使ってみての感想や、まつわる諸々については、またちょいちょいと別アーティクルで描きたいと思いますが、ひさびさの面白ガジェットであることは間違いありません。バカウレで売り切れてるらしいけど、ほんとかいな(笑)。

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November 03, 2016

月曜日は2限から/斉藤ゆう

お気に入りのマンガ、斉藤ゆうの「月曜日は2限から」がきちんと完結しました。いや、完結するタイプのマンガじゃないと思っていたので、結構びっくりしてしまいました。

校則が厳しいことで有名な進学校で孤高の存在を貫く2人の女の子。金髪に制服を着崩す遅刻の常習犯の咲野瑞季と、先生よりも厳しく生徒を取り締まる法の番人こと吉原依智子。そして、ほどけたリボンを結んであげたことで不良として遠巻きにされている瑞季にすっかり気に入られてしまい「悪友」認定され、瑞季をなんとか更生させたい依智子からは「戦友」認定される主人公、居村草輔の3人による会話劇。四コマ漫画なのでそんなに事件が起きるわけでもなく、不良少女(でもグレてない。単にだらしない^^;)と優等生(でも成績はよくない^^;)と猛獣使い(扱いされているただの人の良い兄ちゃん)の3人の軽妙な会話が魅力です。

このマンガの特徴が洒落です。「村上春樹は比喩に特徴がある」というのと同じニュアンスの話です。例えば、こんな感じ。

居村の最後のコマの台詞、少年マンガっぽくないですよね。「何上手いこと言ってんの?」って感じの洒落です。ずっとこんな感じです。

瑞季は居村のことが好きで別にそれを隠すでもないし、居村も徐々に瑞季に惹かれていく。頑なさ故に友達のいない依智子は瑞季に振り回されながらも心を通わせ、居村には徐々に恋心を抱いていく。3人の関係はそうやって徐々に変わっていくんですが、なんせ会話がこんな洒落で組み立てられていくので、直接的にならず、ふんわりしている。そう、ちょうど流行の言葉で言えば「ムズキュン」な感じ。

4コママンガなので、毎回落ちのコマがあるのは当たり前なんですが、それをことごとく言葉の洒落で落とすのは大変。まあ、もちろん本作も「ことごとく」とまではいきませんが、でも、特徴的と言えるほどの量であることは確かです。

そんなふうに単行本7巻まで積み上げてきて、最終話ではそんなふんわりした関係のその結末をきちっと形にして見せてくれる。素敵な話でした。かなり好みが分かれる作品だとは思いますが、あまり似たタイプが存在しない、希有なマンガです。公式サイトで1話が読めますが、依智子が出てきてからがこの作品の本番なので、まずは1巻を買ってみて下さい。

まあ、「ん?何が面白いのかわからん」という人も多そうな気がしますが・・・これがいいんだよ。

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