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大晦日、おせち作り何とか完了

昨年は突如現れた三段重に打ち抜かれたわけですが、今年はなんとか三段をおせちで埋めてやるぞという覚悟をもって、製作に赴きました。

いや、そんなに大層な話でもないですけど、いっぱいつくったー。なんとか今年も作りきったのでお披露目。もう完全に作るのが目的になってます。料理楽しいです。

まずは、一段目

たらこ入りの卵焼きにかまぼこ、ハゼの甘露煮、黒豆、きんとん、たたき牛蒡です。

ハゼの甘露煮と黒豆は、砂町銀座で買いました。年末の商店街は楽しいです。今回はごまめのポジションに甘露煮を。こっちの方が美味しいから。牛蒡は長さが長すぎました。きんとんは、去年の反省を活かしてちゃんとクチナシの実を入れました。きれいな色になりました。やったね。

二段目はかぶの甘酢漬け、大根とにんじんのなます、海老の含ませ煮、昆布巻き、ブリ、鶏の煮物、ローストビーフです。昆布巻きは買ってきたもの。今年は海老を煮ました。尻尾が取れちゃっているのはご愛敬。鶏肉が入っているのは、煮染めのレシピをNHKきょうの料理でみた、「ごちそうお煮しめ」にしたからです。ローストビーフもきょうの料理の落合シェフのレシピです。ずっと油かけてるのは大変ですが、美味しくできました。

三段目はいつものようにお煮染め。ちょっと他の料理に気をとられていて煮過ぎまして、煮崩れております・・・。

と、いうわけで作ったのはトータル10品。なかなかのもんじゃないでしょうか。そして、これから年越しそばを作らねばならんのです。やれやれ

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ボーナスで炊飯器を買った

ボーナスも出ましたんで、散財をしました。タイガーの土鍋IH炊飯器。ふたを開けたら、炊飯器の内釜とはとうてい思えないようなでっかくて分厚い土鍋が収まってます。10万円オーバーの逸品です。うへ、たかっ。

高級炊飯器も去年あたりがもっとも盛り上がっていた感じですかね。ここ数年、炊飯器が謎の進化を遂げて10万円を超えるようなものが出て、また、それがかなり受け入れられているようです。

で、以前から興味はあったんですが、夫婦二人暮らしで外食がちな我が家なので、大きな炊飯器が必要なわけでもありません。また夜遅くに帰ってきてから炊飯器でご飯を炊いていては時間がかかってしょうがないので、基本的には圧力鍋で炊いています。

愛用しているのはフィスラーの中くらいのもの。炊飯器の出番は、例えば圧力鍋でカレーを作っているときぐらい。圧力鍋で炊けば、だいたい15分か20分ぐらいあれば炊きあがります。実際、米を研いで水加減をしてから火をつけて5分で加圧完了、加圧状態で3分経ったらそのまま自然に冷めて圧が抜けるまで待つという感じ。コンロは10分もかからずに空くので、他の調理の邪魔になることもありません。子供の頃から我が家はこれでした。察するに腹ぺこな息子と娘に急速にご飯を食べさせるにはこれしかなかったんでしょう。私がバスケやってたころは、一度に5合炊いてましたからね(笑)。

というわけで、特に困ってもいなかったんで、Milue(嫁の人)が結婚前から一人で使っていた小さい炊飯器をずっと持ってました。

ところが、今年はちょっと無駄遣いが過ぎまして、10月頃に妙に金欠になってしまいました。お金がない。で、お昼はお弁当をつくることにしました。Milueの分を(笑)。いや、作ったら買ってくれるっていうから。で、Milueの分を作っていたら興が乗ってきてしまい、自分の分も作ることに。弁当箱なんてもっていませんが、弁当も最近は暖かいものがそのまま持って行けるようになっていたりするんですって。Milueがご褒美に買ってくれるというので、私もお弁当(中年)男子になりました。

この0.26Lタイプのステンレスフードジャーを愛用しています。普通はこれに熱々のスープなどを入れて持って行くんでしょうが、私は無理矢理にご飯を詰めてます。これと別に女の子だったらそれで十分だろうというぐらいの弁当箱にめいっぱいおかずを詰めて持って行ってます。あ、こっちの弁当箱もAmazonにある。何でもあるな。えっと、写真が小さいですけど、載っけておきます。別に特に特徴もないただのお弁当箱です(笑)。いや、しかし、ご飯が温かいだけで弁当のありがたみは全然違いますな。いい時代になったものだ。

で、Milueの弁当を作っている分には夕食の残りがちょびっとあれば事足りるんですが、自分の分となると本気で作らないと弁当箱が埋まりません(笑)。ご飯も2合では夕食と弁当の分は足りないので、3合ずつ炊くことに。うーん、こう毎日ご飯をたくさん炊くのであれば、炊飯器を買ってもいいかもしれない。身近で最近のヨサゲな炊飯器を買った人は、みんなご飯うまいご飯うまいって言うんですよね。興味あるじゃないですか。いや、金欠であることがきっかけのくせにいろいろ買い込んで、ついにはそれかよっていう皆様のツッコミは重々承知ですよ。自分が一番わかってますよ。さらに、美味しいご飯はダイエットの敵でもありますよ。うん、それはつまり私の味方だな(をゐ)。

いろいろとレビューサイトを見たりして情報を集めた結果、もともと評判の良かった三洋の炊飯器とシンメトリカル・ドッキングして最強勇者ロボ軍団となった(※なってません)パナソニックの炊飯器がとてもイケててバカウレでジョリーグッドであることがわかりました。ん?文体でどこのサイトを見ていたかわかるって?(でも、スタパさんは炊飯器のレビューはしていないと思う)。この赤のラインはなかなかいいよね。やはり、これからの家電はデザインも非常に重要ですよ。まあ、基本、これなのかな。

そのままAmazonでぽちっとしたい気持ちを抑えて、錦糸町のヨドバシカメラへ出かけました。せっかくだから店員さんと小粋なトークを楽しみたいと思います。買うつもりがないときには、声かけられるのはうざいですが、本気モードの時はセールスの人と楽しく語らう主義なのです。

炊飯器売り場のお兄さんが言うには、

  • 特にメーカーなどにこだわりがないのであれば、やっぱりパナがおすすめ。「おどり炊き」と書いてあるやつを買えば、必ず値段以上の価値がある。しかも、値段はかなり落ちてきた。これを上回るのは各メーカーの最上位機種しかないが、それらはパナの同等レベルより数万上の価格。逆に、最上位機種を買わないのであれば、パナ買っとけ。
  • パナより上となると、10万円にかなり近づくが、象印の極め羽釜おすすめ。南部鉄器マジヤバい。

で、お兄さんは「ご飯は、しゃっきりが好み?それとももっちり?」とご質問。うーん、どちらかというとしゃっきりですかね。しゃっきりに卵かけたり、納豆かけたり、最高やね。

「あー、象印はすごくもっちりなんですよねー。しゃっきり好きの人もひっくり返すほどの美味しいもっちりではあるんですけど、もっちりですねー」

というわけで、お兄さん的にはこの2択らしい。ふむ。

そもそもパナのやつを買おうと思ってやってきたんですが、思っていたより安かった(10万円弱ぐらいの買い物をイメージしてた)こともあって、もうちょっと頑張ってもいいかなという気がしてきました。うむー、象印もいいなあ。

と、ちょっと離れたコーナーに変わった雰囲気のやつが。まっくろの筐体にボタンはひとつもない。操作は全面タッチパネルで、近づいた時だけ点灯して、普段はただの真っ黒。渋い。格好いい。パナの赤も格好いいと思っていたけど、こいつを観た後だと、防水加工のぷにぷにのボタンがあるだけでがっかりだ。でも、なんかすごい値段が書いてある。13万・・・だと?

「あれはタイガーの土鍋のやつですね。あれもいいですよー。でも、高いです。象印と2、3万ぐらい差があります。で、味は好みによりますね。しゃっきり派はタイガーさんが好きかもしれません。でも、僕としては、象印さんがお買い得だと思うなあ。食べ比べたら象印さんの方が好きって方も多いです」

なるほどなるほど。でも、断然こっちの方が格好いい。

「ですねー。あと、やっぱりこの機種はこれですね(と、ふたをあける)。この土鍋。分厚いでしょう。これが美味しいんでしょうね。正直ね、パナソニックさんの「おどり炊き」と象印さんの「極め羽釜」はね、いろいろお話できるんですよ。スチームがいいんですよーとか、この羽釜の部分がいいんですよーとか、炊き方のバリエーションがいろいろあるんですよーとか、圧力が高いんですよーとか。保温機能がいいですよーとか、いろいろ。でも、タイガーさんのこれはね、ふた開けて土鍋すごいでしょう・・・だけなんですよね。特にこれといってお話するような機能もないんですよね。でも、間違いなく美味しいから困っちゃいますよね(苦笑)。あ、あと、こいつは保温はダメです。もちろんできますけど、他メーカーほど美味しく保つことはできません。炊いたら食べてください(笑)」

こいついいキャラだな(笑)。・・・うーん、ちょっと予算オーバー気味なんだけど、高いからと見送ってパナや象印を買って帰ったら後で悔やみそうだなあ。パナのだって別に安いわけじゃないだけになあ。うーん。うん、第一印象を活かそう。この土鍋のやつ、ください。

「おおー、いきますか。黒がいいですか?そうですよね。いいなあ。美味しいですよー。僕もよだれがでます」

なんじゃそりゃ(笑)

というような経緯を辿って、我が家にやってきましたよ、土鍋IHくん。さっそく炊いてみました。いや、間違いなくうまい。お米の香りが違うし、味が違うし、歯ごたえが違う。まあ、正直、パナや象印も美味しいんだと思うけど、もう悔しくなるから知りたくない(笑)。やっぱり今までの炊飯器よりは圧力鍋で炊いたご飯のもっちりした食感に近いんだけど、圧力鍋よりふんわりしてる。うまいなあ。いくらでも食べられるなあ。体には良くないなあ。

最後に、無駄に気合いの入ったプロモ動画をどうぞ。「どうも、米です」って、あんた何ゆーてんの(笑)

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今日のひとこと(12/15)

Rubyは開発者が陽気な日本人プログラマで、親しみやすくて理解可能な詩みたいに読める。ビリー・コリンズがビル・ゲイツになったような感じだ。

ロビン・スローン「ペナンブラ氏の24時間書店」

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「楽園追放」が素敵なアニメだった

話題・・・になっているのかどうかよくわからないですけど、やたら気合いの入った劇場オリジナルフル3Dアニメ、「楽園追放」を観てきました。

この作品、テレビCMはよく見かけるようになりましたが、あんまり興味はありませんでした。あのCMではこの作品の意義やおもしろさは伝わってませんよね。

きっかけはポッドキャスト番組「そこ☆あに」で特集され、水島監督と東映アニメーションの野口プロデューサーのインタビューを聞いたこと。詳しくは「そこ☆あに」を聞いて欲しいんですが、この作品がどういう経緯でつくられたかといえば、水島監督と野口さん曰く・・・

  • 東映アニメーションさんは「プリキュア」などを通じて、3Dグラフィクスだけを用いてアニメを作れる技術基盤はできたので、これで技術検証として1本オリジナル作品を作ってみようという企画
  • 技術的な相性なども考えて、SFがよかろうということになった。実験作なので、脚本も今までとは違う人がよろしかろうと、無名に近かった虚淵玄を起用した(取りかかったのは、「まどマギ」より前のこと)
  • 制作会社のグラフィニカのスタッフにはリミテッドアニメーションの演出方法を教え、育成しながらの制作となった。今回は育成も重要な仕事。
  • 当初はもちろん「初のフルCGアニメ」を目指して作っていたが、その間に009やアルペジオに抜かれ、「やべー、やべー」と言いながら作ったが、もちろん先行作品を越えるレベルに仕上がっている。そもそも、フルCGでアニメを作れるのは日本でまだ3社しかなく(他の2つはサンジゲンとポリゴンピクチャアズ)、みんな仲間みたいなもんだけどね。

とのこと。「アニメファンなら3Dアニメの最前線を確認しにくるべきだよ」とも。

というわけで、この志の高さにいたく感じ入り、それにまあ虚淵さんならダメダメでもなかろうということで観ようかなと思っていたら、公開直後から好評であっという間にパンフも劇場販売のBDも売り切れだそうでこりゃとっとといくべきだね。

11/30(日)の新宿バルト9 19:10の回を予約して、いざ劇場へ。30分前の到着で残り座席24。客席は完全に満員でした。客層は、ハイティーンから年季の入ったおっさんまでの落ち着いたアニメファン。女性もけっこう多かった(3割ぐらい?)印象ですが、客席に浮ついた雰囲気が全くなく、「映画を観てやろう」という雰囲気。まあ、そりゃ、デートではこないでしょうけど、なんだか訓練されたオタクたちって感じでした(笑)。

さて、まずは全体の感想。うん、すげー面白いです。まさに「よくできている」という表現がぴったり。あなたの人生の1本にはならない、毒にも薬にもならないけど、まさに美酒って感じ。

それでいて、設定的にはなかなか濃いこともやってます。人間の意識が電脳上に・・・というような設定はわりとありふれていて、「攻殻機動隊」や最近はやりのMMOゲーム世界もので表現としては良く出てくるわけですが、人類が完全に肉体を捨てて、電脳上で暮らしているという設定は実はあんまりメジャーじゃないです。まあ、イーガンの「ディアスポラ」からも10年経ったし、ぼちぼち大丈夫かなーという感じで使われてますが、本質的に難しいテーマ。

この肉体を捨てた人間たちの世界「ディーバ」が、宇宙空間上のラグランジュポイントにあったり、中に生きている人達の階級が利用可能な演算リソースで決まっていたり、胎児までは肉体を持つけどその後、電子化され、最初に得た肉体は必要があれば保存しておいた遺伝子から端末として培養して利用できたり、利用後の肉体(マテリアルボディ)は自壊させるので埋めておいてね、みたいなことを言ってみたり、SF者的に濃ゆい設定がいろいろです。見所は満載。

なんか、レビューサイトで「古くさい」とか「ありきたり」とか言っている人が沢山いるんですけど、そういう人は全然そのあたりの深さが見えてないわけで、逆に言えばこういう濃いネタで「ありきたり」と思わせるのがさすがだなーという感じです。

そりゃ、ツッコミどころはいろいろあって、そもそもほとんどの人類が電子化して、「ディーバ」という1つの世界に住んでる世界で、その大量のロボットはいったい誰と戦うために作ったんだよ・・・なんて思ったりもするわけですが、そこはそれ、そこをちゃんとしたらお話が面白くなるのかといえばそんなことはないので、全然OK。まずは、ちゃんとSFしているぜってところがとても良い。そして、その濃さの加減が絶妙。

で、そのとてもよい世界観と設定の上で、作られるお話なんですが、登場人物がかなり絞り込んであります。地上からディーバに不正アクセスをしかけて「お友達になりませう」と話しかけてくるハッカーのフロンティアセッター、フロンティアセッターを捜索するためにマテリアルボディを与えられて地上に送り込まれたアンジェラちゃん(年齢不詳。ただし、マテリアルボディは他の捜査官を出し抜くために途中で培養を止めたために若干のロリ入り)、そして、アンジェラの地上でのエージェントとなるディンゴ。この3人だけです。

それぞれ、神谷浩史、釘宮理恵、三木真一郎と人気と実力を兼ね揃えた安心の配役で、しっかりと物語を楽しめます。。神谷さんはこういう感情を出さない役も上手いし(まあ、何やっても上手いけど)、三木真一郎さんもまさにぴったり。ですが、やはり釘宮さんかな。ファンは、こういうくぎゅを待っていたんじゃないですか。100分たっぷりくぎゅの声を聞いて、全国1000万人の釘宮病罹患なみなさんは存分に酩酊してください。うぉー、アンジェラかわええよ、アンジェラ。

そんなアンジェラのおしりとおっぱいだけでも3Dの価値はあるっちゃーあるんですが、ホントのところ期待するのはやはりメカでしょう。グラフィニカさんはあの板野一郎さんが所属する会社ですから、展開される映像はまさに本家板野サーカス(板野さんはモーションアドバイザーとしてクレジットされてます)。エヴァQの冒頭の軌道上の戦闘シーンが好きな人なら、あれが3倍の長さとミサイルの量(笑)を体感できると言われれば、ドキドキでしょ?いやあ、ホントに震えが止まらないぐらいに格好良かったー。

でも、こういうアクションシーンの3D化は攻殻SACで車が全部3Dになった当たりから、見慣れているといえば見慣れているわけですよ。それでも特筆するべきだというぐらいに格好いい。3Dだからというんじゃなくて、いいアニメ。気持ちいい。

特に、終盤、かなりの長さの最終決戦となります。今回、演出として、「エウレカセブン」の京田監督がクレジットされていますが、水島監督が口説き落としてこの後半パートの絵コンテをお願いしたのだとのこと。実際、どこからがそうなのかはわからないですが、それでも「おお、これは」と感じ入るシーンの連続。もうね、さすがと言うほかない。これを見せられちゃ、BD買うしかないです。毎日この10分だけ繰り返して観たいレベル。

というわけで、いつまで上映しているのかわからないし、もうすぐにBDが発売されちゃうんですが、可能ならば劇場で観ていただきたい。アニメも含めた日本映画が意外と苦手な、頭を使わずにすかっと観られるアクション作品でございます。ぜひぜひ。

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