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November 27, 2013

2013年のモータースポーツを総括する

F1のアーティクルもだいぶ書いてませんが、長い長いF1シーズンがついに終わりました。

3月に開幕して11月末までやっているんだから、長いですよねえ・・・。これで年初には来年のマシンが徐々に発表になってくるわけで、昔に比べればシーズンオフは本当に短くなりました。

では、私なりの今期のF1並びに国内モータースポーツのまとめを書きます。

Fomula 1

開幕した頃の注目点は、今期こそフェラーリはアロンソにチャンピオンを取らせるだけのマシンを用意出来たのかということでした。後は、マクラーレンを出たハミルトンは、鳴かず飛ばずのメルセデスの車に我慢できるのか(笑)。

で、結果から言えば、シーズン前半では例年に比べて「かなりまし」だったフェラーリの車は、後半にはメルセデスやロータスに劣る車になってしまい、アロンソはまたもしょっぱいマシンでランキング2位を取ったことを大絶賛されるシーズンとなってしまいました。

実際、アロンソはこれまでほとんど最速のマシンに乗ったことがないかもしれないですね。唯一の最速マシンに乗っていたシーズンはライコネンがチャンピオンを取った2007年のマクラーレンだったかもしれない。ルノーでチャンピオンを取った時も、2005年はマクラーレン、2006年はフェラーリに一歩及ばないマシーンだったと思っていたんではないでしょうか。だからこその2007年のマクラーレン移籍だったのでしょうから。

それが皮肉なことに、2007年は勝てる車がありながらハミルトンとの確執がありチャンピオンを逃し、ルノーへ復帰。2010年からはチャンピオンが取れるチームへということでフェラーリに移籍するも、4年でチャンピオンシップ2位が3回という結果に。ホントならもう2回ぐらいはチャンピオンになっていてもまったく不思議ではないドライバーですが、結局、フェラーリは09規定では一度もレッドブルと互角に戦えるマシンは用意できなかったんですね。

そして、ハミルトンを得たメルセデスは躍進の年でした。乗っただけでマシンが速くなるのがトップドライバー。理由は不明ですが、本当に一流のドライバーはそういうものです。そういう意味では、ライコネンは、「ただの速いドライバー」に過ぎないんですよね。

Super Fomula

国内トップフォーミュラは、海外戦の開催を睨んで、フォーミュラニッポンからスーパーフォーミュラへと名前が変わりました。その1年目の今年はアンドレ・ロッテラー無双。年間たった7戦(第5戦インジェは中止で、最終戦はダブルヘッダーなので6.5戦ぐらいでしょうか)しかないうちの開幕戦と最終戦をWEC出場のためにキャンセルしたにも関わらずチャンピオンに・・・危うくなってしまうところでした。そりゃいくら何でもやられすぎだろう・・・

とにかく、ロッテラーは出場したレースはすべて1位か2位という、もう信じられないような成績です。F1の様にマシンに差があるレースではベッテルのように9連勝・・・も異次元の出来事だけど、連勝はあり得ます。しかし、スーパーフォーミュラのようにワンメイクで、実際、予選タイムも毎回大接戦をしてるのにこの結果。どーゆーことなの。

最終戦、ロッテラーが欠場するなか、ランキング3位(ちなみに2位もWEC掛け持ちのデュバル。なんということだ・・・)の山本尚貴が、「ダブルヘッダーの両方でポールポジションの2点を取った上で、優勝+3位以上」という「そりゃいくらなんでもムリだろう」という条件を勝ち取ってのチャンピオン奪還で、意地を見せましたが、実質のチャンピオンはロッテラーといっても誰も文句は言わないでしょう。山本はすごくがんばって素晴らしいけどね。

いや、もうね、最終戦セカンドレースで小暮が山本を抜いて3位に落ちた場面とか、超興奮したもん。小暮はわかっていて、「これ抜いても山本はまだチャンピオンだよね?と思いながらめちゃめちゃ気を遣って抜いた」ってインタビューで言ってましたが、一方の山本は自分の順位を把握してなくて、ガンガンに取り返しに行こうとするんだもの。テレビの前で「チームが無線で『争うな!』って言ってあげないと!何やってるんだよ!!」と大絶叫しました。あー、心臓に悪い!

それにしても、ここのところ若い力として台頭してきていた伊沢、平手、塚越らが安定した成績を上げられず、本来でいえばロッテラーと同じ車に乗っている一貴が悠々とチャンピオン連覇でも良いはずなのに2勝しながら4位に終わっていて、優勝できなかったインパルの2人が5位、6位を占めて伊沢が7位というのは、接戦を表しているとはいえ、寂しさもある結果。

ホンダが再来年からのF1復帰を決めて、近い将来の日本人F1ドライバーの復活を期待する声は当然上がるはずなんですが、ちょっと今のSFのメンツからはそれが見えてこないのが現状です。ホンダのドライバーである山本はこれで候補に名乗りを上げることになりますが、少なくとも中嶋一貴は蹴散らしてくれないと推せないなあ。

Super GT

スーパーGTは毎度のことながら「観て面白いレース」が繰り広げられました。09規定最後の年ということもあり、どこが速いということも結局なかったのかなと。チャンピオンはセルモが取りましたが、実はセルモが挙げた得点は惜しくも2位に終わった去年より少ない。去年までのモーラ+GTR+ミシュランの猛攻は影を潜め、大混戦でした。なんせ、今年も絶不調を極めてるARTAが、菅生では前の車が次々に吹っ飛んでひょっこり勝ってしまうぐらいの混戦ぶりでした(笑)

GT300は混戦というよりも、混乱。ハイブリッド、具体的にはCRZが本気を見せたせいでJAF勢とGT3勢の性能調整が困難になってしまいました。なんだかんだいってGT3の中でのBOPは極端な問題はなかったようなので、結局は、CRZをJAF-GT300規定の中でコントロールするのか、できるのかどうかという、そういうことに振り回された結果です。来年、これ、どうしますかねえ・・・・

来年は・・・

2015年はこの3つのカテゴリーすべてでマシンが変わります。F1は空力規定はさほど変わらないものの車体も変わるし、何よりエンジンが全く変わる。「今までのエンジンでは走りきることができないような燃料量で、直噴と高効率ターボそして回生技術をうまく使って、一番速くゴールにたどり着く」という、ある意味「ドライバーの運転技術って何?」というようなレースになります(笑)。ただし、F1はドライバーのレースであるとともに技術のレースでもありますから(だからこそ、F1は他のレースに比べて圧倒的に金食い虫なのです)、こりゃあもう、楽しみです。誰がどんなことを考えてくるのか、3月はアイデア祭りになることでしょう

SFやSGTもエンジンとマシンが同時に変わります。エンジンは両者に共通した直噴ターボエンジン。他のカテゴリーへの転用や、量産車へのフィードバックまで含めて夢が広がる日本3大メーカーの共通フォーマット。これはこれで、いろいろな夢を含んだプロジェクトです。車体はSFはダラーラ製の軽量マシンへチェンジ。現行のスイフト製シャシーも、ダウンフォースを空力に頼りすぎない、大重量+ウィングカーという魅力のあるフォーマットではあったと思いますが、もっときびきびと動くマシンになるのも楽しみではあります。

GT500はいろいろと問題をはらみながらもDTMと共通化の動きがあり、少なくとも見た目はDTMマシンになります。当初は所詮、「ジャパンなんちゃってDTM」でいくことになってしまうのでしょうけど、新車の写真はそれなりに格好いい。個人的には車を同じにするならレースももっと近くしてもいい(例えば、レース距離はDTM並の2レース制で、2レースでドライバー交代するのとかでもいいと思う)とは思いますが、どんどんと試行錯誤してもらいたいですね

例年になく、来期の情報が楽しみなシーズンオフ。F1の開幕までは2ヶ月ほどしかありませんが、ある意味一番楽しみな時期でもあります。フォーミュラEも始まるし、来年も楽しみですね

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